- 邦画
- 2026年2月2日
アメリカの映画団体AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)が1998年から(ほぼ)1年毎に発表し始めた「アメリカ映画100年シリーズ」。
ラインナップ
- 1998年:アメリカ映画ベスト100
- 1999年:映画スターベスト100
- 2000年:コメディ映画ベスト100
- 2001年:スリルを感じる映画ベスト100
- 2002年:情熱的な映画ベスト100
- 2003年:ヒーローと悪役ベスト100
- 2004年:アメリカ映画主題歌ベスト100
- 2005年:アメリカ映画の名セリフベスト100
- 2005年:映画音楽ベスト100
- 2006年:感動の映画ベスト100
- 2006年:ミュージカル映画ベスト
- 2007年:アメリカ映画ベスト100(10周年エディション)
- 2008年:10ジャンルのトップ10
この記事は「アメリカ映画100年シリーズ」のうち、2008年に発表された「10ジャンルのトップ10」の一覧・詳細情報・所感・おすすめ度(★)をまとめたものです。
リストの下に私自身のおすすめ作品も掲載しています。
あなたが今日観る映画の参考になれば幸いです。

お好きなジャンルをご覧ください。
この下には叙事詩的映画のランキングがあります。
叙事詩的映画
映画ジャンル別ランキング★叙事詩的映画ベスト10

第1位【アラビアのロレンス】

ちょっと待ってこれアメリカ映画ちゃうんですけど。(イギリス製作)
配給がコロムビア映画やから「アメリカ映画」ってことでええのん?
…よく分かりません。
とりあえず一言。
アメリカ人【アラビアのロレンス】好っきゃなあ~。
こういった「○○ランキング」みたいなやつに必ず入ってきますけど、これオモロイ?
何しかオスマントルコ帝国からの独立のため、アラブ人達を率いて戦った異色のイギリス人トマス・エドワード・ロレンス(ピーター・オトゥール)を描いた物語です。
映像美が素晴らしいことは分かるんですけど、いやあ~…。
これオモロイ?
同じデヴィッド・リーン監督の作品なら、私は断然【戦場にかける橋】の方が好きです。
次点で【ドクトル・ジバゴ】。
第2位【ベン・ハー】

これは納得、ほっ。
ユダヤの貴族だったベン・ハー(チャールトン・ヘストン)は、ローマの軍司令官メッサラ(スティーヴン・ボイド)の裏切りに遭い奴隷の身分に落とされてしまいます。
何度も死にそうになるベン・ハーの命を救ってくれたのは、“救世主”イエス・キリスト!ばばーん!
数々の奇跡の末に故郷のエルサレムに舞い戻ったベン・ハーは、宿敵メッサラと最後の対決に挑みます。
キリスト教圏でもない限りイエス・キリストの偉大さはイマイチ伝わってこないんですが、それにしたって3ヶ月もの撮影期間を要した大迫力の戦車競争だけでも一見の価値あり。
第3位【シンドラーのリスト】

第二次世界大戦時、自身の経営する軍需工場に必要な労働力だとして、ナチス・ドイツによる大量虐殺から1100人以上ものユダヤ人を救った実業家オスカー・シンドラーを題材にした映画。
とりあえずもっぺん書いとくか。
アメリカ人【シンドラーのリスト】好っきゃなあ~。
どうにもこうにも私は苦手なんですけど…。
良い映画だと思うんですよ?
ホロコースト(第二次世界大戦におけるナチス・ドイツによる(主に)ユダヤ人の大量虐殺)を描いた部分はね?
疑問に思うのはオスカー・シンドラーの人物像についてです。
そこだけ。
第4位【風と共に去りぬ】



数々の名言も生み出しました。南北戦争時代の混乱のさなかに強く生きた一人の女性と彼女を取り巻く人々を描いた大作。
アメリカ南部の豊かな農園の令嬢スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)は、出会う男性みんなが虜になってしまうほどの美貌の持ち主。
しかし彼女の心は意外にも幼馴染のアシュレー(レスリー・ハワード)一筋。アシュレーにメラニー(オリヴィア・デ・ハヴィランド)というれっきとした婚約者がいることを知ってもその気持ちは変わりません。
そんな自己中心的で情熱的なスカーレットを気に入ったのが名家の生まれの自由人レット・バトラー(クラーク・ゲーブル)。彼はことあるごとにスカーレットの前に姿を現してはちょっかいをかけて去っていきます。
心の弱い人だったら自ら命を絶ってしまいかねないような結構な苦難が降りかかっているというのに、スカーレットは微塵もひるんだりしません。

もうダメ!
一体どうやって生きていけばいいの?!
死んでしまうわ!
ご心配なく、口だけです。
この人強いんで放っといて大丈夫。
まあ彼女だけじゃないんですけど。
メラニー然り、バトラー様然り、アシュレー然り、結構人間って強いんだねって思える映画です。
第5位【スパルタカス(1960)】

共和政ローマ時代にイタリア半島で起こった「スパルタクスの反乱」を題材にしたスタンリー・キューブリック監督、カーク・ダグラス主演による映画。
鉱山で使役される奴隷だったスパルタカス(カーク・ダグラス)はその屈強な肉体を気に入られ、剣闘士養成所に連れて行かれます。そこでは生きるか死ぬかの剣闘に備えての訓練の日々が待っていました。
そんなある日、心を通わせた女奴隷バリニア(ジーン・シモンズ)がローマに連れていかれるのを見て逆上したスパルタカスは、仲間達と一斉蜂起し養成所を制圧。その後行く先々で奴隷を解放しながら自由を求めて戦います。
最終決戦時には10~30万人にも膨れ上がっていたとされる奴隷軍と、北朝鮮のマスゲームのように一糸乱れぬ団結力を見せるローマ軍との戦いは、映画史に残る名場面。
第6位【タイタニック】

【ベン・ハー】、【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還】と並んで、アカデミー賞最多11部門(作品・監督・歌曲・劇映画音楽・音響編集・録音・美術・撮影・衣裳デザイン・編集・視覚効果)受賞の名作。
3時間を超える長編映画ですが、前半は身分違いの恋を描いた甘いラブストーリー、後半は沈む客船を前に右往左往する人々を描いたパニック・アクション(もしくはヒューマン・ドラマ)と、氷山にぶつかった前と後とで全く違った様相を呈するので、飽きることもダレることもなく一気に鑑賞することができます。
第7位【西部戦線異状なし】

公開年:1930年
上映時間:136分
監督:ルイス・マイルストン
キャスト:リュー・エアーズ、ウィリアム・ベイクウェル他
ドイツ側から見た世界大戦をアメリカが描く異色の反戦映画。
名作なのは間違いないんですけど、「叙事詩的映画トップ10」に入ってることにはなんだか違和感があります。
ふう~ん。
第8位【プライベート・ライアン】

【プライベート・ライアン】が第8位にランクインしている所をみると、【西部戦線異状なし】が第7位ってのも頷ける、か。ふんふん。
戦地に赴いた4人の兄弟の内、末っ子のジェームズ(マット・デイモン)以外全員戦死してしまったライアン家。
“ソウル・サバイバー・ポリシー”に則って、ジェームズを本国に送還するために組織されたのは、ミラー大尉(トム・ハンクス)率いる8人のレンジャー隊。
たった1人の命のために8人の命を懸けたジェームズ捜索が始まります。
第9位【レッズ】

1917年に起きたロシア革命とその革命を記録したアメリカ人ジャーナリスト、ジョン・リードの半生を描いた映画。
上映時間194分。
長い。
とにかく長い。
くれぐれも時間に余裕を持って視聴に臨んでください。でないとぶつ切りになっちゃいます。
第10位【十戒】

旧約聖書の「出エジプト記」を題材にした3時間40分にも及ぶセシル・B・デミル監督最後のスペクタクル巨編。
奴隷のヘブライ人たちがファラオ軍から逃げる際の海パッカーンばかりが余りにも有名になりすぎていますが、それを抜きにしてもやっぱり名作。
チャールトン・ヘストンの肉体美や、変な辮髪でも男前なユル・ブリンナー、声にドスが利きすぎてるアン・バクスターなど、見どころたっぷりです。
選外★おすすめ叙事詩的映画
おすすめ①【ジャイアンツ】

作品としても素晴らしいのは間違いありませんが、やっぱりこれが遺作となってしまったジェームズ・ディーンの演技がたまらない。
ディーンの存在感に陶酔すると同時に、彼が生きていればどんな俳優になっていたことかと、いつも思いを巡らせてしまいます。
おすすめ②【ドクトル・ジバゴ】

絶対トップ10に入ると思ってましたけど。
7位の【西部戦線異状なし】と8位の【プライベート・ライアン】が「叙事詩的映画ランキング」に入ってることについて私的にはかなり違和感があるので、その空いた枠にこの映画を入れて欲しい。
おすすめ③【クレオパトラ(1963)】

公開年:1963年
上映時間:244分(劇場公開版192分)
監督:ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ
キャスト:エリザベス・テイラー、レックス・ハリソン、リチャード・バートン他
「映画史上空前の失敗作」と言われた問題作。
後世に渡るまでその不名誉な烙印を押されることになってしまった背景には不幸なアクシデントが重なる不運があったのですが、映画が失敗してようが成功してようが、とにかくエリザベス・テイラー以上にクレオパトラ役がハマっている女優は今後も出て来ないでしょう。
すみれ色の瞳と豊満なふわふわボディが美しい。
おすすめ④【クレオパトラ(1934)】

セシル・B・デミル監督、クローデット・コルベール主演による【クレオパトラ】。
クレオパトラがアントニー(ヘンリー・ウィルコクソン)への一途な愛をぶちまけるクライマックスはちょっと泣けます。
おすすめ⑤【ラストエンペラー】

清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の数奇な運命を壮大なスケールで描いた伝記映画。
脚色がすごいけど荘厳な紫禁城の映像はやっぱりすごい。
叙事詩的映画ベスト10★まとめ
★は朱縫shuhouのおすすめ度です。
- 【アラビアのロレンス】
- 【ベン・ハー】
- 【シンドラーのリスト】
- 【風と共に去りぬ】
- 【スパルタカス(1960)】
- 【タイタニック】
- 【西部戦線異状なし】
- 【プライベート・ライアン】
- 【レッズ】
- 【十戒】
選外
- 【ジャイアンツ】
- 【ドクトル・ジバゴ】
- 【クレオパトラ(1963)】
- 【クレオパトラ(1934)】
- 【ラストエンペラー】

叙事詩的映画ランキングは以上です。
引き続きお好きなジャンルへどうぞ。
叙事詩的映画
\ サブスクに無い映画も /
※無料お試し期間あり
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。



