あ-

おはこんばんちは、朱縫shuhouです。

\ 観たい映画がサブスクに無い時は /

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いやあ~それにしても昨日今日明日現在過去未来、どこでどう切り取ってもカッコいいですよねハリウッドスターって。

フリが唐突って?

すみません、これが「読者を惹きつける導入文」が書けない凡人の平常運転なんです。

 

そんなことよりハリウッドスターの話。

あなたは誰が好きですか?

 

トム・クルーズ

ブラッド・ピット

ティモシー・シャラメ

 

ええ、ええ、さもありなんさもありなん。

ひと口に“ハリウッドスター”と言ってもベテラン、若手、イケメン、演技派、個性派、知性派、肉体派、レジェンド、トラブルメーカー…、様々な俳優がいますよね。

 

人気の指標のひとつとして、こんなデータがありました。

ハリウッド俳優人気ランキング その①

出典:ciatr.jp

別サイトではこんな感じ。

ハリウッド俳優人気ランキング その

出典:みんなのランキング

朱縫shuhou

なるほどね~。

やっぱりトム・クルーズとジョニデは不動の人気だよね~うんうん、分かる分かる~。

 

あ、私ですか?

私の推しはもちろん、先ほどのランキングで言えばええっと…。

 

 

……ナヌ?!

 

いやちょっとお待ちなさいよ。

さっきのランキングのどこにも 私のジャック・ニコルソンが入っていないじゃないの!!

朱縫shuhou

なんでやねんオラあー!

 

まあ荒れても仕方ないんで、このぶつけようのない怒りは一切需要の見当たらない100%自己満足の「ジャック・ニコルソンランキング」を作ることで昇華いたしました。

ちょっと長いんですけど暇で暇でどうしようもない方、及びジャック・ニコルソンが大好きな同胞は、どうぞ最後までお付き合いください。

もくじ

ジャック・ニコルソンがかかわった(出演・監督・脚本)映画一覧

まずは名優ジャック・ニコルソンがこれまでにかかわってきた作品を年代順にご紹介いたします。

実に50作にものぼってしまうんですけど、これでもまだ日本未公開作や私自身が未視聴の映画は割愛しています。飽くまでも代表的な映画の一覧だと思ってください。

タイトルのリンクはレビュー記事に飛びます。

No.1
【リトル・ショップ・オブ・ホラーズ】

The Little Shop of Horrors 公開年:1960年 監督:ロジャー・コーマン、チャールズ・B・グリフィス、メル・ウェルズ キャスト:ジョナサン・ヘイズ、ジャッキー・ジョセフ、メル・ウェルズ他



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No.2
【古城の亡霊】

The Terror 監督:ロジャー・コーマン キャスト:ボリス・カーロフ、ディック・ミラー、サンドラ・ナイト、ジョナサン・ヘイズ、ドラティア・ヌーマン他

No.3
【旋風の中に馬を進めろ】

Ride in the Whirlwind 公開年:1965年 監督:モンテ・ヘルマン キャスト:キャメロン・ミッチェル、ミリー・パーキンス、ハリー・ディーン・スタントン、ルパート・クロス他



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No.4
【銃撃】

No.5
【聖バレンタインの虐殺/マシンガン・シティ】

The St. Valentine’s Day Massacre 公開年:1967年 監督:ロジャー・コーマン キャスト:ジェイソン・ロバーズ、ジョージ・シーガル、ラルフ・ミーカー、ブルース・ダーン他

No.6
【爆走!ヘルズ・エンジェルス】

No.7
【白昼の幻想】

The Trip 公開年:1967年 監督:ロジャー・コーマン キャスト:ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ブルース・ダーン、スーザン・ストラスバーグ他



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No.8
【ジャック・ニコルソンの嵐の青春】

Psych-Out
公開年:1968年
監督:リチャード・ラッシュ
キャスト:アダム・ロアーク、スーザン・ストラスバーグ、ディーン・ストックウェル、ブルース・ダーン他



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No.9
【イージー・ライダー】

Easy Rider 公開年:1969年 監督:デニス・ホッパー キャスト:ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、アントニオ・メンドーサ、カレン・ブラック他



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No.10
【晴れた日に永遠が見える】

On a Clear Day You Can See Forever 公開年:1970年 監督:ヴィンセント・ミネリ キャスト:バーブラ・ストライサンド、イヴ・モンタン、ラリー・ブライデン他



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No.11
【ファイブ・イージー・ピーセス】

Five Easy Pieces 公開年:1970年 監督:ボブ・ラフェルソン キャスト:カレン・ブラック、ビリー・グリーン・ブッシュ、スーザン・アンスパック、ロイス・スミス他



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No.12
【愛の狩人】

Carnal Knowledge 公開年:1971年 監督:マイク・ニコルズ キャスト:アート・ガーファンクル、アン=マーグレット、キャンディス・バーゲン、キャロル・ケイン他



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No.13
【キング・オブ・マーヴィン・ガーデン 儚き夢の果て】

The King of Marvin Gardens
公開年:1972年
監督:ボブ・ラフェルソン
キャスト:ブルース・ダーン、エレン・バースティン、ジュリア・アン・ロビンソン、スキャットマン・クローザース他



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No.14
【さらば冬のかもめ】

The Last Detail
公開年:1973年
監督:ハル・アシュビー
キャスト:ランディ・クエイド、オーティス・ヤング、クリフトン・ジェームズ、キャロル・ケイン他



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No.15
【チャイナタウン】

Chinatown 公開年:1974年 監督:ロマン・ポランスキー キャスト:フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン、ダイアン・ラッド、バート・ヤング他



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No.16
【おかしなレディ・キラー】

The Fortune 公開年:1975年 監督:マイク・ニコルズ キャスト:ストッカード・チャニング、ウォーレン・ベイティ、フローレンス・スタンリー、スキャットマン・クローザース他



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No.17
【カッコーの巣の上で】

One Flew Over the Cuckoo’s Nest
公開年:1975年
監督:ミロス・フォアマン
キャスト:ルイーズ・フレッチャー、ウィル・サンプソン、マイケル・ベリーマン、ブラッド・ドゥーリフ、クリストファー・ロイド、ダニー・デヴィート、ヴィンセント・スキャヴェリ、スキャットマン・クローザース他



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No.18
【さすらいの二人】

Professione: reporter
公開年:1975年
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
キャスト:マリア・シュナイダー、イアン・ヘンドリー、ジェニー・ラナカー他



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No.19
【トミー】

Tommy 公開年:1975年 監督:ケン・ラッセル キャスト:ロジャー・ダルトリー、アン=マーグレット、オリヴァー・リード、エルトン・ジョン、ティナ・ターナー、エリック・クラプトン他



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No.20
【ミズーリ・ブレイク】

The Missouri Breaks 公開年:1976年 監督:アーサー・ペン キャスト:マーロン・ブランド、ランディ・クエイド、キャスリーン・ロイド、ハリー・ディーン・スタントン、ジョン・マクリアム他



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No.21
【ラスト・タイクーン】

The Last Tycoon 公開年:1976年 監督:エリア・カザン キャスト:ロバート・デ・ニーロ、トニー・カーティス、ロバート・ミッチャム、ジャンヌ・モロー、レイ・ミランド他



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No.22
【ゴーイング・サウス】

Goin’ South 公開年:1978年 監督:ジャック・ニコルソン キャスト:メアリー・スティーンバージェン、クリストファー・ロイド、ジョン・ベルーシ、ダニー・デヴィート他



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No.23
【シャイニング】

No.24
【郵便配達は二度ベルを鳴らす】

The Postman Always Rings Twice 公開年:1981年 監督:ボブ・ラフェルソン キャスト:ジェシカ・ラング、ジョン・コリコス、マイケル・ラーナー、アンジェリカ・ヒューストン他



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No.25
【レッズ】

Reds 公開年:1981年 監督:ウォーレン・ベイティ キャスト:ウォーレン・ベイティ、ダイアン・キートン、エドワード・ハーマン、ポール・ソルヴィノ、ジーン・ハックマン他



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No.26
【ザ・ボーダー】

No.27
【愛と追憶の日々】

Terms of Endearment 公開年:1983年 監督:ジェームズ・L・ブルックス キャスト:シャーリー・マクレーン、デブラ・ウィンガー、ジョン・リスゴー他



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No.28
【男と女の名誉】

Prizzi’s Honor 公開年:1985年 監督:ジョン・ヒューストン キャスト:キャスリーン・ターナー、アンジェリカ・ヒューストン、ロバート・ロッジア、ジョン・ランドルフ、ローレンス・ティアニー他



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No.29
【心みだれて】

Heartburn 公開年:1986年 監督:マイク・ニコルズ キャスト:メリル・ストリープ、ジェフ・ダニエルズ、ストッカード・チャニング、モーリン・ステイプルトン、ミロス・フォアマン、キャサリン・オハラ他



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No.30
【イーストウィックの魔女たち】

The Witches of Eastwick 公開年:1987年 監督:ジョージ・ミラー キャスト:シェール、ミシェル・ファイファー、スーザン・サランドン、リチャード・ジェンキンス、ヴェロニカ・カートライト他



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No.31
【ブロードキャスト・ニュース】

Broadcast News 公開年:1987年 監督:ジェームズ・L・ブルックス キャスト:ウィリアム・ハート、アルバート・ブルックス、ホリー・ハンター、ロイス・チャイルズ他



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No.32
【黄昏に燃えて】

Ironweed 公開年:1987年 監督:エクトール・バベンコ キャスト:メリル・ストリープ、キャロル・ベイカー、トム・ウェイツ、マイケル・オキーフ他



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No.33
【バットマン】

Batman 公開年:1989年 監督:ティム・バートン キャスト:マイケル・キートン、キム・ベイシンガー、ロバート・ウール、マイケル・ガフ、ジャック・パランス他



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No.34
【黄昏のチャイナタウン】

The Two Jakes 公開年:1990年 監督:ジャック・ニコルソン キャスト:ハーヴェイ・カイテル、メグ・ティリー、マデリーン・ストウ、イーライ・ウォラック他



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No.35
【お気にめすまま】

Man Trouble 公開年:1992年 監督:ボブ・ラフェルソン キャスト:エレン・バーキン、ハリー・ディーン・スタントン、ビヴァリー・ダンジェロ、ヴェロニカ・カートライト他



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No.36
【ア・フュー・グッドメン】

A Few Good Men 公開年:1992年 監督:ロブ・ライナー キャスト:トム・クルーズ、デミ・ムーア、ケヴィン・ベーコン、キーファー・サザーランド、キューバ・グッディング・ジュニア他



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No.37
【ホッファ】

Hoffa 公開年:1992年 監督:ダニー・デヴィート キャスト:ダニー・デヴィート、アーマンド・アサンテ、J・T・ウォルシュ他

No.38
【ウルフ】

Wolf 公開年:1994年 監督:マイク・ニコルズ キャスト:ミシェル・ファイファー、ジェームズ・スペイダー、ケイト・ネリガン、リチャード・ジェンキンス、クリストファー・プラマー他



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No.39
【クロッシング・ガード】

The Crossing Guard 公開年:1995年 監督:ショーン・ペン キャスト:デヴィッド・モース、ロビン・ライト、アンジェリカ・ヒューストン、パイパー・ローリー他



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No.40
【ブラッド&ワイン】

No.41
【夕べの星】

The Evening Star 公開年:1996年 監督:ロバート・ハーリング キャスト:シャーリー・マクレーン、ビル・パクストン、ジュリエット・ルイス、ミランダ・リチャードソン他



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No.42
【マーズ・アタック!】

Mars Attacks! 公開年:1996年 監督:ティム・バートン キャスト:グレン・クローズ、アネット・ベニング、ピアース・ブロスナン、ダニー・デヴィート、マーティン・ショート、サラ・ジェシカ・パーカー、マイケル・J・フォックス、ロッド・スタイガー、トム・ジョーンズ、ナタリー・ポートマン、パム・グリア、ジャック・ブラック他



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No.43
【恋愛小説家】

As Good as It Gets 公開年:1997年 監督:ジェームズ・L・ブルックス キャスト:ヘレン・ハント、グレッグ・キニア、キューバ・グッディング、ジュニア、シャーリー・ナイト、ハロルド・ライミス他



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No.44
【プレッジ】

The Pledge 公開年:2001年 監督:ショーン・ペン キャスト:ロビン・ライト、アーロン・エッカート、サム・シェパード、ベニチオ・デル・トロ、ミッキー・ローク他



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No.45
【アバウト・シュミット】

About Schmidt 公開年:2002年 監督:アレクサンダー・ペイン キャスト:キャシー・ベイツ、ホープ・デイヴィス、ダーモット・マルロニー、ジューン・スキッブ他



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No.46
【N.Y.式ハッピー・セラピー】

Anger Management 公開年:2003年 監督:ピーター・シーガル キャスト:アダム・サンドラー、マリサ・トメイ、ジョン・タトゥーロ、ウディ・ハレルソン、ジョン・C・ライリー他



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No.47
【恋愛適齢期】

Something’s Gotta Give 公開年:2003年 監督:ナンシー・マイヤーズ キャスト:ダイアン・キートン、キアヌ・リーヴス、フランシス・マクドーマンド、アマンダ・ピート他



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No.48
【ディパーテッド】

The Departed 公開年:2006年 監督:マーティン・スコセッシ キャスト:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、マーティン・シーン、マーク・ウォールバーグ、ヴェラ・ファーミガ他



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No.49
【最高の人生の見つけ方】

The Bucket List 公開年:2007年 監督:ロブ・ライナー キャスト:モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ビヴァリー・トッド、ロブ・モロー他



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No.50
【幸せの始まりは】

How Do You Know 公開年:2010年 監督:ジェームズ・L・ブルックス キャスト:リース・ウィザースプーン、ポール・ラッド、オーウェン・ウィルソン他



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ジャック・ニコルソン出演映画ランキング/ベスト20

以上の50作を「ノミネート作」としまして、ジャック・ニコルソンが出演している映画を大好きな順番にランキングしました。

最初は50作すべてをランキングしようと息巻いていたんですけど、考え過ぎて具合が悪くなってきたので、ベスト20に留めています。

 

「第○位」となっている順番は飽くまでも「私が好きな作品順」です。私が個人的に愛する作品と世間一般に受け入れられている作品は必ずしも一致しないので、ランキングと「おすすめ度」を分けて記載しています。

第1位【カッコーの巣の上で】

【カッコーの巣の上で】救世主マクマーフィ
©One Flew Over the Cuckoo’s Nest/カッコーの巣の上でより引用

おすすめ度:

言わずと知れたジャック・ニコルソン最高傑作。

第48回アカデミー賞で最優秀作品・監督・主演男優・主演女優・脚本賞を独占した名画。

助手
(大ファンの割にはベタな映画が1位なんやな…)

アホなことを言うてください。

ベタだろうがメジャーだろうがマイナーだろうが【カッコーの巣の上で】に勝る映画なんてありますかいな。

ランドル・パトリック・マクマーフィを演じた時のジャック・ニコルソンに勝るハリウッドスターなんておりますかいな。

 

マクマーフィに恋して20年以上。

彼は未だに私の心を虜にしたままです。

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第2位【さらば冬のかもめ】

【さらば冬のかもめ】ジャック・ニコルソンとランディ・クエイド
©The Last Detail/さらば冬のかもめより引用

おすすめ度:

かもめが出てくるわけでは全然ございません。

タイトルの“かもめ”が意味するのは“水兵さん”のこと。

 

海軍下士官ビリー・バダスキー(ジャック・ニコルソン)とミュール・マルホール(オーティス・ヤング)は、窃盗事件を起こしたとされる新兵メドウス(ランディ・クエイド)を海軍刑務所へ護送する任務に就きます。

与えられた時間は7日間。

最初はさっさと任務を終わらせようとしていたのに、メドウスの境遇を聞けば聞くほどどんどん彼に肩入れしてしまう親分肌のバダスキーが奇跡のようにカッコいい。

 

どことなく【カッコーの巣の上で】のマクマーフィと【さらば冬のかもめ】のバダスキーはキャラがカブっていますから、私がこの二作を1位と2位に挙げるのも(我ながら)納得、うんうん。

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第3位【マーズ・アタック!】

ジャック・ニコルソン大統領
©Mars Attacks!/マーズ・アタック!より引用

おすすめ度:

いきなり1990年代に飛びます。

あとにも先にもジャック・ニコルソンが「アメリカ大統領」を演じたのはこれだけだと思うんですけど、コレが結構サマになってる。なぜにこれまで誰もキャスティングせなんだか。

 

公開時(1996年)にはすでに大物俳優だったジャック・ニコルソンがけちょんけちょんにやられる姿は何度観ても笑えます。【おかしなレディ・キラー】や【ゴーイング・サウス】など、若い頃にもコメディ映画にはいくつか出ていましたが、【マーズ・アタック!】の時に提供してくれる“大御所ならではのシュールな笑い”が一番面白い。

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第4位【イージー・ライダー】

ジョージ・ハンセンとワイアットとビリー
©easy rider/イージー・ライダーより引用

おすすめ度:

「ジャック・ニコルソン」の名が広く世界中に響き渡るきっかけとなった伝説的映画。

ハーレーでアメリカ大陸を横断するキャプテン・アメリカ(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)の2人の前に、突如現れる“第三の男”ジョージ・ハンセン(ジャック・ニコルソン)。

下積みの長かったジャックはこの映画でようやくオスカーノミネート(助演男優賞)の快挙を成し遂げます。

 

ジャックほどの才能あふれる名優がどうして長い下積み時代を送らなければならなかったのか、答えは【イージー・ライダー】以前の映画のジャックと【イージー・ライダー】出演時のジャックを観比べてみれば一目瞭然。

要するに【イージー・ライダー】までのジャックには大衆を魅了する力が足りなくて、【イージー・ライダー】の時のジャックにはその力が備わってたってこと。

今まで積んできた経験がここで一気に開花したのかも知れないし、単にデニス・ホッパーとピーター・フォンダが考え出した“ジョージ・ハンセン”というキャラクターがジャックに抜群にハマったのかも知れない。或いはこの頃のジャックは役者を辞めて製作側に回ろうとしていたと言いますから、「もう役者として成功しなくてもええわ!」と開き直ったのが奏功したのかも知れません。

いずれにしても【イージー・ライダー】の時のジャックの漲るパワーと観客を引き寄せる引力は尋常じゃないんですよ。【イージー・ライダー】までの彼には確かにこんな引力は備わってなかったはず。

 

そんなにすごいのに3位じゃないのかって?

あ~すみません、【マーズ・アタック!】だけはどうしても外せないもんで。

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第5位【クロッシング・ガード】

【クロッシング・ガード】ジャック・ニコルソン
©The Crossing Guard/クロッシング・ガードより引用

おすすめ度:

交通事故で幼い娘を亡くした父親(ジャック・ニコルソン)と、“過失致死”の罪を犯してしまった加害者の青年(デヴィッド・モース)。

痛ましい交通事故が巡り合わせた2人の男を、双方の立場から繊細に描いた映画。監督は俳優のショーン・ペン

 

【クロッシング・ガード】はストーリー云々以前にとりあえず、チョイ悪ファッ(※ファッション)に身を包んだジャック・ニコルソンがもんどり打つほどカッコいい映画です。チョイ悪ファッソンに加えて「娘に先立たれる」という世界で一番つらい現実を背負ってるもんだから、「世捨て人のようなカッコ良さ」がずば抜けてる。

 

「加害者」だから立場としては弱いんだけど、その分“心の強さ”が際立つデヴィッド・モースの演技も良い。

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第6位【バットマン(1989)】

ジョーカー(演:ジャック・ニコルソン)
©BATMAN/バットマンより引用

おすすめ度:

最近の若い人は「ジョーカー」と聞いたらホアキン・フェニックスを思い浮かべるんでしょうねえ…。

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少し前ならヒース・レジャーでしょうしねえ…。

私の世代なら「ジョーカー」と言えば断然ジャック・ニコルソンなんですけどねえ…。

 

超イカスジャック版ジョーカーの決め台詞、ご存知ですか?

こちらです。

「月夜に悪魔と踊ったことが?」

敵にとどめを刺す時にはぜひご活用ください。

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第7位【ディパーテッド】

【ディパーテッド】ジャック・ニコルソン
©The Departed/ディパーテッドより引用

おすすめ度:

「ギャングのボス役」とかそのまんま過ぎた【ディパーテッド】。

ジャック・ニコルソンって意外とラブストーリーに出演することが多かったりするもので(大体はプレイボーイの役)、【ディパーテッド】で色恋抜きの純粋な“悪”を演じてくれて嬉しかったのを覚えています。

 

きったない散り方も最高。

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第8位【黄昏に燃えて】

【黄昏に燃えて】ジャック・ニコルソン
©Ironweed/黄昏に燃えてより引用

おすすめ度:

【黄昏に燃えて】でのジャックは、大恐慌時代のホーボーに扮しています。

参考 ホーボー=アメリカで19世紀の終わりから20世紀初頭の世界的な不景気の時代、働きながら方々を渡り歩いた渡り鳥労働者のこと。ホームレスのサブカルチャーの一員。

ドロドロの服を着て底の抜けた靴を履き、脂ぎった髪の毛を帽子で隠し、不潔極まりない無精ヒゲを気にかけてもいない汚らしい出で立ちは結構衝撃。

主人公のホーボーがどうしてこんな生活を送ることになってしまったのかが少しずつ語られる映画で、私は2~3ヶ月洗ってない水槽みたいにスッキリしない澱んだ雰囲気が大好きなのですが、観る人によっては退屈かも知れません。

 

食べる物にも事欠く浮浪者であるはずのジャックが太ってしまってるのはご愛敬。

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第9位【ア・フュー・グッドメン】

ジェセップ司令官(ジャック・ニコルソン)
©A Few Good Men/ア・フュー・グッドメンより引用

おすすめ度:

主人公のインテリ弁護士ダニエル・キャフィ大尉(トム・クルーズ)の最大の敵(壁?)となるアメリカ海軍グアンタナモ基地司令官ネイサン・R・ジェセップ大佐(ジャック・ニコルソン)。

実際の戦闘を知らない温室育ちのキャフィ大尉や海軍内務課のギャロウェイ少佐(デミ・ムーア)からしてみれば、ジェセップ大佐は悪魔のような指導者なのかも知れないけど、私は彼は強ち間違ったことは言ってないと思います。

ジャックが好きだからじゃないよ?

こんな風に厳しい上官に鍛えられたお陰で前線を生き延びることができた部下だって一定数いるはず。

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第10位【チャイナタウン】

【チャイナタウン】ジャック・ニコルソン
©Chinatown/チャイナタウンより引用

おすすめ度:

【チャイナタウン】をジャック・ニコルソンの最高傑作とする意見はたくさんあります。

私立探偵ジェイク・ギテスを演じた時のジャックは“第二の(ハンフリー・)ボガード”と言われたくらいですから、当時の大衆にどれほど大きな衝撃を与えたかがうかがい知れますよね。

キャラも立ってて私ももちろん大好きな映画ですけど(ヒロインのフェイ・ダナウェイも好き)、少々難解なので10位にランキングしておきました。恥ずかしながらDVDの音声解説を聞かないことには意味が分からなかった部分があったくらいですので。

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第11位【キング・オブ・マーヴィン・ガーデン -儚き夢の果て-】

【キング・オブ・マーヴィン・ガーデン 儚き夢の果て】ジャック・ニコルソン
©The King of Marvin Gardens/キング・オブ・マーヴィン・ガーデン

おすすめ度:

初期の地味な映画で、当然VOD(ビデオ・オン・デマンド=動画配信サービス)とかにも見当たりませんから、もしかしたら視聴できるメディアは限られてくるかも知れませんけど、機会があれば何とか入手して観てみて欲しい。

とにかく眼鏡をかけた冴えない男デヴィッド・ステイブラーに扮したジャック・ニコルソンがイケてねえ

そういう意味では5位にランキングした【クロッシング・ガード】の対極にある映画と言えるかも知れません。

 

「冴えないジャック」ってのが珍しいので目が離せないし、ボブ・ラフェルソンが監督してる割には(コラ!)内容も面白い。

中でもラストシーンは出色の出来栄えで、私が今まで観た映画全部の「ラストシーン・ランキング」を作るとしたら、間違いなくベスト50には入れると思います。

助手
ベスト50って!
微妙か!

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第12位【ミズーリ・ブレイク】

【ミズーリ・ブレイク】ジャック・ニコルソン
©The Missouri Breaks/ミズーリ・ブレイクより引用

おすすめ度:

本記事をここまで読み進めてくれたあなたならすでにお分かりのことだと思いますけど、私はジャック・ニコルソンの大ファンです(しつこい)。

「ハリウッドスターで誰が好き?」と聞かれればまずはぶっちぎりの1位である彼の名を挙げ、その後にはマーロン・ブランドジーン・ハックマンジョージ・C・スコットらが少々団子気味に続きます。

 

【ミズーリ・ブレイク】にはなんと、その“私の好きな俳優”のツートップであるジャック・ニコルソンとマーロン・ブランドがW主演しています。

 

それなのに第12位。

 

なぜトップ10にも入らないのかは、レビュー記事を読んだ上で推して知るべし。

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第13位【おかしなレディ・キラー】

【おかしなレディ・キラー】ジャック・ニコルソン
©The Fortune/おかしなレディ・キラーより引用

おすすめ度:

チンケな詐欺師ニック(ウォーレン・ベイティ)と前科持ちの小悪党オスカー(ジャック・ニコルソン)が共謀して、大富豪の令嬢フレディ(ストッカード・チャニング)の財産を手に入れようとするドタバタコメディ。

実生活でも親友同士のウォーレン・ベイティとの共演は本当に楽しそう。

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第14位【シャイニング】

【シャイニング】オーバールック・ホテルに憑かれたジャック
©The Shining/シャイニングより引用

おすすめ度:

「ジャック・ニコルソンといえば【シャイニング】」って人も多いと思います。

この映画をどうランク付けしていいものやら正直少し迷った部分もあるんですけど、【シャイニング】がモダンホラーの傑作たり得たのは“ジャック・ニコルソン”というよりは監督の“スタンリー・キューブリック”の功績の方が明らかに大きいのでこの位置にしました。

妻のウェンディ(シェリー・デュヴァル)をバスルームに追い詰め、斧でカチ割ったドアの隙間から「Here’s Johnny!」と叫ぶジャックの姿は余りにも有名だけど、あのシーンだって完璧を求めるキューブリックが監督だったからこその名場面だしね。

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第15位【プレッジ】

【プレッジ】ジャック・ニコルソン
©The Pledge/プレッジより引用

おすすめ度:

【クロッシング・ガード】と同じく、俳優としても活躍するショーン・ペン監督作。退職した元敏腕刑事の、幸福に上り詰めるか一瞬で転落するかのギリギリの描写が手に汗握ります。

後味悪い系の映画ですから苦手な人はご用心ください。

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第16位【アバウト・シュミット】

【アバウト・シュミット】ジャック・ニコルソン
©About Schmidt/アバウト・シュミットより引用

おすすめ度:

“加齢臭”を通り越して“悲哀臭”しかしてこない定年退職後の元サラリーマン、ウォーレン・シュミット氏(ジャック・ニコルソン)を描いた秀作。

まるでジャック本人の俳優人生が終わってしまったような気がして、熱烈ファンとしてはどうにもこうにもやり切れない映画。人生の目標を失って彷徨うシュミット氏と現実のジャックが重なって涙が止まらなくなるんです。

 

それにしても【アバウト・シュミット】ですらももう20年近く前の映画になるのか…。

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第17位【ゴーイング・サウス】

【ゴーイング・サウス】ジャック・ニコルソン
©Goin’ South/ゴーイング・サウスより引用

おすすめ度:

ジャック・ニコルソンには生涯で3つ、“監督”として名を連ねる映画があります。

その3つの監督作の内、2つ目に当たるのが【ゴーイング・サウス】。

海外ではクソカスに評価されている作品なんですけど(日本ではレビューすら見当たらない)、「【カッコーの巣の上で】仲間」であるダニー・デヴィートクリストファー・ロイドも出演してて、仲良く手作りしてるっぽい感じが私は好きです。

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第18位【ファイブ・イージー・ピーセス】

【ファイブ・イージー・ピーセス】ジャック・ニコルソン
©Five Easy Pieces/ファイブ・イージー・ピーセスより引用

おすすめ度:

【イージー・ライダー】のジョージ・ハンセン役でアカデミー助演男優賞にノミネートされ世界中から注目を集めたジャック・ニコルソンが、その1年後に今度は「主演」としてオスカーにノミネートされることになる映画。

“名門音楽一家の次男坊”のレールからドロップアウトした元ピアニストのボビー(ジャック・ニコルソン)の、とある数週間が切り取られます。

 

どうぞ前半は「何を甘えてんねん名家のボンボンが!」って蔑みながら観ていてください。すると中盤で、ブランクがあっても難なくピアノを弾いてみせたボビーが「8歳の俺の方が上手く弾けた」と呟いた時にハッとさせられます。

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第19位【旋風の中に馬を進めろ】

【旋風の中に馬を進めろ】ジャック・ニコルソン
©Ride in the Whirlwind/旋風の中に馬を進めろより引用

おすすめ度:

衰退期にあがくように製作された西部劇のひとつ。

威風堂々たる晩年のジャックからはちょっと想像がつかない「小物感」が堪能できるんで、若い頃の彼をまったく知らない方の「最初の1本」におすすめです。

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第20位【リトル・ショップ・オブ・ホラーズ】

【リトル・ショップ・オブ・ホラーズ】ジャック・ニコルソン
©The Little Shop of Horrors/リトル・ショップ・オブ・ホラーズより引用

おすすめ度:

低予算映画の帝王ロジャー・コーマン2日で撮り上げたB級ホラー。

ジャック・ニコルソンの役どころは「歯医者にチュイーン!ガリガリ!ってやって欲しくて仕方ないマゾの患者」。

かなり初期の映画なのにノン麻酔でペンチで歯を引っこ抜かれて「止めないで!もっと!」と叫ぶ時の演技力は、すでに「未来のオスカー俳優」の片鱗を覗かせています。

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ひと目で分かるジャック・ニコルソン映画おすすめランキング46

21位以下も含めて一覧にしてみました。最後の方はもう何だかよく分からなくなってきたので適当です(おい)。

改めて並べてみるとホントに良作ばっかりで、甲乙つけがたい作品が多い中を四苦八苦しながら無理矢理ランキングにしたので、しばらくしたらヒョッと順位が変わっていたりするかも知れません。

さすがにトップ10は不動かなって感じですけど。

順位タイトル公開年
1位【カッコーの巣の上で】1975
2位【さらば冬のかもめ】1973
3位【マーズ・アタック!】1996
4位【イージー・ライダー】1969
5位【クロッシング・ガード】1995
6位【バットマン】1989
7位【ディパーテッド】2006
8位【黄昏に燃えて】1987
9位【ア・フュー・グッドメン】1992
10位【チャイナタウン】1974
11位【キング・オブ・マーヴィン・ガーデン -儚き夢の果て-】1972
12位【ミズーリ・ブレイク】1976
13位【おかしなレディ・キラー】1975
14位【シャイニング】1980
15位【プレッジ】2001
16位【アバウト・シュミット】2002
17位【ゴーイング・サウス】1978
18位【ファイブ・イージー・ピーセス】1970
19位【旋風の中に馬を進めろ】1965
20位【リトル・ショップ・オブ・ホラーズ】1960
21位【愛の狩人】1971
22位【嵐の青春】1968
23位【銃撃】1966
24位【さすらいの二人】1975
25位【イーストウィックの魔女たち】1987
26位【爆走!ヘルズ・エンジェルス】1967
27位【ザ・ボーダー】1982
28位【愛と追憶の日々】1983
29位【恋愛小説家】1997
30位【ブロードキャスト・ニュース】1987
31位【レッズ】1981
32位【ラスト・タイクーン】1976
33位【ウルフ】1994
34位【Tommy/トミー】1975
35位【郵便配達は二度ベルを鳴らす】1981
36位【夕べの星】1996
37位【恋愛適齢期】2003
38位【女と男の名誉】1985
39位【ブラッド&ワイン】1996
40位【最高の人生の見つけ方】2007
41位【黄昏のチャイナタウン】1990
42位【晴れた日に永遠が見える】1970
43位【心みだれて】1986
44位【お気にめすまま】1992
45位【N.Y.式ハッピー・セラピー】2003
46位【幸せの始まりは】2010

ジャック・ニコルソンってどんな人?

こんなところまで読んでくれているなんて、あなたもすっかりジャック・ニコルソンの魅力に憑りつかれてしまったとみえますね。

最後に、彼の半生について簡単に振り返ってみようと思います。興味が沸いてきた方はもうしばらくお付き合いください。

「両親」だと思ってた人達は実は…

ジャック・ニコルソンは1937年4月22日、アメリカ合衆国ニュージャージー州ネプチューンに誕生します。

両親は年老いていましたが、ジューンとロレインという歳の離れた姉が2人もいたし、大して気にも留めていなかったようです。

ジャック・ニコルソンおすすめランキング
©Internet Movie Database

ところが後に、下手をすればこれまでの人生すべてがひっくり返ってしまうような驚愕の事実が発覚します。

その事実とは、ジャックがこれまで「両親」だと思っていた人達は彼の「祖父母」で、16歳年上の「姉」とされてきたジューンが彼の本当の「母親」だったというもの。

すごいでしょこれ?どんな境遇やねんって思いますよね。

ジャック・ニコルソンおすすめランキング
©Internet Movie Database

しかもジャックがこの事実を知った時にはすでに「祖父母」も「母親」も他界していたため、私生児として産まれた彼の「父親」だけは今も不明のまま。「父親」を名乗る人物は複数現れたものの、ジャックはDNA鑑定してまで「父親」を探そうとはしなかったそうです。

製作側として生きて行こうと思った若手時代

ジャックのキャリアの始まりは、ハリウッドの大手映画会社MGMのメールボーイ。

彼はマーロン・ブランドやジェームズ・ディーンに憧れてハリウッドにやってきた他の多くの若者たちと同じように、働きながら演技を学び、いつか表舞台で脚光を浴びることを夢見ていました。

【コーマン帝国】ジャック・ニコルソン
©Corman’s World/コーマン帝国より引用

しかし同じ歳で親友同士でもあるウォーレン・ベイティがデビュー作【草原の輝き】からいきなりナタリー・ウッドと共演するという幸運に恵まれる中、ジャックのデビュー作はと言えば「【理由なき反抗】の劣化版」とこき下ろされたロジャー・コーマンプロデュースによる【The Cry Baby Killer】。

【The Cry Baby Killer】ジャック・ニコルソン
©Internet Movie Database

その後も評価されることのないまま、実に20本近くのショボめの映画に出演し続けます。

この頃のジャックを救ってくれたのが前述の「きわもの映画の帝王」ロジャー・コーマンで、ジャックは【イージー・ライダー】で名声を得るまで鳴かず飛ばずだった自分を10年も使い続けてくれたコーマンには未だに足を向けて寝られないほど感謝していると言っています。

【コーマン帝国】忍者と悪女
©Corman’s World/コーマン帝国より引用

ジャックの興味は俳優業だけではなかったので、一時期は本気で俳優を辞めて裏方に回ろうかと悩んだこともあったそうです。

この人が演じることを辞めてしまってたかも知れないなんて想像しただけで血の気が引いて行きます。もしそんなことになってたら映画界の至宝の損失ですよ。

ジャック・ニコルソンおすすめランキング
©Internet Movie Database

挫折を乗り越えて演じ続けてくれてよかった。マジで。ありがとうジャック・ニコルソン。大好き。

オスカー12度ノミネート(うち3度受賞)の怪物

ジャック・ニコルソンおすすめランキング
©Internet Movie Database

そして【イージー・ライダー】で初めてオスカーにノミネートされてからのジャックの快進撃は、熱烈ファンじゃない方でも知るところでしょう。彼は受賞も含めてこれまでに12回もオスカーにノミネートされています。

以下に一覧を記載します。

個人的には全部受賞でええやろって思ってるけどそこは後進に譲ろか。

 

歴代最多ノミネートはと言えばメリル・ストリープ21回(!)なんですけどね。あの人は異常。もう殿堂入りで良い。

ジャック・ニコルソンのオスカーノミネート/受賞作一覧

  1. 1969年【イージー・ライダー】助演男優賞
  2. 1970年【ファイブ・イージー・ピーセス】主演男優賞
  3. 1973年【さらば冬のかもめ】主演男優賞
  4. 1974年【チャイナタウン】主演男優賞
  5. 1975年【カッコーの巣の上で】主演男優賞 ※受賞
  6. 1981年【レッズ】助演男優賞
  7. 1983年【愛と追憶の日々】助演男優賞 ※受賞
  8. 1985年【女と男の名誉】主演男優賞
  9. 1987年【黄昏に燃えて】主演男優賞
  10. 1992年【ア・フュー・グッドメン】助演男優賞
  11. 1997年【恋愛小説家】主演男優賞 ※受賞
  12. 2002年【アバウト・シュミット】主演男優賞

ジャック・ニコルソンおすすめランキング
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かかわるすべての人に愛される百面相の怪優ジャック・ニコルソン

“偉大なる女ったらし”と自称するほど女好きだったジャックですが、意外にも結婚は女優のサンドラ・ナイトとの一度きりしかしていません。現在のパートナーであるレベッカ・ブロウサードとも事実婚状態。

プレイボーイであればあるほど結婚は遠ざけるものですけど、ジャックの場合は、付き合ってきた女性たちが別れたあとも彼を悪く言わない、それどころか良い関係を築いていることが多いので、よほど離れがたいほどに彼が素晴らしい人間なんだろうと想像がつきます。

17年も付き合った挙句、子供を持つことも結婚することもなかったアンジェリカ・ヒューストンだって、別れた後も避けることなく何度もジャックと共演しています。

ジャック・ニコルソンおすすめランキング
©Internet Movie Database

婚外子がたくさんいるのも、裏を返せば結婚してないことをいいことに「俺の子じゃない」とはねつけるのではなく、きちんと認知してきたということ。

こんな風に人間として尊敬できる男の傍にいられるなら、女って愛人だろうが結婚できなかろうが少々浮気されようが文句言わないですよ、ホントに。

 

  • マゾの変人
  • 西部の無法者
  • 音楽を愛するフラワー・チルドレン
  • 飲んだくれの弁護士
  • 挫折してヤケクソのピアニスト
  • 最後に痛い目見る親分肌の海兵
  • いらんことした私立探偵
  • 精神病患者に成りすます犯罪者
  • 親友の妻を寝取ってポエムを贈る劇作家
  • 宇宙規模にぶっ飛んだ元宇宙飛行士
  • ゴルゴ13もびっくりの凄腕の殺し屋
  • つらい過去を背負って太り過ぎたホーボー
  • 顔面に“笑顔”が張り付いてるサイコ
  • 国を護ることが職務の海軍大佐
  • ほぼメーキャップなしであろう狼男
  • ちょい悪ファッソンの宝石屋
  • 体裁を気にする米国大統領
  • 純情すぎる潔癖症の恋愛小説家
  • 悲哀が“すぎる”定年退職後のサラリーマン、etc.

様々な役柄を演じてきた百面相の怪優ジャック・ニコルソン

映画の中のジャックもさることながら、彼の素顔や私生活まで想像し始めると、やっぱりこの人が無茶苦茶好きだと再認識せずにはいられません。

『死ぬまでに観たい映画1001本』ジャック・ニコルソン

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

朱縫shuhou 天衣無縫に映画をつづっている人

朱縫shuhou

「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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