【バットマン(1966)】

映画【バットマン(1966)】生身の人間すぎるバットマン&役に立たないジョーカー

1966年/アメリカ/監督:レスリー・H・マーティンソン/出演:アダム・ウェスト、バート・ウォード、リー・メリーウェザー、シーザー・ロメロ、バージェス・メレディス、フランク・ゴーシン

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

近年のバットマンって美化されすぎなんじゃね?

カッコよくてさあ、崇高な理想があってさあ、自分の体がボロボロになっても悪に立ち向かってさあ。

映像化初期のバットマンって、そんな感じじゃなかったよ?

 

1966年~1968年にアメリカで放送されたTVシリーズ「バットマン」の劇場公開版、【バットマン(1966)】です。

映画【バットマン(1966)】のあらすじザックリ

シュミッドラップ提督が発明品を乗せたまま船ごと行方不明になる。ゴードン警視総監を訪ねたバットマンとロビンは、この事件がゴッサム・シティの最強の悪党4人組(ジョーカー、ペンギン、ナゾラー、キャットウーマン)によって仕組まれたものだと推測する。

バブル期の日本のバラエティ番組を彷彿させる映画

なんか知らん、どエライ発明品を積んだ船が発明者のシュミッドラップ社長(レジナルド・デニー)ごと行方不明になったんですって。

どうやらジョーカー(シーザー・ロメロ)、ペンギン(バージェス・メレディス)、リドラー(字幕では“ナゾラー”ってなってる)(フランク・ゴーシン)、キャットウーマン(リー・メリーウェザー)ら、ゴッサム・シティ最悪の犯罪者4人衆が手を組んでの犯行であるらしい。

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

警察に協力する“法の番人”バットマン(アダム・ウェスト)とロビン(バート・ウォード)は早速“バットカー”に乗って緊急出動ですよ。

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

バットカーで空港に駆け付けたバットマンとロビンは、バットカーを放置して“バットコプター”に乗り込み港へ。

さらに港で“バットボート”に乗り換えて海を捜索。

あれだ!シュミッドラップの船だ!乗り込むぞ!

“バットはしご”だ!

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

何?!

突然船が消えたぞ?!

ダメだ!このままでは海に落ちてしまう!

うわ!サメだ!

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

…ふう~危ないところだった。サメに足を食われるところだった。

助かったよロビン、サメ撃退用“バットスプレー”を吹きかけてサメをやっつけてくれてありがとう。

 

どうやらここが敵のアジトのようだ。

“バットロープ”を伝って天窓から潜入だ!

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

何っ?!爆弾だと?!

ここには民間の人もいるのに!

人のいないところにこの爆弾を捨てなければ!

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用
助手
………。

…なんかこんな感じのTV番組どっかで観たことあるような……。

 

あっ!

「仮面ノリダー」や!

結局あんまり活躍してないバットマンとにぎやかしのジョーカー

とまあこんな具合で、【バットマン(1966)】はこれ以降の映像化作品に見られるシリアスなSF映画ではなく、ドタバタ喜劇風の仕上がりになっています。

“一風変わったバットマン”という意味ではかなりおすすめ。

バットマンの宿敵として絶大な支持を誇るスーパーヴィラン、ジョーカーの扱いもかなり雑

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

ヴィラン4人衆のボスって感じでもないし、特別な能力がある訳でもなく、基本的な立ち位置は笑ってるだけのにぎやかし

あのジョーカーの立ち位置がですよ?

単なるにぎやかし。

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【バットマン(1966)】で活躍するのはむしろペンギン。

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

演じているのは若きバージェス・メレディス。

知る人ぞ知る、【ロッキー】で主人公ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)のトレーナーを務める名伯楽ミッキーを演じた俳優です。

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本作でヴィラン4人衆がバットマンに挑む際の司令塔はほぼこのペンギン。

ジョーカーは「了解ヨーホー!」って言って命令に従うだけ。

 

結局ヴィラン4人衆はバットマンに敗れるわけなんですけど、勝敗は紙一重です。あと少しでもタイミングがずれていたらバットマンが敗れていた可能性も十分にあります。

バットマン本人も本編中で幾度か口にしますから。

「運が良かっただけや」って。

【バットマン(1966)】
©Batman/バットマンより引用

映画【バットマン(1966)】の感想一言

朱縫shuhou

朱縫shuhou

バットマンのぷにゅぷにゅのお腹にもご注目。何しろバットスーツが薄いグレーのタイツなもんでさあ、バットベルトの上にお腹が乗っちゃってるのが丸分かりなんですよね。
TVシリーズで2年間もバットマンを演じてきたアダム・ウェストは果たして腹筋を割らなくても良かったのか否か。

助手

助手

(…それを言うたんなよ)

朱縫shuhou

朱縫shuhou

他のほとんどのスーパーヒーローと違って、バットマンはハイスペックなバットスーツに身を包んだだけの生身の人間。それでも悪を倒すため心身を鍛えて数々の格闘技を見につけてるって設定のはずなんですけども。
スーパーヒーローの腹がベルトに乗るってどうよ。
そんなアンマッチ(?)も含めて一見の価値ある楽しい映画です!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

朱縫shuhou 天衣無縫に映画をつづっている人

朱縫shuhou

「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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