1994年/アメリカ/監督:ジェームズ・キャメロン/出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイミー・リー・カーティス、トム・アーノルド、ビル・パクストン、ティア・カレル、アート・マリック、チャールトン・ヘストン
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!
【ターミネーター】、【ターミネーター2】、【タイタニック】を手掛けたジェームズ・キャメロン監督作。
1984年/アメリカ/監督:ジェームズ・キャメロン/出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気[…]
1991年/アメリカ/監督:ジェームズ・キャメロン/出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリック、ジョー・モートン、マイケル・ビーン/第64回アカデミー音響編集・録音・メ[…]
1997年/アメリカ/監督:ジェームズ・キャメロン/出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、デビッド・ワーナー、フランシス・フィッシャー、ダニー・ヌッチ、ビル・バクストン、グロリア・スチュアート、キャ[…]
90年代アクション映画の代名詞的作品で、あの頃のハリウッド映画らしく、とにかく金かけてハッチャメチャ。好きですよこういうの。俳優がCGなしで体張ってたりしてね。車はもとよりヘリやらジェット機やらもバンバン破壊してくれますし。
ラストの原爆をバックにキスをしてハッピーエンドの描写だけはやりすぎ感ありますけど。
ただのスパイ映画じゃないコメディ・ヒーロー・アクション、【トゥルーライズ】です。
映画【トゥルーライズ】のあらすじザックリ
コンピュータのセールスマンの正体は“平和防衛最後の砦”の凄腕スパイ
ハリー・タスカー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は一見ごく普通のコンピュータのセールスマン。
しかしてその正体は政府直属の秘密組織“平和防衛最後の砦”オメガ・セクターの敏腕スパイ。
「敏腕スパイ」って設定の割には危うく「秘密組織」の存在を世間に知らしめてしまいそうなくらい事件をしっちゃかめっちゃかにしてしまうあたりが90年代アクション映画の良いところ。
民間人の前で銃はぶっ放すし馬を駆って街中を走り回るし。
今日もハリーは相棒のアル(トム・アーノルド)と共にボス(チャールトン・ヘストン)から大目玉くらってます。
関係ないけどいいねえ名優チャールトン・ヘストンの海賊眼帯姿。
1959年/アメリカ/監督:ウィリアム・ワイラー/出演:チャールトン・ヘストン、スティーブン・ボイド、ジャック・ホーキンス、ハイヤ・ハラリート、ヒュー・グリフィス、サム・ジャッフェ、フィンレイ・カリー、キャシー・オドネル/第32回ア[…]
国家の秘密スパイっていうくらいだからもちろん家族にだって正体は明かせませんわ。
妻のヘレン(ジェイミー・リー・カーティス)と一人娘のディナ(ティア・カレル)はハリーのことをしがないサラリーマンだと思ってる。
命がけで祖国を守るための任務を終えた男が、当たり障りない地味なスーツに着替えて政府が用意した娘へのプレゼントと妻へのアリバイ(?)を手に自宅に帰る姿はそれだけで笑かしてくれます。
凄腕スパイの妻はポールダンスを難なく踊る
仕事では誰もが一目置く凄腕スパイのハリーが家庭内では空気の読めない不器用なオトンって設定も笑えるんですけど、【トゥルーライズ】で最も光ってるのはハリーの妻ヘレンを演じたジェイミー・リー・カーティス。
【ハロウィン(1978)】、【ザ・フォッグ】などのホラーのみならず、【トゥルーライズ】の6年前に公開された【ワンダとダイヤと優しい奴ら】でコメディエンヌの才能を発揮してみせたジェイミー・リー・カーティスは、【サイコ(1960)】のジャネット・リーと【お熱いのがお好き】のトニー・カーティスの愛娘。
1978年/アメリカ/監督:ジョン・カーペンター/出演:ドナルド・プレザンス、ジェイミー・リー・カーティス、ナンシー・ルーミス、チャールズ・サイファーズ、P・J・ソールズ、ブライアン・アンドリュース、カイル・リチャーズ、ピーター・グ[…]
1988年/イギリス・アメリカ/監督:チャールズ・クライトン/出演:ジョン・クリーズ、ジェイミー・リー・カーティス、ケヴィン・クライン、マイケル・ペイリン、トム・ジョージソン、パトリシア・ヘイズ、ジェフリー・パーマー、ケン・キャンベ[…]
1960年/アメリカ/監督:アルフレッド・ヒッチコック/出演:アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、ヴェラ・マイルズ、ジョン・ギャヴィン、マーティン・バルサム、ジョン・マッキンタイア注※このサイトは映画のネタバレしようが[…]
1959年/アメリカ/監督:ビリー・ワイルダー/出演:マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジャック・レモン、ジョージ・ラフト、ジョー・E・ブラウン/第32回アカデミー衣裳デザイン(白黒)賞受賞注※このサイトは映画のネタバ[…]
さすがサラブレッドは違いますよ。
本作でジェイミー・リー・カーティスはなんと、「地味で平凡な主婦」からの「ポールダンスを踊る娼婦」を演じてみせてくれます。
いやいやいやいや、こんなんでける主婦おらへんから。
でけるかでけへんかは別として、平凡な主婦だったはずのヘレンがなんでハリー(正体は隠してる)の目の前でポールダンスを踊る羽目になったかというと、ひと言でいえば退屈な日常に飽き飽きしていたからです。
人生に刺激が欲しいんだってさ。
ヘレンの願望に気付いたハリーは彼女の願いを叶えるため、仕事そっちのけで国家権力を駆使して彼女に“非日常”をプレゼントするのです(なにやってんねん敏腕スパイ)。
それは「ヘレンに架空のスパイ活動を体験させる」というもの。
先ほどのポールダンスはその秘密任務の過程で生まれたヘレンのアドリブ。
念の為にもっぺん書いときますけど、こんな主婦絶対おらへんから。
映画【トゥルーライズ】の感想一言
肉体派アクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガーと、演技派セクシーコメディエンヌ(どんなんや)ジェイミー・リー・カーティスが見事に融合したスリリングでエキサイティングな作品です。しかも笑いの要素もふんだんに盛り込まれてるというオマケつき。
本文ではあまり触れませんでしたけど(おーい)、体を張ったアクションには息を飲みますし、突飛なストーリー展開もそもそもの基本設定からぶっ飛んでるから気にならない。
肩肘はらずに観られる楽しい映画です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。