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【フレンチ・コネクション】映画レビュー:奴を追え!理由は勘!

ポリス
 20秒で読める概要とあらすじ

1971年/アメリカ/監督:ウィリアム・フリードキン/出演:ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイ、トニー・ロビアンコ/第44回アカデミー賞作品・監督・主演男優・脚色・編集賞受賞

熱血漢で事件解決のためなら強引な捜査も厭わないニューヨーク市警麻薬対策課の“ポパイ”ことジミー・ドイル刑事。ある夜相棒のクラウディとバーで飲んでいるとマフィアとつるむ不審な若い夫婦を発見。ポパイとクラウディは許可を得て夫婦の監視を始める。

※このブログはネタバレしようがしまいが気にせずただ映画について書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

尾行するポパイとクラウディ

🄫The French Connection/フレンチ・コネクションより引用

フランスからニューヨークに40gの麻薬が密輸された実際の事件をモデルにした映画なんですけど…

麻薬組織を追う刑事の執念も凄まじければそれをかいくぐろうとする敵もさる物、「誰が思いついてんそれ」って度肝抜かれる手段でブツを運びます。

 

敵が強大であればあるほど立ち向かう主人公の魅力も倍増される訳で、決して二枚目俳優ではないはずのジーン・ハックマンがしこたまカッコよく見えて我が目を疑ってしまう 【フレンチ・コネクション】です。

 

 

ジーン・ハックマンがとにかく走る!追う!追い詰める!

ジーン・ハックマンをディスってる感じで書きましたが、自慢じゃないけど私はジャック・ニコルソンの次くらいにジーン・ハックマンが好きです。

マーロン・ブランドと同率2位くらいです。

 

でもジャック・ニコルソンと同じくジーン・ハックマンの魅力は「見た目」ではないのであのように書きました。

特に顔の造形がよろしいわけではないし。
背は高いけどハゲやし。

サンタコスで追うポパイ

🄫The French Connection/フレンチ・コネクションより引用

しかも【フレンチ・コネクション】で演じるポパイという刑事はめちゃくちゃです。

 

荒っぽい捜査はお手の物、なんやったら荒っぽすぎて同僚殺してます。

メタボ予備軍のお腹でボテボテ(メタボっぽいけどめっちゃ速い)走ります。

チャリで走行中の若いお姉ちゃんのケツにみとれたあげく家に連れ込んだりします。

それなのに失神するほどかっこいい!!

 

頼みの綱は自分の勘と相棒のクラウディだけ

………

 

 

…?

あ、すみません。
失神してました。

 

麻薬対策課というのは殺人みたいに事件が向こうからやってきてくれるわけではないので自分の勘だけを頼りにとにかく怪しいと踏んだ場所や人に張り付いて情報を集めるしかないんですよね。

 

勘以外にポパイが信じるのは荒っぽいポパイをいつでも冷静にサポートする相棒のクラウディ(ロイ・シャイダー)。

このコンビがまたええ感じでして、心身ともに相当消耗するであろう麻薬捜査を時にユーモアも交えて適度に発散しながらこなしてます。

麻薬の売人に対して大袈裟に芝居がかって尋問するポパイを見て笑いをこらえきれないクラウディが子供のようで超かわいい。

笑いをこらえるクラウディ

🄫The French Connection/フレンチ・コネクションより引用

 

2人は行きつけのバーで不自然に羽振りの良すぎる若い夫婦をロックオンして尾行を開始します。

理由は「なんか怪しい」だけ。

 

 

約6分も続く映画史に残る名場面

【フレンチ・コネクション】はとにかくポパイが様々な手段でずっと誰かを追っています。

 

サンタのコスプレで売人を猛ダッシュで追い、怪しいボカ夫婦を盗聴し、麻薬王シャルニエ(フェルナンド・レイ)を密かに尾行し…

その中で最も有名なのがシャルニエが差し向けた殺し屋ニコリをポパイが追うカーチェイスの場面。

 

電車に乗って逃げたニコリを追って高架下の道路を電車と並走するというなんとも暴力的な追跡劇。

カーチェイス

🄫The French Connection/フレンチ・コネクションより引用

普通の刑事なら危険すぎて犯人を一旦泳がせ追跡を諦めるでしょうが頭に血が上ってるポパイはそうは行きません。

あと数ミリずれたら大事故やで?!って距離感で車や障害物をかすめながら電車を追います。

 

CGなんて一切ないです、約6分間も続く(←計った)スピード感あふれるこの場面は何回観ても体が動いてしまいます。

TVの前でジーン・ハックマンと共にぶつかりそうな車を避けてまうんです。

 

地下鉄での知能戦も必見

伝説的カーチェイスが「動」なら地下鉄でのシャルニエとの攻防は「静」

地下鉄に乗ろうとするシャルニエを密かに追ってきたポパイは駅の雑踏に紛れて監視します。

 

シャルニエが動けばポパイも動き…

シャルニエが電車に乗ればポパイも乗り…

シャルニエが降りたらポパイも降り…

シャルニエがゴミだけ捨てて再び乗り込めばポパイも乗り込み…

シャルニエが閉まりかけたドアを制して再び降りればポパイも慌てて降り…

 

「コイツ気付いてておちょくってんのか!」

 

って思いかけたところでポパイだけを駅に残して電車は発車!

そしてすれ違い様のシャルニエのこの表情。

バイバーイ!

🄫The French Connection/フレンチ・コネクションより引用

 

やっぱり気づいとったんかい!!!

 

 

明らかに続編を意識したラスト

【フレンチ・コネクション】の主題は犯人達を追い詰めるまでのハラハラドキドキのサスペンスにあるわけで、ラストを盛り上げたところで大して意味はないのでしょうが、

それにしたって急に終わりすぎ。

あーびっくりした。

 

明らかに続編【フレンチ・コネクション2】を意識していると思われます。

 

でもね~、【フレンチ・コネクション2】ね~、クラウディが出ないんですよね~。
ポパイとクラウディのコンビが観たいんですよね~。

【フレンチ・コネクション】で完結してても良かったかも知れません。

 

吹替が飛んでもびっくりしないで大丈夫

普段は字幕派の私ですが、ジーン・ハックマンの吹替の小池朝雄さん(刑事コロンボ!)とロイ・シャイダーの吹替の羽佐間道夫さん(シルベスター・スタローン!)の声が大好きなので【フレンチ・コネクション】は字幕で観ることが多いです。

 

ところで、字幕でお二人の声を堪能していると何ヶ所か吹替が飛んじゃうシーンがあります。

「DVD壊れた?!」って最初思ってテンパったもんですが、これ違うんですって。

TV放送用にカットされた場面の吹替がないままでDVD/BDに収録されているんだそうです。

 

びっくりするからやめてよ~ん!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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