【プリティ・リーグ】ジーナ・デイヴィス、トム・ハンクス

映画【プリティ・リーグ】あらすじと感想。ジーナ・デイヴィスとマドンナがかっこいい!

1992年/アメリカ/監督:ペニー・マーシャル/出演:ジーナ・デイヴィス、トム・ハンクス、マドンナ、ロリ・ペティ、ロージー・オドネル、ゲイリー・マーシャル、ミーガン・カヴァナグ、トレイシー・ライナー、ティア・レオーニ

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

【プリティ・リーグ】トム・ハンクス
©A League of Their Own/プリティ・リーグより引用

マドンナって一時期(1980~1990年代)精力的に女優活動をしていましたよね。

演技力はどうだか判断しかねますけど(なんせ英語が分からない)、結構好きでした。【ディック・トレイシー】とか【エビータ】とか。やっぱりこの人華があるからスクリーンに映ると視線を奪われちゃいます。

 

そんなマドンナが【テルマ&ルイーズ】ジーナ・デイヴィスとともに女子プロ野球リーグで暴れまわるスポーツ・コメディ、【プリティ・リーグ】です。

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【テルマ&ルイーズ】

 

ちなみに映画のクレジットでは彼女らが所属する“ピーチズ”の監督役のトム・ハンクスがトップに来ていますけど、彼の出番はとっても少ないので期待してはいけません。

 

 

 

映画【プリティ・リーグ】のあらすじザックリ

第二次世界大戦中のアメリカ。大リーグ選手らも多数が出征し、プロ野球運営が困難になりつつあった。ある日、女性ソフトボールチームの花形キャッチャーのドティとその妹キットのもとに一人のスカウトマンが現れ、女性だけのプロ野球リーグの創設と興行のために力を貸して欲しいと毛詩デル。

 

 

「できた姉」ジーナ・デイヴィスがかっこいい

実際に第二次世界大戦中に創設された全米女子プロ野球リーグを描いた映画。モデルにした選手はいたみたいですけど、実話ではありません

 

オレゴン州の農場で暮らすドティ(ジーナ・デイヴィス)とその妹キット(ロリ・ペティ)は、地元のソフトボールチームで活躍していました。

【プリティ・リーグ】ジーナ・デイヴィス
©A League of Their Own/プリティ・リーグより引用

そこへある日歯に衣着せぬ失礼なスカウトマンがやってきて、女子プロ野球リーグが創設されることを伝えた上でドティをスカウトします。しかし戦地に赴いた夫の帰りを待つ身のドティは乗り気ではありませんでした。

代わりに田舎を抜け出したいキットが自分はどうかとしゃしゃりますが、スカウトマンが欲しいのは飽くまでドティ。ドティも一緒ならキットも雇うという条件を出され、ドティはキットのためにしぶしぶ農場を離れることを承諾します。

オレゴンを出るドティとキット
©A League of Their Own/プリティ・リーグより引用

 

物語の核となるのはチームの活躍よりもむしろこの姉妹の相関。確執と言ってしまってもいいかも知れない。

 

「喧嘩ばかりしてるけどホントはめっちゃ仲良いんでしょ?」って感じのきょうだいってよくいますよね?この姉妹もその系統かと思いきや、全然違う。

ドティは良いんですよ。

野球のプレーも抜群だし、気配りも上手だし、よくできた賢いお姉さんです。愛する夫が戦地から戻ったら野球とはキッパリ縁を切って家庭に入る潔さも持ってるしね。申し分ない。友達になりたい。

 

問題は妹のキット。

あのドティと同じ血が流れているなんてにわかには信じ難いほど人間ができてない。

幼い頃から何かにつけて優秀な姉と比べられていたらしいキットは、ドティばかり可愛がられて自分がおざなりにされてきたことをかなり根に持っています。

まるで「姉さんがいるからいつも私にスポットが当たらない」と言わんばかりなんですけど、いやいやいや、ドティがいようがいまいがお前にスポットは当たらないから。それはただお前に魅力や実力がないだけのことでしょうに。

【プリティ・リーグ】ロリ・ペティ
©A League of Their Own/プリティ・リーグより引用

実社会でも自分の非からは目を背けて何でもかんでも他責 たせきにする死ぬほど鬱陶しい奴っていますよね。

せっかく楽しい映画なのにキットの不機嫌顔から発せられる手前勝手な言い分聞いてたら嫌な気分になってくる。

視聴者みんなそう思ったからキットを演じたロリ・ペティって【プリティ・リーグ】以降もパッとしなかったんじゃないの?良くも悪くも役柄のイメージがその後の俳優活動にも影響するなんてザラにあることですし。

それだけ真に迫った演技ができるってことなのかも知れないけど。

 

 

「ここ一発のメイ」役は歌手のマドンナ

マドンナはドティとキットのチームメイト、“ここ一発のメイ”役で出演しています。

田舎っぺ姉妹ドティ&キットと同じ“ピーチズ”に所属することになるメイ。個人的にはピーチズの正式なユニフォームであるピンクのフリフリスカートを着ている時より初登場の時の短パン姿の方が似合ってて好き。

もちろんくわえタバコ必須。

【プリティ・リーグ】マドンナ
©A League of Their Own/プリティ・リーグより引用

それにしてもメイが遠征先でこっそり宿を抜け出して酒場で踊るシーンは果たしてファンサービスなのか製作側のマドンナへの忖度なのか…。どちらにしても中途半端で不完全燃焼ではあります。

これだけ踊らせる尺があるならもっとマドンナらしいダンスにするか(時代的に無理か)、いっそのこと歌声を披露して欲しかったかも。

 

こっそり無名時代のティア・レオーニ

ちなみに決勝戦の相手チーム“ラシーン”の一塁手として、まだ無名だったティア・レオーニが出演しています。

【プリティ・リーグ】ティア・レオーニ
©A League of Their Own/プリティ・リーグより引用
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【天使のくれた時間】ニコラス・ケイジとティア・レオーニ

 

 

映画【プリティ・リーグ】の感想一言

【プリティ・リーグ】OGの集合写真
©A League of Their Own/プリティ・リーグより引用
朱縫shuhou

【プリティ・リーグ】本編は何十年も前の回想という形で描かれます。

冒頭とラストに出てくる現在の年老いたドティやキットが余りにも若い頃にそっくりなんで、私はジーナ・デイヴィスやロリ・ペティが特殊メイクをしているんだと思っていました。もちろんその他のピーチズの面々も。

 

実際は別の女優さんが演じているんですって。えらいそっくりな女優さんたちを見つけてきたもんです。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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