2002年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ・ウィーヴィング/第75回アカデミー音響編集・視覚効果賞受賞
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!
三部作のうち最も戦闘シーンが多くてハッスルさせてくれるのがこの第2作目、【ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔】。
それぞれ進む道はバラバラになってしまったけれど、ボロミア(ショーン・ビーン)を除いた8人の旅の仲間の見せ場も満載です。
2001年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
2003年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
映画【ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔】のあらすじザックリ
それぞれの使命を全うし確実に目的へと近づいていく。
映画【ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔】の背景
三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、
七つの指輪は、岩の館のドワーフの君に、
九つは、死すべき運命の人の子に、
一つは、暗き御座の冥王のため、
影横たわるモルドールの国に。
一つの指輪は、すべてを統べ、
一つの指輪は、すべてを見つけ、
一つの指輪は、すべてを捕えて、
くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるモルドールの国に。
出典:原作「指輪物語」
冥王サウロンの邪悪な指輪を棄てるために集結した9人の旅の仲間は前作【ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間】の最後でバラバラになっていて、【ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔】では3つの局面に分かれて物語が進行します。
タイトルの「二つの塔」とはモルドールのサウロンのパラド=ドゥアの塔とアイゼンガルドのサルマン(クリストファー・リー)のオンサルクの塔の事。
この2つの巨大で邪悪な勢力が本格的に世界を支配せんと始動します。
そして前作ではコソコソと指輪の周りを嗅ぎまわりただ気持ちわるいだけだったゴラム(アンディ・サーキス)が実際に姿をさらしています。
最新の「手付け」と「モーションキャプチャ」を駆使し出来上がったCGキャラクター、実際に生きて動いているようなゴラムのリアルさにも注目です。
参考 手付け=人形のように手足や体を一コマ一コマ動かしてアニメーションしていく技法
参考 モーションキャプチャ=体の数箇所に取り付けたマーカーの情報を読み込んで人間の動きをデジタルに取り込んでいく技法
ひたすら滅びの山を目指すフロドとサム
一番地味といえば地味…でも最も忍耐がいる道のり。
冥王サウロンが支配するモルドールに近づくにつれて緑も水もなくなり岩がゴロゴロと転がる荒れ地をただ進むのみ…大好きな食糧も底をつき、裸足で歩くホビット族の2人の足はもう真っ黒です。
旅は道連れ世は情け
過酷な岩山を登ったり下ったりして進む2人にある時からずっとくっついてくる影…。
寝ている隙をつき指輪を奪おうとして近づいてきた影の正体=ゴラムを、フロド(イライジャ・ウッド)とサム(ショーン・アスティン)は逆に取り押さえます。
「指輪が欲しかったんだよお~許してよお~」と子供のように泣くゴラムに同情したフロドは、ゴラムにモルドールへの道案内をさせることにします。
ここでひとつ、自分を信用しないサムを嫌うゴラムが、フロドの事を「良いホビットさん」、サムの事を「デブのホビット」(「太っちょの」やったかな?)と呼ぶことについて、一言物申したい。
おいゴラム。
今はデブのその人(サム)は、かつて かの有名な【グーニーズ】で主演をはったマイキーさんやぞ。
そこになおれ。
1985年/アメリカ/監督:リチャード・ドナー/出演:ショーン・アスティン、ジョシュ・ブローリン、ジェフ・コーエン、コリー・フェルドマン、ケリー・グリーン、マーサ・プリンプトン、キー・ホイ・クァン、アン・ラムジー、ジョン・マトゥザッ[…]
人間って…嫌になっちゃうよねこの描写
指輪を棄てる使命を果たそうとモルドールへ急ぐフロドとサムの前に次に立ちはだかったのはまたも「人間」…。
しかも9人の旅の仲間がバラバラになってしまった原因でもあるボロミアの弟ファラミア(デビッド・ウェナム)。
旅路の途中偶然ファラミア達と出会ったフロドは、指輪を我が物にしようとするボロミアとファラミアの父で人間の国ゴンドールの執政デネソール(ジョン・ノーブル)の命令で拘束されてしまいます。
そんなことやってる場合ちゃうねんて!お前らは親子兄弟揃ってホンマにもうっ!
お前らなんかが指輪をはめようもんならたちまち指輪に支配されて人格失うからな?!
…嫌ですね~…人間のおごりや欲求…。
エントと行動を共にするメリーとピピン
前作でオーク達に拉致られたメリー(ドミニク・モナハン)とピピン(ビリー・ボイド)は辛くも自力で脱出し、樹木の牧者である巨人・エント族の「木の髭」にホビットの村まで送ってもらうことになります。
のんびり構えているエントを焚き付けることに成功
ホビット村を目指し歩くエントに乗ってサルマンの支配するアイゼンガルドのすぐ近くを通りかかった時、メリーはこのまま村に帰っても世界がサウロンの手に落ちてしまえば結局どこにいても平和は訪れないことに改めて気付きます。
メリーとピピンは争いを好まないエント族を扇動し、アイゼンガルドの惨状を目にしたのんびり屋のエント族はついに総攻撃をしかけることに同意します。
ホビットグッジョブ!!
サウロンの軍勢と戦うガンダルフとアラゴルンとレゴラスとギムリ
オークに拉致られたメリーとピピンを追っていたアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)とレゴラス(オーランド・ブルーム)とギムリ(ジョン・リス=ディヴィス)はオークの野営場からメリーとピピンの僅かな手がかりを見つけ、不思議なファンゴルンの森の中へと入っていきます。
メリーとピピンを捜索中「ヤツ」に見つかる!
森を捜索中輝く光と共に杖を持った白い魔法使いらしき姿が…。
「やっべ白の魔法使いサルマンや!」
と3人が武器を手にするもそこにいたのはなんと「灰色」から「白」にイメージチェンジしたガンダルフ(イアン・マッケラン)!
モリアの洞窟のバルログとの戦いで死んだと思われていましたが、より崇高な魔法使いとして蘇っていました。
そんなんありかーい!
なんかよく分からんけど 凄そう。
身なりだけでなくボサボサやった髪の毛までサラサラストレートになっちゃってます。
…前のガンダルフの方がガンダルフっぽくて好きやけど…。
美容院に行った次の日の友達に「自分、前の髪型の方が似合っとったで」て本人に告げるかどうか迷う時の心境に似ています。
明らかに様子がおかしいセオデン王
サルマンの操るオークの軍勢が人間の国ローハンを攻めてくることが分かり、それをローハンの王セオデン(バーナード・ヒル)に伝えようとやってきたアラゴルン達が目にしたのはいかにも様子がおかしいかつての名君の姿でした。
ガンダルフでなくても分かるわ、
絶対なんか取り憑いてるやん。
様子がおかしいと言えばセオデン王の姪のエオウィン(ミランダ・オットー)は誰の目にも明らかにアラゴルンに恋心を抱きます。
…アルウェン(リヴ・タイラー)を裏切るような真似は絶対しないのは分かってますけど、エオウィンもまた美しく強く聡明な姫であるがためまんざらでもなさそうなアラゴルンのツンデレな感じ、たまりません。
オークの大群を蹴散らす場面が爽快!
夜の帳の中、やってきたサルマンの軍勢は1万は下りません。
対するローハンの戦力は農民から子供まで国中から駆り出しても300人ほど…。
おおー、スパ~ルタ~っ!な精鋭部隊でもなければ勝ち目はないよー。
2007年/アメリカ/監督:ザック・スナイダー/出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、ロドリゴ・サントロ、デビット・ウェナム、ドミニク・ウェスト注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます![…]
一晩中戦い続け、
もはや勝機はないと誰もが悟ってしまったその時、
朝日と共に白馬に跨り現れるガンダルフが 無駄にかっこいい。
ヒヒ~ン!!!
映画【ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔】の感想一言
おお~…
完結までやっとあと3時間かあ~…と思ったあなた!
残念でした!
最終章の【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還】は3時間20分!
さらに未公開シーンを50分追加した「スペシャル・エクステンデッド・エディション」まであります!
さあ時間確保に勤しんでくださあ~い!
2001年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
2003年/ニュージーランド、アメリカ/監督:ピーター・ジャクソン/出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルーム、ジョン・リス=デイヴィス、リヴ・タイラー、ヒュウーゴ[…]
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。