【バットマン フォーエヴァー】

映画【バットマン フォーエヴァー】あらすじ感想。敵はトゥーフェイス&リドラー!

1995年/アメリカ/監督:ジョエル・シュマッカー/出演:ヴァル・キルマー、トミー・リー・ジョーンズ、ニコール・キッドマン、ジム・キャリー、クリス・オドネル、マイケル・ガフ、パット・ヒングル、ドリュー・バリモア、デビ・メイザー

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

前作【バットマン リターンズ】から3年。

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【バットマン リターンズ】マイケル・キートン

スタッフもキャストも刷新されて、スーパーヒーロー・バットマンがスクリーンに還ってきました。

ヴァル・キルマーのブルース・ウェイン(=バットマン)も良かったんですけど、個人的にはヴィランの2人がハマってて好き。

助手
ヴィランが2人 ・・…?

そうなんですよ、前作【バットマン リターンズ】ではペンギン(ダニー・デヴィート)(キャットウーマン(ミシェル・ファイファー)は完璧に「バットマンの敵」って感じでもない)、前々作【バットマン(1989)】ではジョーカー(ジャック・ニコルソン)と、これまでのヴィランは一作につき1人だったんですけどね。

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【バットマン(1989)】

本作と次作【バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲】ではヴィランは2人になってます。

なんでか。

そりゃあ本作からいよいよバットマンのサイドキック、ロビンクリス・オドネルが登場するからでしょうよ。

こっち(味方)が2人であっち(敵)が1人だったら相手がスーパーヴィラン・ジョーカーでもない限り圧勝しちゃうもんね。作中でロビンも「2人を相手にするには相棒(=オレ)が必要や!」みたいなこと言ってますしね。

 

キャストが増えたりブルース・ウェインの過去がチラッと見えたり、盛りだくさんだけどうまくまとまってます。

【バットマン フォーエヴァー】です。

 

 

映画【バットマン フォーエヴァー】のあらすじザックリ

自分を助けてくれなかったバットマンに恨みを抱くトゥーフェイスは街中で暴動を起こしていた。一方、バットマン=資産家ブルース・ウェインは自身の経営するウェイン・エンタープライズの研究員エドワード・ニグマが開発したテレビ信号を直接人間の脳に送る3Dホログラム装置への融資を倫理上問題があるとして拒否する。ウェインを逆恨みしたニグマはトゥーフェイスと組み資金を調達し、ホログラム装置を量産する。

 

 

バットマンよりトゥーフェイスより、リドラー?

前々作、前作の二作に渡って主人公ブルース・ウェイン/バットマンを演じたマイケル・キートンは降板。代わってヴァル・キルマーが若き大富豪を演じます。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

まあ~カッコええわいな。

「バットマン」となって戦ってる時はもちろん、実業家ブルース・ウェインとして仕事してる時だってカッコいい。いやマイケル・キートンがカッコよくなかった訳じゃないんですよ?ただキートンは別に二枚目キャラじゃないからねえ。ヴァル・キルマーみたいに憂える表情だけで「カッコええ~…」とはならへんわいな。

【バットマン フォーエヴァー】ではこれまで深く描かれなかったブルース・ウェインの過去が少し明かされるんですけど、過去に囚われて苦しんでる姿も絵になるったらないんですよ。

しかも【バットマン フォーエヴァー】のヒロインはニコール・キッドマン扮する心理学者チェイス。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

二人並んだらお似合いなことお似合いなこと。

 

かつては有能な検事だったのに、法廷で容疑者から硫酸を浴びせられた時に助けてくれなかったバットマンを恨んで怪人となってしまったトゥーフェイス(トミー・リー・ジョーンズ)のイカれっぷりも良かったよ。ちょっとジョーカーとキャラかぶってるけど。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

一介の空中ブランコ乗り一家の息子だったディック・グレイソンがいかにしてバットマンのサイドキック、ロビンとなったのかの経緯も明快で良い。ロビンがなぜ少々前のめりにでも悪を駆逐せんと躍起になるのかがよく理解できます。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

 

でも【バットマン フォーエヴァー】を各段に面白くしてるのはリドラー(ジム・キャリー)だったと私は思っています。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

 

よりコミック調に!カラフルでポップな世界観(そりゃ前作暗すぎたからな)

前々作、前作、つまり、ティム・バートン監督版を観た方ならお分かりだと思うんですが、【バットマン フォーエヴァー】はあからさまにこれまでと世界観が違います。主に色彩。

私は【バットマン(1989)】のレビュー記事で散々喚いています。

「画面が暗い」と。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

これは怒ってるワケでもバカにしてるワケでもなんでもありません。ただティム・バートンの世界観を表現しているだけです。

あの人変なんですよ、ゴシック・ホラー大好きですから。

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ティム・バートンおすすめ作品ランキング

【バットマン フォーエヴァー】はこういった「ティム・バートンが描くバットマンの世界観」からの脱却を図っているようですねどうやら。

要はモノトーンの世界がカラフルに彩られたということです。

 

さてここで先ほどのリドラーの話に戻ります。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

ティム・バートンのゴシック調ではなくアメリカン・コミック調のポップなこの世界観は、コメディアンでもあるジム・キャリーのエネルギッシュでコミカルな演技が絶妙にマッチするんですよ。演技が上手いとか下手だとか技術的なことじゃなくて。

強いて言うならこの世界観の映画でのリドラーにジム・キャリーをキャスティングした人が天才的。

【バットマン フォーエヴァー】
©BATMAN FOREVER/バットマン フォーエヴァーより引用

【バットマン フォーエヴァー】はリドラーが牽引していると言っても過言じゃないと思いますね私は。

 

 

映画【バットマン フォーエヴァー】の感想一言

朱縫shuhou

【バットマン フォーエヴァー】とティム・バートン版で賛否が分かれる映画です。

私は映画しか観たことがないのでティム・バートン版が好きですけど、原作コミックファンなんかはよりポップな【バットマン フォーエヴァー】の方がしっくりくるのかも知れません。視覚的な楽しさやアクションシーンのダイナミックさで言えば【バットマン フォーエヴァー】の方が見応えがあるでしょうし。

お笑い方面に舵を切った(そんなつもりやないやろ)TVシリーズの劇場版【バットマン(1966)】も含め、色々見比べて自分のお気に入りのバットマンを探してみましょう!

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【バットマン(1966)】

 

 

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>死ぬまでに観たい映画1001本

死ぬまでに観たい映画1001本

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