2001年/アメリカ・イギリス・イタリア/監督:リドリー・スコット/出演:アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン、レイ・リオッタ、フランキー・R・フェイソン、ジャンカルロ・ジャンニーニ、フランチェスカ・ネリ
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!
本日の映画はリドリー・スコット監督作です。【トップガン】のトニー・スコットの兄さんね。
1986年/アメリカ/監督:トニー・スコット/出演:トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、アンソニー・エドワーズ、トム・スケリット、マイケル・アイアンサイド、ジョン・ストックウェル、メグ・ライアン、ティム・ロビンス/[…]
リドリー・スコットが手掛けた映画の中で一番の大作と言えばオスカー受賞した【グラディエーター】でしょうか。
2000年/アメリカ/監督:リドリー・スコット/出演:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、リチャード・ハリス、オリヴァー・リード、ジャイモン・フンスー/第73回アカデミー作品・主演男優・衣裳デザイン・録音・[…]
他にも【ブレードランナー】、【エイリアン】、【テルマ&ルイーズ】など、70~90年代にバッシバシヒット作を送り出してきた人です。
1982年/アメリカ/監督:リドリー・スコット/出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナ、ウィリアム・サンダーソン、ブライオン・ジェームス、エドワード・ジェームズ・オルモス注※このサイト[…]
1979年/アメリカ/監督:リドリー・スコット/出演:トム・スケリット、シガニー・ウィーバー、ヴェロニカ・カートライト、ハリー・ディーン・スタントン、ジョン・ハート、イアン・ホルム/第52回アカデミー視覚効果賞受賞注※このサ[…]
1991年/アメリカ/監督:リドリー・スコット/出演:スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス、ハーヴェイ・カイテル、マイケル・マドセン、ブラッド・ピット、クリストファー・マクドナルド/第64回アカデミー脚本賞受賞注※このサ[…]
期待度大の映画だったんですけどね。
前作【羊たちの沈黙】を超えないまでもせめて匹敵するくらいには楽しませて欲しかったところです。原作小説も然り、やっぱり同列に並ぶことすら到底無理でしたね。
グロさが売りの中途半端な続編映画、【ハンニバル】です。
映画【ハンニバル】のあらすじザックリ
名画【羊たちの沈黙】の続編【ハンニバル】はグロいだけ
前作【羊たちの沈黙】(1991年公開)から10年。映画と現実の時系列は同じ。作品内でも【羊たちの沈黙】で世間を騒がせた「バッファロー・ビル事件」から10年が経っていることになっています。
1991年/アメリカ/監督:ジョナサン・デミ/出演:アンソニー・ホプキンス、ジョディ・フォスター、スコット・グレン、テッド・レヴィン、アンソニー・フィールド/第64回アカデミー作品・監督・主演男優・主演女優・脚色賞受賞注※こ[…]
【羊たちの沈黙】で犯罪者用の精神病院を脱走して行方をくらませた猟奇殺人犯ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)は、イタリアのフィレンツェのとある寺院に潜伏していました。
イタリアの美しい風景の描写はなんとなくリドリー・スコットっぽい。
レクター博士役は当然アンソニー・ホプキンスが続投だけど、【羊たちの沈黙】でジョディ・フォスターが演じていたFBI捜査官(前作ではまだ訓練生)クラリス・スターリングはジュリアン・ムーアが演じています。
これがまず【ハンニバル】を受け入れがたい理由のひとつなのかも。
なんか違うんですよ。
なんか違うねんジョディ・フォスターのクラリスと。
ジョディ・フォスターのクラリスは敵対するも敬意をもって接するレクター博士を相手に「黙って!」とか「私に触れたら殺すわよ」とか言わないでしょきっと。
いや言うかも知れないけどジュリアン・ムーアが言うのとは何かが違う。
「脳みそ」と言えば【ハンニバル】、【ハンニバル】と言えば「脳みそ」
【ハンニバル】は10年間“休眠中”だったハンニバル・レクターの猟奇性をよりクローズアップする物語ではあるのですが、しかしそれにしても視聴後に記憶に残るのは「脳みそ」のみ。
かつてハンニバルに“あやつられ”、自分の顔の皮を剥いで死ぬ目に遭わされた大富豪メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)(←のはずだけど顔が全然分からない。声を聞くと確かにオールドマン)の復讐もかなり手の込んだエグイ仕上がりになっているけどレクター博士の猟奇度に比べたらメイスンごときなんのその。
なにしろレクター博士はためらいもなくあんなことしちゃいますから。
よもや「人食いハンニバル 」の異名を忘れていやしませんよね?って感じですわ。
- あんなことって?って思った方、ここを開いてごらんください。ネタバレを含む衝撃画像があります。閲覧の際はご注意くださいませ。
- レクター博士はクライマックスで、クラリスに無礼を働いた司法省のポール・クレンドラー(レイ・リオッタ)の脳みそを美味しく調理しちゃいます。
そして薬品をかがされてボーっとしているもののまだ生きてるクレンドラー自身にあーんして食べさせちゃう。
自分で自分の脳みそ食べさせられるってどんな大罪犯したんよクレンドラー。
無茶苦茶でんがなレクター博士……
あんなことのお陰で【ハンニバル】はR-15指定で公開されましたのよ。
映画【ハンニバル】の感想一言
【ハンニバル】について何か思い出そうと思ったんですけどねえ。
ホンマに「脳みそ」しか出て来んわ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。