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- 2026年1月25日
30位~11位へ
歴代名作洋画ランキング30位~21位!まだ観てない?要チェック!
30位 【真夜中のカーボーイ】

原題:Midnight Cowboy(レビュー記事へ)
公開年:1969年(第42回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:113分
製作国:アメリカ
監督:ジョン・シュレシンジャー
キャスト:ジョン・ボイト、ダスティン・ホフマン他
同年ノミネート:【明日に向って撃て!】、【Z】他
1960年代後半から1970年代頃までにハリウッドで製作された、主に主人公の壮絶な死によって幕を閉じる反体制的な若者を中心とした作品群「アメリカン・ニューシネマ」の代表的映画。
セックス・暴力・ドラッグ・無気力で夢見がちで破滅的な若者・突如終わりを迎える人生…なんだったんでしょうねこのムーヴメントは。
同じくアメリカン・ニューシネマの代表作に【イージー・ライダー】がありますよね。
私はかつてこの作品に込められた意味を必死に読み解こうとして逆に疲弊し、視聴を断念したことがあります。
今思えば笑ってしまいますけども…意味やテーマなんてそんなもん、当時アメリカン・ニューシネマに熱狂していた若者達に訊ねたところで、「はあ?意味?そんなもんねーよ。セックスサイコードラッグサイコー」と鼻で笑われていたことでしょう。
ただ昔は何とも思ってなかったんですけど、2017年に同性愛について描いた映画【ムーンライト】がオスカーを受賞した今だからこそ考えてしまうのは、【真夜中のカーボーイ】のラッツォ(ダスティン・ホフマン)とジョー(ジョン・ボイト)も、やっぱり友情ではなく愛情で繋がっていたのかしらということ。
そうだったと仮定して、もっと直接的に(【ムーンライト】のように)パートナー関係が映像化されていたとすると、1969年に同姓愛者を描いたこの映画がオスカーを獲れていたのかどうかが興味深いです。
参考アメリカン・ニューシネマ=1960年代後半から1970年代頃までにハリウッドで製作された、主に主人公の壮絶な死によって幕を閉じる反体制的な若者を中心とした作品群
30位 【グラディエーター】

原題:Gladiator(レビュー記事へ)
公開年:2000年(第73回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:155分(完全版172分)
製作国:アメリカ
監督:リドリー・スコット
キャスト:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス他
同年ノミネート:【エリン・ブロコビッチ】、【グリーン・デスティニー】他
帝政ローマ帝国時代、皇太子の策謀によって妻子を惨殺され奴隷の身分となった元ローマ軍将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)が、皇太子への復讐を誓い剣闘士として闘い名を上げてゆくヒーローアクション。
妻子の処刑の描写がもうホント衝撃。
妻子を弔いそのまま悲しみに暮れて死んでしまおうかというマキシマスに、「生きろ、死ぬな」と声を掛ける黒人奴隷ジュバ(ジャイモン・フンスー)が、まるで【ベン・ハー】で瀕死のベン・ハーに何度も手を差し伸べるイエス・キリストのよう。
正しき者には神が舞い降ります。
29位 【我が家の楽園】

原題:You Can’t Take It With You(レビュー記事へ)
公開年:1938年(第11回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:126分
製作国:アメリカ
監督:フランク・キャプラ
キャスト:ジェームズ・ステュアート、エドワード・アーノルド他
同年ノミネート:【ロビンフッドの冒険】、【黒蘭の女】他
実にフランク・キャプラ監督っぽいコメディタッチの心温まるヒューマンドラマ。
オチや内容はちょっと1949年の【素晴らしき哉、人生!】と被る部分もあるにはありますが、それもフランク・キャプラ監督の特色。ラスト数分で涙が溢れる作風は【我が家の楽園】から健在です。
28位 【フォレスト・ガンプ/一期一会】

原題:Forrest Gump(レビュー記事へ)
公開年:1994年(第67回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:142分
製作国:アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス
キャスト:トム・ハンクス、サリー・フィールド他
同年ノミネート:【パルプ・フィクション】、【ショーシャンクの空に】他
よく見てみると、同年のノミネート作品に【パルプ・フィクション】と【ショーシャンクの空に】が名を連ねています。強豪相手に大勝利ですね。近年やたら【ショーシャンクの空に】が推されているので、もっぺん投票とかしたらひっくり返るかも分かりません。個人的には【パルプ・フィクション】推しですけど。
この前年に【フィラデルフィア】で、そして翌年この【フォレスト・ガンプ/一期一会】で、2年連続アカデミー主演男優賞を受賞するという快挙を成し遂げたトム・ハンクスは、今や「名優」の名を欲しいままにしています。
頭は弱いけど純真無垢なフォレスト・ガンプのサクセス・ストーリーは私達の一般的な感覚とは程遠く、まるでお伽話の絵本をめくるようにメルヘンチックに描かれます。
26位 【シカゴ】

原題:Chicago(レビュー記事へ)
公開年:2002年(第75回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:113分
製作国:アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
キャスト:レネー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ他
同年ノミネート:【ギャング・オブ・ニューヨーク】、【戦場のピアニスト】他
「この街では、銃弾一発で有名になれる」
この映画には突発的に不倫相手を殺害し刑に服すサエない(自称)舞台女優ロキシー(レネー・ゼルウィガー)を筆頭に、人を殺しておいて自分は全然悪くねーよと主張しまくり、それどころか殺人すら糧に這い上がろうとする恐ろしい女性がたくさん出てきます。
さらに恐ろしいのはそんな女性を利用しようとする悪徳(?)弁護士。
その上を行くのは対象が殺人者であろうが守銭奴であろうが流行に熱狂し、熱が冷めればあっという間に去ってしまって見向きもしない「大衆」。
…いやとどの詰まりは、その食物連鎖の頂点にある「大衆」の興味をなりふり構わず利用したロキシーとヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の勝利か。
26位 【フレンチ・コネクション】

原題:The French Connection(レビュー記事へ)
公開年:1971年(第44回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:104分
製作国:アメリカ
監督:ウィリアム・フリードキン
キャスト:ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー他
同年ノミネート:【時計じかけのオレンジ】、【屋根の上のバイオリン弾き】他
若きジーン・ハックマンの魅力が浴びるほど詰め込まれた映画。頑固で粗野な主人公ポパイ(ジーン・ハックマン)に対して、相棒クラウディ(ロイ・シャイダー)は知的で冷静というコンビのバランスも実にファンタスティック。
犯人確保に熱くなっちゃったポパイが市民の危険も顧みず、真っ昼間の交通量半端ないストリートを爆走するカーチェイスの場面が有名。
CG映像では味わえない「アワワ感」が堪能できます。
25位 【ドライビング Miss デイジー】

2011年の【人生はビギナーズ】でクリストファー・プラマーが82歳で助演男優賞を受賞するまで、アカデミー賞演技部門の最高受賞年齢は【ドライビング Miss デイジー】でジェシカ・タンディが主演女優賞を獲得した80歳でした。
80歳前後でよくこんな風に嫌味な婆さんを演じられるもんですね。
嫌味な婆さんが人格者との心の交流を通して角が取れて丸くなっていくお話かと思いきや、まったく角なんて取れません。なんやったら最後にはちょっとボケてきて嫌味に磨きがかかってる。
婆さん自身は何も変わらずただ年齢を重ねただけなのに、鑑賞後婆さんに対する気持ちを自分に問いかけてみると、すごく優しいものに変わっていることに気付けます。
24位 【レインマン】

原題:Rain Man(レビュー記事へ)
公開年:1988年(第61回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:134分
製作国:アメリカ
監督:バリー・レヴィンソン
キャスト:ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ他
同年ノミネート:【ワーキング・ガール】、【危険な関係】他
突然現れたサヴァン症候群の兄(ダスティン・ホフマン)と、金にがめついイケメンの弟(トム・クルーズ)が次第に心を通わせていくロードムービー。
話題になった公開当時、タイトルだけ見て「雨が降るお話なんやなあ~…」と勝手に思い込んでいた私。
雨なんか全然関係ないし。
タイトルの由来は本編で明かされます。「明かされる」というか、弟が「気付く」のですが、その瞬間は三流謎解きミステリーの謎が解けた瞬間よりもよっぽど感動します。
23位 【ディア・ハンター】

原題:The Deer Hunter(レビュー記事へ)
公開年:1978年(第51回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:183分
製作国:アメリカ
監督:マイケル・チミノ
キャスト:ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン他
同年ノミネート:【帰郷】、【結婚しない女】他
ベトナム戦争を描いた映画として1986年の【プラトーン】と並び称される作品。
【プラトーン】と決定的に違うのは「戦闘シーンがほぼない」こと。
クローズアップされるのは戦闘そのものではなく、戦争に行ったことで「変わってしまった者」と、戦争には行かず「変わらない者」の隔たり。
無事生きて帰って来られたにも関わらず双方の溝は深く、特に「変わってしまった者」にとっては「変わらない者」とは一生共有できない傷を抱えて孤独に生きていかなければならない現実が待っています。
この角度から戦争の惨さを訴えることもできるのかと思わずうなる秀作。
21位 【西部戦線異状なし】

原題:All Quiet on the Western Front(レビュー記事へ)
公開年:1930年(第3回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:136分
製作国:アメリカ
監督:ルイス・マイルストン
キャスト:リュー・エアーズ、ウィリアム・ベイクウェル他
同年ノミネート:【ビッグ・ハウス】、【ラヴ・パレイド】他
原作こそドイツ人作家エーリヒ・マリア・レマルクの著書「西部戦線異状なし」ではあるものの、映画としては「ドイツ側から見た第一次世界大戦をアメリカが製作する」という異色の作品。
大人達から「祖国のために戦うことの尊さ」を解かれ盲目的に志願し、あれよあれよと激戦地に送られた若き兵士達の運命を、徹底的にリアルに描き出します。
全人類がせめて一生に一度は観るべき、といえるほどの名画。
21位 【アパートの鍵貸します】

原題:The Apartment(レビュー記事へ)
公開年:1960年(第33回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:120分
製作国:アメリカ
監督:ビリー・ワイルダー
キャスト:ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン他
同年ノミネート:【アラモ】、【息子と恋人】他
上層部への「口添え」を条件に、複数の上司にたびたび自宅を提供している独身銀行員のバド(ジャック・レモン)。
日替わりで鍵を借りたがる上司達のお陰で自宅はすっかり人気ラブホテル状態。やっと今夜の「客」が出て行ったと思ったら、「いい女をお持ち帰りできそうだ!今すぐ部屋を空けてくれ!」と別の上司からの電話が鳴り響き、住人のバドがホッと一息つく暇もありゃしません。
巨匠ビリー・ワイルダーの単なるコメディに終わらない不朽の名作。「笑ってお終い」ではなく含蓄に富みなんとも言えない哀愁が漂ってます。
歴代名作洋画ランキング20位~11位!ここから上位はハズレなし
19位 【羊たちの沈黙】

原題:The Silence of the Lambs(レビュー記事へ)
公開年:1991年(第64回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:118分
製作国:アメリカ
監督:ジョナサン・デミ
キャスト:アンソニー・ホプキンス、ジョディ・フォスター他
同年ノミネート:【美女と野獣】、【JFK】他
はいここから上位はもう観たことはなくてもタイトルくらいは聞いたことあるでしょって作品ばかりになってきます、やっぱり、どうしてもね。
後に何本もシリーズ化されるほどの人気ダーク・ヒーローとなったハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)が最初に映像化された作品。
連続凶悪殺人犯を追うFBI訓練生クラリス(ジョディ・フォスター)に力を貸すのは、元精神科医でこちらも凶悪殺人事件を起こし精神病棟に拘束されているレクター博士。
連続殺人犯VS天才殺人鬼の構図に不謹慎にも胸躍ってしまいますが、最初からレクター博士の興味が注がれるのは小物の連続殺人犯などではなく、幼い頃のトラウマと戦いながら遮二無二誰かを救おうとしているクラリスにのみ。
檻の中から差し出した書類をクラリスが受け取る時、彼女にだけ聞こえるように耳元で何やら囁き一瞬だけ手が触れ合うカットが、こんな場面にそぐわないけど何ともエロティックに感じられます。
19位 【波止場】

原題:On the Waterfront(レビュー記事へ)
公開年:1954年(第27回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:108分
製作国:アメリカ
監督:エリア・カザン
キャスト:マーロン・ブランド、リー・J・コッブ他
同年ノミネート:【掠奪された七人の花嫁】、【喝采】他
この90ランキングの内、もっとも主観が顕れてる映画やと思ってます。
私の評価(だけ)高すぎ。
でも全然後悔はないですよ。マーロン・ブランドの魅力を堪能するという意味だけでも一度は観ることをおすすめします。
社会派テーマに強いエリア・カザン監督の演出も、リー・J・コッブやロッド・スタイガーを始めとする脇を固める俳優陣の演技も素晴らしいのですが、敢えて私の評価を下げている要因を挙げるとするならヒロイン。
残念ながらヒロインのエヴァ・マリー・セイントがパッとしません。目の覚めるような美女でもないし存在感や個性が際立つわけでもないし、増してやマーロン・ブランドの恋人役としては地味すぎ。
惜っしいなあ~。
17位 【ディパーテッド】

原題:The Departed(レビュー記事へ)
公開年:2006年(第79回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:150分
製作国:アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
キャスト:ジャック・ニコルソン、レオナルド・ディカプリオ他
同年ノミネート:【リトル・ミス・サンシャイン】、【硫黄島からの手紙】他
香港映画【インファナル・アフェア】のリメイク作品。
華麗な経歴を持つ秀才ギャングがエリート警察官(マット・デイモン)になり、親類縁者にお尋ね者が多い新米警察官(レオナルド・ディカプリオ)がギャング団へ潜入し、お互いがお互いの内通者を探し合うという、設定だけでもすんごいワクワクしてしまう映画。
そこへギャング団のラスボスとして怪優ジャック・ニコルソンが絡んでくるもんだからもうチェケラッチョしかないでしょ。全編を彩るスタイリッシュな音楽も必聴。
17位 【夜の大捜査線】

原題:In the Heat of the Night(レビュー記事へ)
公開年:1967年(第40回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:109分
製作国:アメリカ
監督:ノーマン・ジュイソン
キャスト:シドニー・ポワチエ、ロッド・スタイガー他
同年ノミネート:【俺たちに明日はない】、【卒業】他
殺人犯を捜索する通常のポリスアクションに、根強く残る人種差別を絡めた名作。
大した特異性もない誰にでも起こりうる動機を持ってなされた殺人事件を、黒人差別の激しい土地で黒人刑事が捜査しようとすると、白人が捜査するのとは全く違った諸問題が次から次へと降りかかり、ここまでややこしくなってしまいます。
表向きは協力的でもチクチクと差別的発言を繰り返す警察署の面々、品物の提供を拒否する食堂の店主、大胆に殺しにかかってくるチンピラ達…黒人でなくとも怒りに震え、「見とけよお前ら!」って気分になること請け合い。
16位 【ノーカントリー】

原題:No Country for Old Men(レビュー記事へ)
公開年:2007年(第80回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:122分
製作国:アメリカ
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
キャスト:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム他
同年ノミネート:【ゼア・ウィル・ビー・ブラッド】、【つぐない】他
コーエン兄弟のこのコミカルなバイオレンス・アクション(変な言葉)は一体なんなんでしょう。新たなジャンルとして確立されてもいいような…。
アメリカとメキシコの国境地帯で麻薬取引を巡る組織のイザコザが起こって双方全滅。偶然残った大金を手にして逃亡する男(ジョシュ・ブローリン)と、それを追う組織に雇われた殺し屋(ハビエル・バルデム)、さらにこの抗争を追う引退目前の保安官(トミー・リー・ジョーンズ)、三者の視点での逃走・追跡劇です。
家畜屠殺用の強力な武器を隠すことなく小脇にぶら下げ、のっしりのっしりと獲物を追ってくる殺し屋の不気味さといったらないです。明らかに言動とか目線とかおかしいんで、こんな人が往来を歩いていたらすぐさまその場を離れ110番通報しましょう。
14位 【ベン・ハー】

意外にも「映画.com」と「filmarks」の評価が4.0を切っていました。評価が低めである理由は絶対私と同じやと思いますね。
親友の裏切りに遭い復讐を誓ったベン・ハーの「悲劇のヒーロー」度、そのベン・ハーに扮したチャールトン・ヘストンのこれ以上ないくらいにハマってる紀元前感、撮影に数か月も要したといわれるCG一切なしでの迫力満点の戦車競走、登場人物はもとより数千人にものぼるエキストラの見事な衣装、細部にまでこだわりが見られる舞台セットや小道具、ストーリーのスケール感。
どれを取っても申し分ない映画なのに、玉にキズなのがちょいちょい絡んでくるイエス・キリスト。
絶対これのせいで日本での評価落としてると思うわ。
すごく有難~く神々しく描かれるんですけど、日本人の感覚ではちょっとキリストの凄さって分かりづらいですもん。
だって日本で言うたら困ってたら仏様が助けに来てくれるってことでしょ?
「蜘蛛の糸」で釈迦がカンダタに手を差し伸べたみたいに?
ないない~!(罰当たり)
14位 【カサブランカ】

原題:Casablanca(レビュー記事へ)
公開年:1943年(第16回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:102分
製作国:アメリカ
監督:マイケル・カーティス
キャスト:ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン他
同年ノミネート:【誰が為に鐘は鳴る】、【牛泥棒】他
【ミニヴァー夫人】同様、第二次世界大戦中にいくつも製作されたプロパガンダ映画の一つ。内容より「君の瞳に乾杯」というセリフが一人歩きして死ぬほど有名になってます。
アメリカへの亡命を夢みる人々でごった返すフランス領モロッコの都市カサブランカの酒場「カフェ・アメリカン」を舞台に繰り広げられる人間模様。
内容が少々複雑で、時代背景や国際事情による登場人物の立場と役割が分かっていないと、ただのラブストーリーとして観るにしても理解するのが難しいかも。
ハンフリー・ボガートとクロード・レインズの奇妙な友情とかね。
12位 【クレイマー、クレイマー】

原題:Kramer vs. Kramer(レビュー記事へ)
公開年:1979年(第52回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:105分
製作国:アメリカ
監督:ロバート・ベントン
キャスト:ダスティン・ホフマン、メリス・ストリープ他
同年ノミネート:【地獄の黙示録】、【オール・ザット・ジャズ】他
今や日本も当時のアメリカと同じくらいの離婚率を誇ってしまっていますが、かつて「離婚大国」と呼ばれたアメリカの離婚による諸問題について切り込んだ作品。
ある日突然幼い子供と夫を置いて出て行った妻(メリス・ストリープ)。仕事一本だった夫(ダスティン・ホフマン)は生活が一変するが、それによって子供(ジャスティン・ヘンリー)と過ごす時間と絆を取り戻す。
父と子、二人の生活が順調になって行く中、法廷でのなりふり構わない「子供争奪戦」には吐き気すら覚えます。子供を手元に置きたいと譲らなかった妻メリル・ストリープが、最終的には「母」であってくれたことに安堵。
12位 【ロッキー】

原題:ROCKY(レビュー記事へ)
公開年:1976年(第49回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:119分
製作国:アメリカ
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
キャスト:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア他
同年ノミネート:【タクシードライバー】、【大統領の陰謀】他
かっこよかったですねえ~若きシルヴェスター・スタローン。
実力はあるのにロクに努力をすることもなく、チンピラまがいの自堕落な生活を送っていたロッキー(シルヴェスター・スタローン)に、ひょんなことから世界タイトルマッチの話が転がり込んでくる。夢のような話に興奮を隠せず、恥を忍んで一緒に夢を見させてくれと頼みこむジムの老トレーナー、ミッキー(バージェス・メレディス)の姿に心打たれます。
何作も続編が製作されている「「ロッキーシリーズ」」ですが、私はこの【ロッキー】が断然お気に入りです。【ロッキー4】から後はもう「同じ登場人物が出てるパラレル・ワールド」として捉えた方がいいかも。
11位 【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還】

原題:The Lord of the Rings: The Return of the King(レビュー記事へ)
公開年:2003年(第76回アカデミー最優秀作品賞受賞作)
上映時間:201分(スペシャル・エクステンデッド・エディション250分)
製作国:ニュージーランド、アメリカ
監督:ピーター・ジャクソン
キャスト:イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン他
同年ノミネート:【ロスト・イン・トランスレーション】、【シービスケット】他
三部作で完成される「ロード・オブ・ザ・リングシリーズ」の完結編。
第一作目の【ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間】、第二作目の【ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔】、いずれも公開年にノミネートはされていますが、最優秀作品賞を受賞したのはこの【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還】のみです。
三部作全部で683分(エクステンデッド版)…683分てことは…11時間23分!!1日で観るのちょっとしんどい!連休とかにぶっ通しで観てみたい!!
原作はイギリスの作家J・R・R・トールキンの小説「指輪物語」。ピーター・ジャクソン監督が7年もかけて製作した悲願の超大作。
勇者、魔法使い、妖精、お姫様、ドラゴン他奇妙な生き物、絶対勝てない巨大な敵…、ファンタジーのファンタジーたる要素が余すところなくぶっこまれたファンタジー映画の最高峰。
「アカデミー最優秀作品賞受賞作」って言われるとなんとなく違和感ありますけど、他の受賞作に比して娯楽性だけはぶっちぎってます。RPGが好きな人はかなりの確率でハマるでしょう。
私は職業選べるなら灰色のガンダルフ(イアン・マッケラン)になりたい。
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