2001年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ・ウィーヴィング/第74回アカデミー撮影・メイクアップ・作曲・視覚効果賞受賞
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!
ドラクエとかロードス島戦記とか、ファンタジーが大好きだった私は公開されるやすぐに映画館へ走りました!
想像を遥かに上回る仕上がりで、別に泣くような映画ではないのに感動のあまり映画館で涙が出そうになりました。
実写化不可能と言われたJ・R・R・トールキンの小説「指輪物語」を原作として映画化された三部作の第1作目、【ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間】です。
2002年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
2003年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
映画【ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間】のあらすじザックリ
映画【ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間】の背景
遠い、遠い昔、闇の冥王サウロンは密かに、世界を滅ぼす魔力を秘めた「ひとつの指輪」を作り出した。
サウロンは、自らの残忍さ、邪悪さ、そしていきるものすべてを支配したいという欲望を、この指輪に注ぎ込んだのだ。
やがて中つ国(ミドル・アース)の自由な地は、指輪の力をふるうサウロンの手に落ちていった。
激しい戦火の中、勇気ある者たちがサウロンの支配に次々と立ち向かい、ひとりの勇者、イシルドゥアがサウロンの指を切り落とすことに成功した。サウロンが敗れたのだ。
指輪はイシルドゥアの手に渡り、悪を永久に滅ぼす唯一の機会を得た。
しかし指輪はイシルドゥアを裏切り、死に追いやる。
その後、指輪は、時と共に所有者を変え、所在を変え、いつしか伝説となった―――。
冥王サウロンの邪悪な指輪を「探す」のではなく「棄てる」のが目的の物語です。
「ひとつの指輪」はすでにホビット族が手に入れていて、それを手にすればたちまち指輪に魅入られ自分を見失います。
現にホビット族の前の所有者であるゴラム(アンディ・サーキス)も元々は陽気なホビットでしたが永い間指輪を持っていたお陰で今では原型を留めない異形の姿となってしまいました。
「指輪を棄てる」と一口に言っても月曜日にゴミ収集車が来てくれるわけではありません。
指輪を滅ぼす方法はただひとつ、サウロンが支配するモルドールの滅びの山の亀裂に投げ捨てること。
その大役を担ったのがこの世界で最も争いに不向きで非力なホビット族。
それならばとエルフ、ドワーフ、魔法使い、そして人間がホビット達を助け、共に旅することをかってでます。
かくして種族を越えた9人の旅の仲間が集結し、モルドールへの「ひとつの指輪」を滅ぼす旅に出発するのです。
指輪を手に入れたホビット
イシルドゥアが無くした指輪は永い永い年月行方知れずのままで、次に手に入れたのはスメアゴル(アンディ・サーキス)というホビットでした。
彼は指輪の魔力のせいで妖怪子泣き爺のような姿になり名前もゴラムとなっていますが、過去はれっきとしたホビットだったんです。彼の物語は最終章の【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還】で詳しく描かれます。
緊張感がまったくないホビット達
そのゴラムから半ば指輪を奪うような形で手に入れたのは冒険好きの年老いたホビット、ビルボ・バギンズ(イアン・ホルム)。
ビルボが指輪を身につけてからどのくらいの時間が経っているのかよく分かりませんが、この時点ですでにちょっとおかしくなりかけているので、このあと指輪を託されるフロド・バギンズ(イライジャ・ウッド)の精神力がどれだけ強かったのか、最後まで観てるとよく分かります。
ホビット族は一日に何回も(何回か忘れた)食事をし、毎日楽しくストレスフリーでのんびりくらす種族なので、100年くらい平気で生きます。
諍いとかもなさそうで良い感じ。
ホビット庄のような平和な描写とはしばらくお別れなんでよく観ておきましょう。
踊る子馬亭でストライダー(アラゴルン)と出会う
昔からビルボを始めホビット族と交流のある魔法使い(おお!ザ・ファンタシー!)のガンダルフ(イアン・マッケラン)は、ビルボの持つ指輪がやべーやつや!と悟りフロドに村から持ち出すように言いきかせます。
ホビット族のサム(ショーン・アスティン)とメリー(ドミニク・モナハン)とピピン(ビリー・ボイド)も面白がってついてきますが、事態の深刻さを何となく理解しているのはフロドだけ。
指輪が世に出たことで冥王サウロンはナズグルってゆー馬にまたがった変な幽霊騎士みたいな追手を放っています。
フロドと「踊る子馬亭」という宿屋で会う約束をして、偉い魔法使いのサルマン(クリストファー・リー)に相談に行ったガンダルフは結局宿屋には現れず、ナズグルに殺されそうになったフロド達は「ストライダー」アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)に助けられます。
エルフが住む裂け谷での会議
追手を逃れた一行はエルフの住む裂け谷に辿り着き、フロド達はそこでようやくガンダルフに会うことができます。
他の配役には文句ないです
ところで裂け谷のエルフの姫アルウェン(リヴ・タイラー)と人間のアラゴルンは恋仲なわけですけども…。
私的にはリヴ・タイラーが残念で残念で…。
リヴ・タイラーって、
綺麗ですかね?
馬づr…(自主規制)
…「妖精のような気高い美しさ」という点ではイングリッド・バーグマンが良かった…故人か。
…キャサリン・ゼタ=ジョーンズの方がイケてたんちゃうんかなー…ちょい年齢が合わへんか。
…金髪でも良ければシャーリーズ・セロンの透明感とかもいいかも…ちょい顔キツいか。
なんしかもーちょい他におったやろ。
誰が行くかくじ引きで決めるわけにはいきません
指輪を滅ぼすには誰かが冥王サウロンが支配するモルドールの滅びの山まで行き、たぎるマグマに指輪を投げ入れる他ありません。
モルドールて、要するに敵の陣地のど真ん中。
そんなとこ一体誰が行くねん…と優れた種族であるはずのエルフですら尻込みする中、小さく非力なホビット達が言います。
「僕ら4人で行きます!」
立派な大人ではあるんですけど、見た目子供みたいな人達にこう言われては、ねえ…。
エルフのレゴラス(オーランド・ブルーム)、ドワーフのギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)、魔法使いのガンダルフ、人間のボロミア(ショーン・ビーン)、そして同じく人間のアラゴルンが声を上げ、ここに「9人の旅の仲間」が結成するのです。
9人の旅の仲間は共に滅びの山へ
ドラクエで言うたらこっからです。
こっからレベル上げとか打倒ボスキャラとかが始まるわけです!
うっひょー!!!
モリアの洞窟~ロスロリアンの森
ドラクエで言うたらまだ全然レベル10くらいのはずやのにいきなり結構ハードな道のり。
モリアの洞窟のオークの大群とかやばいです。
ナズグルも怖かったけどCGをこれでもかってくらい駆使した大群!
大人でも腰まで埋まるような雪山を歩く場面では、背丈が小さく裸足で歩くホビットの4人をボロミア達が小脇に抱えていたり(ホビット達は寒そうに足を縮めてる)、エルフであるレゴラスだけは雪の上を埋もれることなく飛ぶように歩いていたりする細かい描写がツボるわ。
そしてロスロリアンの森ではエルフの女王ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)までもが危うく指輪の魔力に引き込まれそうになります。
ガラドリエルは指輪に打ち勝つことができるものの、ここでもずっと身につけているのに(今のところ)正気を保っているフロドの精神力の高さが伺えます。
やっぱり邪悪な力に魅入られるのは人間
直接指輪に触れていなくても次第にその魔力に抱き込まれ精神崩壊していくのはやっぱり最も誘惑に弱い種族・人間のボロミア。
ボロミアに指輪を奪われそうになったフロドは誰も信用することができなくなり、サムと共に旅の仲間と袂を分かちます。
そんな折指輪の奪還を目論むオークの軍勢が攻めてきてあえなく9人の旅の仲間はバラバラになってしまうのでした。
うわあ~うわあ~!
どうなるんどうなるん~!?
映画【ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間】の感想一言
…今はいいですよね。
すぐに続きを観ることができます。
なんやったら10時間ぶっとおしで全作コンプリートもできちゃいます!
公開当時は1年も待たなあかんかったんですよお~!
ぐわーっ!
2002年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
2003年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。