2017年/アメリカ/監督:トム・マクグラス/声の出演:アレック・ボールドウィン、マイルズ・バクシ、スティーヴ・ブシェミ、ジミー・キンメル、トビー・マグワイア
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!
まあ~時代は変わりましたねえ。
CGアニメが普通になってしまって、うちの4歳になる娘なんかは赤ちゃんの頃は【ピノキオ】や【ダンボ】も楽しく観てくれていたのに、最近はすっかり「ミニオンズシリーズ」や【カーズ】ばっかり観てますもんね。
そりゃ映像は綺麗だけどさ…。
1940年/アメリカ/監督:ベン・シャープスティーン、ハミルトン・ラスク/声の出演:ディッキー・ジョーンズ、クリフ・エドワーズ、クリスチャン・ラブ、イヴリン・ヴェナブル/第13回アカデミー作曲・歌曲賞受賞注※このサイトは映画[…]
1941年/アメリカ/監督:ベン・シャープスティーン/声の出演:エドワード・ブロフィ、ヴェルネ・フェルトン、ハーマン・ビング注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意くださ[…]
かといって自分が幼い頃に観ていたアニメを子供にも楽しんでもらいたいと言うのは完全に親のエゴですわな。
私だって小さい時、白黒の「鉄腕アトム」や「のらくろクン」なんて見向きもしませんでしたしね…。
でも子供と一緒になってこんな綺麗な最新CGアニメーションを堪能できるのもとっても贅沢。
【シュレック】や【マダガスカル】を手掛けたドリームワークス・アニメーションのアニメーション映画【ボス・ベイビー】です。
続編製作も決定している映画【ボス・ベイビー】のあらすじザックリ
グッズ欲しい!子供は絶対欲しくなるプチ・ボス・ベイビー
とりあえず子供を持つ親としては、新しいアニメを観るとすぐに影響を受けてそのキャラクターを身近に置いておきたくなる子供のためにグッズをチェックすることになるわけですが…。
【ボス・ベイビー】に関してはまだまだグッズは揃ってなくて残念。
今回は飽くまで「子供用に」ってことで所感を書いてます。
王道と言いますか、キーホルダーはとりあえず見つけることができました。
保育園のカバンにつけてあげたら喜ぶやろうなあと現在思案中。
残念なのがこちら。
子供が一番喜ぶであろうぬいぐるみを探してみたのですがこんなのしか見つかりませんでした。
精度低!
言われないと何のキャラクターなのかすらよく分かりません。
CGアニメのキャラクターって具現化しにくいんでしょうが、それにしたって酷い。
もっと精度の高いぬいぐるみの発売を心よりお待ち申し上げちゃいましょう。
第二子が生まれた時の第一子の苦悩
父親と母親と何不自由なく暮らしていたちょっと空想癖のある一人っ子のティモシー(ティム)・レスリー・テンプルトン(声:マイルズ・バクシ)。
そこへある日「弟」だという赤ちゃん(声:アレック・ボールドウィン)がやってきます。
※名前はまだない模様。物語のラストで正式にテンプルトン家に迎え入れられるまで、ずっと「赤ちゃん」と呼ばれています。自分でも「俺はボス・ベイビーだ!」としか名乗りませんし。
赤ちゃんがやってきたその日からテンプルトン家は何においても赤ちゃん中心の生活になってしまいます。
今までは惜しみなく自分ひとりに注がれていた両親の愛情が奪われてしまったように感じるティム…。
第二子を出産する時、第一子にこんな風に感じさせるまいと努めて第一子を構うようにしてましたが、それでもやっぱり多少なりとも孤独は感じさせてしまってたんでしょうねえ。
だってもう昼夜もないのよ新生児はあ~!ごめんねえ~!でも寝かせて~!
比喩的表現かと思ったらホントに「ボス」
ああ~…
そういうことか…。
「空想癖があるティムにとって生まれたての赤ちゃんはまるで家の中の“ボス”のような存在として描かれる」ってワケかあ~。
はいハズレ。
この赤ちゃんはホントに「ボス」。
赤ちゃんの製造過程で家族の元に送られるのではなく経営側に回された「ベイビー社」の中間管理職社員。
すごい世界観ですよね。
頭の固くなった初老にはもうついていけません。しかし子供達はキャッキャ笑って喜んで観ている…よしとしよう。
無茶苦茶な設定「赤ちゃんより子犬が人気」
ボス・ベイビーが勤務しているベイビー社の使命は「赤ん坊が愛される社会を守ること」。
しかし近年各家庭での赤ん坊の地位は子犬達に脅かされつつありました。その陰にあるのはティムの両親も務めている犬の幸福のための会社、その名もわんわん株式会社。
このわんわん株式会社の情報をつかまなければボス・ベイビーはベイビー社をクビになります。
クビになるともうボス・ベイビーはベイビー社から支給される特殊な液体”スーパー・ミルク”をもらえなくなり、話すこともできない普通の赤ん坊になって本当にテンプルトン家の次男として家に居座ることに…。
こうして利害が一致した二人は牽制しあいながらも謎の究明のためにわんわん株式会社に侵入するのでした。
赤ちゃんと愛玩動物一緒にすんなって感じですけど、【ボス・ベイビー】は決して大人目線で観てはいけない映画です。固い頭で理屈をこねてはいけない映画なんです。
頭の柔らかい子供は理屈抜きでホントに楽しんで観ます。
そもそも赤ちゃんって赤ちゃんが好きなんですよね。外出先で赤ちゃんを見つけても絶対「赤ちゃん!」ってお互い指さし合うしね。
「お前も赤ちゃんやんけ」って何回ツッコんだことか。
見どころはとにかくラヴ・ミー・テンダーとアレ
【ボス・ベイビー】の見どころは絶対アレとアレです。
ひとつ目はラスベガス行きの飛行機に乗り込むエルヴィス・プレスリー軍団。
エルヴィス・プレスリーの熱狂的なファンたちがエルヴィスに扮して同じ飛行機に乗り込んでる場面がおもろすぎ。
全員がクネクネしながらふにゃふにゃしゃべってるんですが、いやデフォルメしすぎやって!
バカにしてんのか。
参考 エルヴィス・プレスリー=アメリカのミュージシャン・映画俳優。“ハウンド・ドッグ”や“ラヴ・ミー・テンダ””などの楽曲で有名。
もうひとつはこちらの画像を見ればすぐにお分かりいただけると思います。
え、どこか分からんって?
ここですよ!
そう、赤ちゃんの尻。
尻 がかわいいんよ 尻 が!
そのかわいい尻に流れ作業でおむつを履かせる!!
なんやこの映像は!
可愛すぎてもんどり打ったわ!
映画【ボス・ベイビー】の続編はいつ公開?
【ボス・ベイビー】は映画の大ヒットを追い風に、すでに続編の製作が決定していることが公式サイトでも発表されています。
全米公開は2021年3月26日。日本上陸はその数か月後になる見込みです。楽しみですねえ~。
映画【ボス・ベイビー】の感想一言
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。