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【カッコーの巣の上で】タイトルの意味は?評価は高いけど超難解!

愛しのジャック・ニコルソン シリアス
 20秒で読める概要とあらすじ

1975年/アメリカ/原作:ケン・キージー/監督:ミロス・フォアマン/出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、クリストファー・ロイド、ダニー・デヴィート、ウィル・サンプソン/第48回アカデミー作品・監督・主演男優・主演女優・脚色賞受賞

刑務所の労働を怠けたいがために精神異常者を装っていたランドル・パトリック・マクマーフィは精神病院へ送られる。病院に制御される怠惰な日々を嫌い好き勝手に振る舞うマクマーフィの行動は、やがて他の患者達にも変化をもたらす。

※このブログはネタバレしようがしまいが気にせずただ映画について書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

バスケをする患者たち

©One Flew Over the Cuckoo’s Nest/カッコーの巣の上でより引用

好きなんです。

【カッコーの巣の上で】、この時のジャック・ニコルッッスンが一番好きです。

 

このジャックにだけは大好きなジーン・ハックマンマーロン・ブランドも遠く及びません。
前科者でもヒモでもなんでもいいから一生傍にいてくださいと何度も思いました。(プロポーズ)

 

【カッコーの巣の上で】に全然ラブロマンスの要素はないのにいつも彼氏が映画に出てるような気分で観てるので心拍数は徹頭徹尾バクバクです。

従いまして普段よりさらに壊滅的な文章になること請け合いですが、そこは恋したあの頃を思い出してご容赦ください。

 

「文章おかしいぞ…あーそうか、コイツは今恋をしているのか…」

 

…と。

 

 

「カッコーの巣」? 鳥なんか一切出てこんけど?

第48回アカデミー賞で5部門を獲得した珠玉の名作。

タイトルの意味が理解できず歯がゆい思いをしてましたがそれは万人に於いて同じようで、解説サイトや考察ブログが沢山あります。

 

でも私は英語もマザーグースも分かんないんで必殺wiki引用~。

原題は最後にチーフという名の患者が一人 (One) で自由を求めて、cuckoo=crazy、つまり精神病を患う人の集まる精神病院 (the cuckoo’s nest) から飛び出して脱出する (flew over) ことを象徴しており、もともとの由来はマザー・グースの詩である。
またカッコーの巣(cuckoo’s nest)は、「精神病院」の蔑称のひとつである。

出典:Wikipedia

なるほど、「カッコー」が「crazy」で「カッコーの巣」が「精神病院」やったとは。

こんな言葉遊びも容易に分からないなんて…

 

ガッデム言葉の壁。

 

 

 

風変わりな男が収監され「カッコーの巣」は変わっていく

日々安穏と同じ時間に同じ日課を繰り返し刺激を一切与えられない『カッコーの巣』に、ある日精神異常を装って刑務所での労働を行わない囚人マクマーフィが収監入院させられます。

刑務所での労働を逃れられ、したり顔でちょっとテンション高めのマクマーフィ。
かわいい。

 

しかし彼が『カッコーの巣』で見たものは刑務所以上に不可解な世界でした。

以下、『カッコーの巣』に収監入院してる個性豊かな面々。

「カッコーの巣」の患者たち

©One Flew Over the Cuckoo’s Nest/カッコーの巣の上でより引用

●ハーディング(ウィリアム・レッドフィールド)…夫婦生活で悩む人
●ビリー(ブラッド・ドゥーリフ)…天パるとどもっちゃう人
●テイバー(クリストファー・ロイド)…躁鬱症?ぽい感じの人
●マティーニ(ダニー・デヴィート)…いつもニヤニヤしてる人
●チェズウィック(シドニー・ラシック)…子供の心を持った人
●チーフ(ウィル・サンプソン)…ろうあのインディアン

 

息が詰まりそうな規則だらけの毎日

ガチガチに決められた規則の中で、みんな不満も疑問もなく日々を過ごしています。


金網・鉄柵・南京錠だらけの病室。
毎日の薬の配給。
毎日のレクリエーション。
毎日のグラウンドでの自由時間。
毎日決まった時間に就寝。
数日ごとにバスで病院外ヘ。
たまにプールで運動。


仕方ないの?
精神病院ってこうしないとあかんの?
患者同士で傷つけあったり、医師や看護師に危害を加えることもあるかも知れないから?

 

現代はこんなんではないみたいですけど、当時はこういった精神病院の在り方にも相当議論がなされたようです。

看護婦と口論になるマクマーフィ

©One Flew Over the Cuckoo’s Nest/カッコーの巣の上でより引用

 

患者達はちゃんと感情も表情も持っている

そんな生活を入院当初はちょっとだけ静観してみるマクマーフィ。
イカす。

しかしすぐに彼は本領発揮します。

 

無茶苦茶なんですけど…

そりゃ犯罪者ですし、学もなく品もなく女が好きで真面目に働く勤勉さもない世間のはみ出し者ではあるんですけど…

 

でも彼と接してロボットのように日々を過ごしていた他の患者達の表情がみるみる生き生きと輝き出す過程は、彼が間違いなく「何か」を持っていると思わざるを得ません。

 

 

だからこそ長い間病院中をあざむいていたインディアンのチーフも、彼にだけは秘密を打ち明け心を許します。

このチーフ、「ただならぬ存在感出すキーパーソンじゃん」って思ったら、原作では主人公なんですね。

 

…そりゃ存在感半端ないわ。

 

そしてついに行動を起こす

チーフと脱獄を企てるマクマーフィ

©One Flew Over the Cuckoo’s Nest/カッコーの巣の上でより引用

チーフ
俺はお前みたいにでっかくないから…

大男のチーフがマクマーフィに病院の脱出を誘われた時に自嘲気味にこんな事を言います。

この時、泣いてないけどなんだかチーフが泣いているような気がして、一瞬すごい哀しい気持ちになりますが、間髪入れずに放たれるマクマーフィのセリフでそんな気持ちは吹き飛びます。

 

マクマーフィ
ははっ!でっかい体して何言ってんだ!やるぞ!

 

…こーゆー人、現実にもいますよね。

 

無神経な訳ではなくて、「何細かいこと気にしてんねん!」って言って、自分のちっさい世界観を一瞬で変えてくれる人

本人は全然意識してないのに、こーゆー人種に救われる人って多いと思います。

 

でっかい男マクマーフィがこの映画の中で何を見、何を変えたか、それが一体正しかったのか間違っていたのか…

重いテーマであるが故に何度も何度も繰り返し観たくなる名作です。

マクマーフィを抱いて涙を流すチーフ

©One Flew Over the Cuckoo’s Nest/カッコーの巣の上でより引用

 

 

書かせてちょーだいジャック胸キュンポイント

最後にジャック・ニコルソンの胸キュンポイント(なんじゃそら)をもう一個だけ。

ジャック・ニコルソン胸キュンポイント

©One Flew Over the Cuckoo’s Nest/カッコーの巣の上でより引用

↑これです。

この、右肩んトコ。

 

私最初、病院の計器か何か付けられてるのかと思ってたら、タバコなんです。

 

当時こんなファッションが流行ってたのかどうか、残念ながらジャックより数十年もあとに生まれてしまった私はよく知らないのですが…

Tシャツの袖に荒っぽく巻き付けられている四角いタバコの箱にただならぬ男の色気を感じます。(変なツボ)

後半は舞台が冬になってしまって普通に上着のポケットにタバコ入れたりしてるんですけどね。

 

朱縫shuhou
ジャックの袖に巻き付けられて気が向いた時に吸うだけ吸われて捨てられる彼専用のタバコになってしまいたい…

 

意味が分からん?

そうそれが

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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