- クラシック
- 2023年9月7日
1992年/アメリカ/監督:ミック・ジャクソン/出演:ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン、ゲイリー・ケンプ、ビル・コッブス、トーマス・アラナ、ラルフ・ウェイト、ミシェル・ラマー・リチャーズ、マイク・スター、クリストファー・バート
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

ああ驚いた。
この映画アカデミー賞獲ってなかった。
絶対獲ってると思ってた、歌曲賞。
この年同賞をかっさらったのは【アラジン】の“ホール・ニュー・ワールド”でした。
そうか、さすがにあれには負けるかも。
でも本日の映画の代名詞とも言うべきホイットニー・ヒューストンの大ヒット曲“オールウェイズ・ラブ・ユー”を除いて、この映画のどこに魅力があるって言うの?
“オールウェイズ・ラブ・ユー”を評価してもらえなかったら良いとこなしだよね実際問題。
俳優ケビン・コスナーと歌手ホイットニー・ヒューストン。ともに絶頂期にあった2人の共演が話題を呼んだヒット作、【ボディガード】です。
映画【ボディガード】のあらすじザックリ
“オールウェイズ・ラブ・ユー”ありきの映画
「お前は何でも持っている。死ね」と書かれた手紙が届いたり、人形型の爆弾を贈られたり、自宅に侵入者の形跡が残っていたり、人気歌手レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の周辺はざわついていました。
事態を重く見たレイチェルの付き人のビル・デヴァニー(ビル・コッブス)は、“凄腕”と噂の元シークレット・サービスの男フランク・ファーマー(ケビン・コスナー)にレイチェルのボディガードを依頼します。

大抵の女性は自分を守ってくれる力強い男性に好意を抱くものであって、それが美男美女であったり近い年代であったりすれば尚更で。
こうして出会った依頼人とボディガードの間に愛情が芽生えるという、なんの捻りもない平凡なストーリーの映画です。
余談ですがレイチェルが息子フレッチャー(デヴォーン・ニクソン)と姉ニッキー(ミシェル・ラマー・リチャーズ)とともに暮らす大邸宅は、【市民ケーン】のモデルにもなった新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストがかつて住んでいたことで知られる通称「ビバリーハウス」。【ゴッドファーザー】にも出てきます。

部屋は18室、風呂は25個、庭にはプール、テニスコート、etc…諸々完備の大豪邸。いやもう城。
豪華なのは結構だけど、これだけ敷地が広いと監視カメラとか電子ロックとか、警備が万全でないとなかなか安心してくつろげないよね。
ボディガードの処遇改善してください
差し当たって物申したいのは「ボディガードの処遇」について。

この依頼人のレイチェル・マロンという女性がですね、“ステレオタイプの人気歌手”と言いますか、ひと言でいうと“わがままで嫌な女”なワケですよ。才能と人気の上にあぐらかいちゃってね?
そんな女ですからボディガードとして紹介されたフランクに対しても、まるで虫ケラでも見るような目つきで悪意丸出しの態度を取るんです。

百歩譲って初対面の時のレイチェルのこの対応は仕方ないのかな、とも思うんです。なぜなら彼女は、脅迫状や爆弾が届いていることも、自宅の寝室に侵入者があったことも、一切知らされていなかったから。
自分の身に危険が迫っているだなんて夢にも思わないのに、ある日突然「ボディガード雇うから」って言われても、普通は「は?なんで?束縛されるん?嫌やねんけど?」って思いますよね?
これは「余計な心配をかけたくない」と言う中途半端な偽善で彼女に全状況を伝えていなかった付き人連中が悪い。

でもね?
だからと言って「自分の身は危険である」と認識すればレイチェルの態度が軟化すると思ったら大間違いだったんですよ。
その後もレイチェルのわがままは止まらないんです。
フランクに危ないところを助けてもらっては「ごめんなさい、今後は言うことを聞くから」と言うものの、数日後には「私はやりたいようにやる!」と喚き始める。

依頼人がどんなにワガママでも嫌な奴でも身を挺して守らなければならないなんて、ボディガードも因果な商売ですよ。
契約前に「依頼人が協力的でない場合、本人の身に何が起こっても責任は負いません」っていうガイドラインでも作っといたらいいのに。
ボディガードも精神力鍛えてください
とは言え依頼人も依頼人ならボディガードもボディガードなんですけどね。
フランク、あなたプロでしょ?
依頼人と寝たらあかん。

こんなん絶対あかんやつやん。「ちょー待て待て!」ってみんな思ったでしょ?
こんな嘘くさいベッドシーン(って言うほどのもんでもないけど)にウットリする人っているの?
おまけにピロートークで“ボディガード”みずからこんなこと言っちゃってる。

甘いジョークか!
大体フル○ンでどないして戦うねん!
あとフレッチャーと話している時にこんなことも言ってる。

いやいやいや、なんか追い詰められた表情で自分に酔っていらっしゃるけど、自分レイチェルが他の男とイチャついてた時、嫉妬のあまり厨房でタバコ吸ってただけの罪もないオッサンボッコボコにしてたよね?

感情コントロール云々どころの騒ぎやないで、それ八つ当たりって言うねん。
その程度の精神力で元シークレット・サービスて自分、ガキの使いやあらへんでホンマに。
映画【ボディガード】の感想一言
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。




