1980年/アメリカ/監督:スタンリー・キューブリック/出演:ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイド、スキャットマン・クローザース、バリー・ネルソン、フィリップ・ストーン、ジョー・ターケル
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!
原作小説の作者は「キャリー」、「スタンド・バイ・ミー(恐怖の四季)」、「グリーンマイル」のスティーヴン・キング。
監督は【博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか】、【2001年宇宙の旅】、【時計じかけのオレンジ】のスタンリー・キューブリック。
1964年/アメリカ、イギリス/監督:スタンリー・キューブリック/出演:ピーター・セラーズ、ジョージ・C・スコット、スターリング・ヘイドン、スリム・ピケンズ、キーナン・ウィン、ピーター・ブル注※このサイトは映画のネタバレしよ[…]
1968年/アメリカ/監督:スタンリー・キューブリック/出演:キア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルベスター、ダグラス・レイン/第41回アカデミー特殊効果賞受賞注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが[…]
1962年/アメリカ/監督:スタンリー・キューブリック/出演:マルコム・マウダウェル、ウォーレン・クラーク、ジェームズ・マーカス、パトリック・マギー、エイドリアン・コリ、スティーヴン・バーコフ、マイケル・ベイツ注※このサイト[…]
主演は【チャイナタウン】、【カッコーの巣の上で】、【バットマン(1989)】のジャック・ニコルソン。
1974年/アメリカ/監督:ロマン・ポランスキー/出演:ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン、バート・ヤング、ダイアン・ラッド、ペリー・ロペス、ジョン・ヒラーマン、ダレル・ツワーリング、ロマン・ポランスキー[…]
1975年/アメリカ/原作:ケン・キージー/監督:ミロス・フォアマン/出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、クリストファー・ロイド、ダニー・デヴィート、ウィル・サンプソン、ウィリアム・レッドフィールド、ブラッド・ドゥー[…]
1989年/アメリカ/監督:ティム・バートン/出演:マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガー、ロバート・ウール、ジャック・パランス、マイケル・ガフ/第62回アカデミー美術賞受賞注※このサイトは映画のネタバ[…]
映画に携わった主要人物を見ただけでもアクが強すぎて絶対融合しないんじゃない?って予想がつきそうなもんですけど、案の定、小説の内容とかけ離れた映画を撮ったスタンリー・キューブリックに対してスティーヴン・キングが後々まで(現在も)ブチギレ続けていることで知られる名作。
しかしね、スティーヴン・キングさん。
そりゃ実際この映画の仕上がりを観ると原作者のあなたがブチギレるのも分からなくもないけど、スタンリー・キューブリックとジャック・ニコルソンのお陰で作品自体が決定的に有名になったことは間違いないのでそこは矛 を収めてちょうだいよ。
私があなたの名誉のために(?)映画と原作の違いを書き残しておくからさあ(頼んでない)。
原作とはまったく別物になってしまっているけどそれはそれとして映画単品でも高い評価と支持を得ているモダンホラーの傑作、【シャイニング(1980)】です。
映画【シャイニング(1980)】のあらすじザックリ
考察/原作小説との違い
前述の通り、【シャイニング(1980)】はモダンホラーの巨匠スティーヴン・キングの小説「シャイニング」が原作。
しかし映画は事の発端からエンディングに至るまで、「主人公ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)が妻のウェンディ(シェリー・デュヴァル)と息子のダニー(ダニー・ロイド)を伴って、雪深い山の頂にある“オーバールック・ホテル”で小説を書きながら住み込みの管理人としてひと冬を過ごす」という基本設定以外は完全にスタンリー・キューブリック色に染められてしまっています。
と言っても私は映画に対して否定的な訳ではありません。さりとて小説派でもなく、強いて言うなら「どっちもおすすめ」派。
普通はこれだけ原作と映画の内容がかけ離れているとどちらか一方に支持が偏ったりするものですけど、「シャイニング」は私に限らず原作も映画も両方高く評価されている珍しい作品です。
別の物語のようになってしまっているにもかかわらず、自 ずとどちらも“モダンホラー・シャイニング”として認識できてしまう不思議。
さてでは早速、その不思議を紐解いて行きましょう。
その前にたった今頭をかすめた素朴な疑問なんですけど、そもそもスタンリー・キューブリックって原作小説ちゃんと読んでるんですかね?まさかの流し読み?なんでまた脚本に起こす時に(脚本はスタンリー・キューブリックと小説家のダイアン・ジョンソン)これほどまでに主要人物の性質や物語の大筋を変えてしまったのでしょうか。
謎の脳回路。
考察①家族思いのジャック
映画では小説を書くこと、家族を養うこと、そして何よりアルコール依存症の自分への重圧に押しつぶされて気が触れてしまった狂人のように描かれるジャック・トランスは、小説では「オーバールック・ホテル」に操られる形で別人へと変貌していきます。
映画のジャックが、例えばこの「オーバールック・ホテル」でなく他の閉鎖された空間に家族3人で数か月閉じ込められていたとしてもいずれ発狂していたかも知れないと思わせるのに対し、小説のジャックがおかしくなったのは飽くまでも「『オーバールック・ホテル』自体に心身を乗っ取られた」ことが原因であって、ここにさえ来なければ普通の頑張ってるお父さんだったはず。ダニーの呼びかけで一瞬正気を取り戻した際には「父さんが誰よりもお前を愛していることを忘れるな。すぐに逃げろ!」とさえ言っています。癇癪持ちなところだけが玉にキズだけど。
スティーブン・キングは実はこの実写版ジャック・トランスについて、キャスティングの段階から気に入らなかったと言われています。まあ原作に忠実に作ろうと思うならジャック・ニコルソンは失敗だったのかも知れませんね。あの怪優は映画自体を喰って自分のものにしてしまうので。
でもドアの裂け目から狂気の破顔で叫ぶジャック・ニコルソンの“お客様だよ !”が無かったらここまで名作とは言われてなかったかも知れないよ、マジで。
考察②勇敢なウェンディ
妻のウェンディはまず見た目が違う。
小説のウェンディは金髪で、なかなかの美女である設定。オーバールック・ホテルの宿泊客がロビーに現れた彼女のひざ丈スカートからのぞく美脚を密かに注目するほどスタイルも良い。
映画のウェンディはといえば…。
シェリー・デュヴァル。
どこからどう見てもただのシェリー・デュヴァル。
好きですけどね、美人ではない。
性格も微妙に違う。
映画のウェンディって「日本の古き良き妻」って感じですよね?「妻は黙って夫に従うべき」みたいな。基本的にはジャックの言いなりで、言いたいこともグッと我慢して自分の中に溜め込むタイプ。
小説のウェンディはもっと強い。勇猛果敢。幼い頃に交通事故で妹を亡くしたため少し過保護で心配性なところもあるけど、頭が良くて機転が利くので生きる力が半端ない。ジャックに木槌でボコボコにされて瀕死の状態でもダニーを助けに行きますから。これぞ母。
考察③大人びた幼児ダニー
原作小説ともっとも違うキャラクターに仕上がっているのがトランス夫妻の一人息子ダニー。
可愛すぎ(ハート目)。
もとい、幼 過ぎ。
映画のダニーはちょっと感受性が鋭くて空想癖があるだけのまあまあどこにでも居そうなスタンダードな5歳の男の子。一応特殊能力“シャイニング(後述)”を持ってはいるものの、その力は「子供だけに見える」とか「子供だけに聞こえる」といったよくある設定の範疇を出ません。【シックス・センス】のコール君(ハーレイ・ジョエル・オスメント)となんら変わらない。
1999年/アメリカ/監督:M・ナイト・シャマラン/出演:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、オリヴィア・ウィリアムズ、トニ・コレット、ドニー・ウォルバーグ、ミーシャ・バートン、M・ナイト・シャマラン注※この[…]
物語に於ける立ち位置もせいぜい「主人公(ジャック)の息子」止まり。
小説の方のダニーはもうバッリバリの“シャイニング”。その“輝く力”のせいで「オーバールック・ホテル」を目覚めさせてしまったほどの特異な存在。ほぼ主人公。
そして可哀想なことには、大人の心が読めたり他人の感情が流れ込んできたりする余り、物語後半のダニーは到底「5歳の幼児」だなんて思える存在ではなく、まるで分別のつく青年のように変わってしまいます。
クライマックスで「オーバールック・ホテル」が憑依した父ジャックと対峙し「お前なんか怖くない!パパの体から出ていけ!」と立ち向かう姿は頼りになる無敵のヒーロー以外の何者でもない。
母ウェンディに守られただ逃げるばかりの映画版ダニーとは、最初 っから年齢設定でも変えてあるのかしらと疑うレベルです。
謎の言葉“レドラム”の秘密に気付くのはウェンディではなくダニー
ダニーの“秘密の友達”トニーが教えてくれた物語の重要なカギとなる謎の言葉“レドラム”。
(トニーに憑依されて)トランス状態のダニーがドアに描いた“REDRUM ”が鏡に映って反転したことで“MURDER ”と読めてしまい悲鳴をあげるウェンディ。めっちゃ怖いですよねこのシーン。
しかし小説ではこの“REDRUM”の秘密に気付くのも実はダニー本人。
この場面に限らず、小説でいち早く父ジャックやオーバールック・ホテルの異変に気付くのは常に“シャイニング”を持つダニーなんです。それほど“シャイニング”の能力が鍵となるはずなんですけども。
はずなんですけども。
考察④ディック・ハローランとスチュアート・アルマン
大体にして【シャイニング(1980)】で原作のイメージ通りの登場人物っていませんね、そういえば。数年前に妻子を斧で惨殺したのち自身も銃で自殺したグレーディ(フィリップ・ストーン)とジャックの夢うつつに出てくるバーテンのロイド(ジョー・ターケル)くらいかしら。
ダニーに“かがやき ”という力の存在を教え、ダニーほどではないにしろ自身も“かがやき”の能力を有し、小説ではホテルからの脱出の糸口となる超重要人物(下巻の半分くらいは彼の行動が描かれる)のディック・ハローラン(スキャットマン・クローザース)は、ダニーの呼びかけに応えてホテルに辿り着いた瞬間狂気のジャックに殺され、
実際に霊現象(?)を見たことがなくとも「オーバールック・ホテルの意思」の力が増大するに大きくかかわっている現支配人のスチュアート・アルマン(バリー・ネルソン)はただの無害な経営者になっていて、双方完全に雑魚キャラ化。
よく考えたらホントひでえな。
考察⑤「オーバールック・ホテルの意思」はどこ行った
原作にはもう一人無くてはならない人がいるんですけどねえ。
「人」じゃないけど。
そうです、「オーバールック・ホテル」です。
映画では単に「ジャックの就業場所」という程度に扱われているオーバールック・ホテル。原作ではこのオーバールック・ホテル自体に悪意に満ちた想念があって、その想念が煌めく“かがやき ”を持つダニーを取り込もうとするのです。
グレーディの事件以外は余りクローズアップされない映画に対して、小説ではそれ以前にもこのホテルで起こった様々な事件が闇に葬りさられてきたことが明らかになっていきます。オーバールック・ホテルの想念・意思は、ホテル創立時からの様々な陰惨な事件によって緩やかに蓄えられてきたもので、さきほどの現支配人スチュアート・アルマンの「不祥事隠ぺい体質」も少なからず一役買っている訳です。
浴室の腐った女性が出てくるのは237号室じゃなくて217号室
映画でも前述のグレーディとロイドのようにジャックの夢うつつとして、またはダニーの“シャイニング”の力によって、ホテルのあちこちに幽霊らしきものや心霊現象が現れるものの、それらでひとつの「下劣な悪意」を為しているとまでは伝わりにくい。
一応「浴室の腐った女性」の幽霊(?)も出てきますけどね。彼女を見ても「ホテルの意思」って言うほどまとまった巨大な悪意を感じ取ることはできず、オーバールック・ホテルに対してもせいぜい普通に「心霊現象が頻発するホテル」って感じる程度。
関係ないけどハローランがダニーに「近づくな」と言ったこの部屋は、映画では237号室になってますけど原作では217号室です。これは撮影現場となったホテルが実際にある部屋(217号室)を使うのを嫌がったためだそうですよ。
考察⑥ラストは?ハッピーエンディングとバッドエンディング
恐らく原作者スティーヴン・キングが一番気に入らなかったのは結末なんじゃないの?
でもないかな。
いやもう、全編気に入らんねやろな。
…チーン。
結末について、私は映画から入ったので小説に対する違和感というか、「残念度」は低かった(むしろ全然無かった)のですが、小説を読んでから映画を観た人はかなり戸惑ったと思います。
理由は、小説の方が納得のいく綺麗な終わり方だから。おまけに無理のない見事なハッピーエンド。
映画を観てから小説を読むと「ああ~そういうことだったのか!」と「映画・小説コミ」でスッキリして完結することができるんですけど、いかんせん映画の結末は小説に比べて随分とあっさり不親切に仕上げられているもので(スタンリー・キューブリックの常套)、恐らく小説を先に読んだ人は「なんでこないなるんや!おかしいやろ!」と地団太踏んだのではないでしょうか。
いやでも、あれはホントに分かりにくかったですね、あれ、笑顔のジャックがホテルの写真におさまるラスト。
最後の最後で取ってつけたように「オーバールック・ホテルの意思に取り込まれた男」をぶっこんでくるからね。この描写の意味は映画だけではどうしても理解できなくて、小説を読んでから納得したのを覚えています。
いやホントに、どうしてこれほどまでに原作からかけ離れてしまったのか…。
まあスタンリー・キューブリック的にはやっぱり「俺色に染めたい」願望が強かったんでしょうかねえ…。
解説/不思議な力「シャイニング」について
タイトルの「シャイニング」とは、ダニーやハローランら一部の人が持って生まれた不思議な力のこと。世間一般にそう呼ばれている訳ではなくて、その力を“かがやき ”と名付けたのはハローラン。
力の差はあれ、彼らは主に他人の思考を感じ取り、未来に起こることを予知できたりします。
小説ではこの未知の能力が文字通りタイトルになるほど鍵となるのですが、映画では余り重要視されていません。何やったらダニーは自分の指を架空の友達“トニー”に見立ててブツブツ独りごとを言ってるだけの変な幼児。
小説での“シャイニング”の描写はもっと繊細で、ダニーがトニーと会話をする時も本当にトニーがダニーの頭の中に語りかけている感じです。
すべては“シャイニング”が具現化させた悪夢
ダニーの持ってる“シャイニング”の力は、60歳手前のハローランがこれまでの人生で出会ったこともないほど強く、それゆえに澱んだ「オーバールック・ホテルの意思」に狙われる羽目になるワケです。
これまではせいぜいホテルに訪れた弱い“シャイニング”を持つ宿泊客をたまに驚かせる程度だった“幽霊ホテル「オーバールック・ホテル」”は、ダニー欲しさの余りジャックを媒体としてどんどん力をつけ実体化してきます。
そんなこんなで小説のタイトルは「シャイニング」であるはずなんですけど、映画だけしか観ていなかったらこのタイトルの意味すらよく分からないのではないでしょうか。
実際私、映画だけを観たあと「…で?“シャイニング”って何やったっけ?」ってなりましたし。
ホテルに棲まう「双子」と「犬男」の正体は?
ところで、【シャイニング(1980)】と言えば廊下の向こうからダニーに呼び掛けてくる怖~い双子と、クライマックスでウェンディが目撃する謎の犬男ですよね。
彼らは一体何者なのでしょうか。
双子は怖いけどただの演出
まずはこちらのさわやかな水色のワンピースに身を包んだ双子。
すみません、画像が不明瞭な上にかなりちっちゃいですけど、敢えての加工です。ここに画像貼るだけでも怖いんです私。
映画では父グレーディに斧で惨殺されたこの双子こそがホテルに巣くう幽霊の親玉のように描かれていますが、実は小説では支配人アルマンの口からこの事件が起こった事実が語られるだけで、双子は実体化しません。
て言うかそもそも双子でもありません。姉妹です。
じゃあどうして彼女たちが同じ背格好で双子コーデに身を包んでいるのかというと、もともとカメラマン出身で「左右対称 」や「一点透視図法」へのこだわりがあることで知られるスタンリー・キューブリックの脚色。
「左右対称 」って使い方次第で人間に恐怖の感情を生むらしいね。
言われてみればこの少女たちがそっくりでも双子コーデでもなくて、違う格好をした全然似てない兄妹とかだったら全然怖くなかったかも。
犬男の秘め事をのぞき見
もうひとつあからさまに恐怖を煽ってくるのがホテルの一室で何やらニャンニャンしているらしい二人の男の図。
一人はなぜかお尻の部分に穴が開いた犬の着ぐるみ姿で、どうやらもう一人のスーツ姿の男性のナニをナニしてるんじゃないかなって予想がつきます。時々この着ぐるみを「熊」だと思っている人がいますけど、「犬」が正解。「犬男」です。
犬男の名はロジャー。小説では中盤にも現れ、廊下を歩くダニーの行く手をふさいだりします(隣の男性はその時は出て来ない)。
スーツ(乱されてるけど多分タキシード)姿の男性の方は初代支配人のホレス・ダーヴェント。両刀使いで、きまぐれに遊んでやったロジャーが自分にメロメロになってしまったことを面白がって「仮装パーティでワン公の扮装して芸をしてみろ」なんて言ったためにこんな状況になっています。
原作で彼ら二人の姿を目にするのはジャックなんですけど、映画ではウェンディが見つけてしまいますよね。しかも濡れ場。
このシーンを女性が目撃すると何となくキツイ…。
叫ぶでもなく気絶するでもなく、ただヨロヨロとよろめきながら走り去っていくウェンディのリアクションにも頷けます。
映画【シャイニング(1980)】の感想一言
視覚効果もさることながら、音響効果でもビビらせてくるんですよね。
原稿用紙見ただけでババン!とか。
口紅持っただけでベベン!とか。
ダニーにトニーが憑依した時の「レッドラム!レッドラム!」の声も怖い。夢に出る。
原作に忠実であろうがなかろうが、そこはさすがスタンリー・キューブリック。
「これぞホラー!」と言える傑作を生みだしました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。