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【ブレードランナー(1982)】あらすじと感想。AKIRA感は否めない

近未来

1982年/アメリカ/監督:リドリー・スコット/出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナ、ウィリアム・サンダーソン、ブライオン・ジェームス、エドワード・ジェームズ・オルモス

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

ブレードランナーの世界観

©Blade Runner/ブレードランナーより引用

21世紀初め、アメリカのタイレル社は人間そっくりのネクサス型ロボットを開発。

それらは“レプリカント”と呼ばれた。

特にネクサス6型レプリカントは体力も敏捷さも人間に勝り、知力もそれを作った人間に匹敵した。レプリカントは地球外基地での奴隷労働やほかの惑星の探検などに使われていたが、ある時反乱を起こして人間の敵に回った。

地球に来たレプリカントを処分するためにブレードランナー特捜班が組織された。

出典:【ブレードランナー】字幕

人間社会に潜む敵意を持つ人造人間「レプリカント」を見分け処分することを任務とする警察官「ブレードランナー」を描いた近未来SF映画、【ブレードランナー(1982)】です。

2017年には続編【ブレードランナー 2049】が公開されました。

 

 

 

映画【ブレードランナー(1982)】のあらすじザックリ

21世紀初頭、タイレル社はレプリカントと呼ばれる人造人間を発明した。過酷な奴隷労働や戦闘に従事させられ人間に敵意を持つレプリカントが増える中、彼らを判別し見つけ出した上で「解任(射殺)」する任務を負うのは警察の専任捜査官「ブレードランナー」だった。

 

 

「視覚効果が凄い」の一言につきる映画

カルト的人気を博す映画ですけどね。

確かにすごい。

 

上空を自在に飛び回る大小の飛行艇や飛行車、ビルのてっぺんから吹き出す炎。

しょっちゅう降ってる酸性雨のせいで路面は常に濡れていて、そこにビル群を彩る派手なネオンが映ってさらに派手さを増している。

一度観たら忘れられない唯一無二の世界観。

ブレードランナーの世界観2

©Blade Runner/ブレードランナーより引用

それは分かる。

間違いない。

ホントにすごい。

最初に観てから今まで、人生で一度も忘れたことはない。

取り立てて思い出したこともない。

 

しかし内容はと言えば特に「めっちゃオモロイ!」ってワケでもない。

ディレクターズ・カット版だの何だのと複数のバージョンがあることもコアなSFファンを惹きつける魅力であるのでしょうが、泡食って倒れるような伏線も意外性も衝撃のラストもない。

ないないない。

 

まあ人間が自分たちで造り出したロボット(レプリカントだってば)に手を焼いて始末に困ってるお話ですわね。

フューチャーヘアの美しいレプリカント、レーチェル(ショーン・ヤング)がブレードランナーのリック・デッカード(ハリソン・フォード)と禁断の恋に落ちるってベッタベタの展開も、彼女が登場した瞬間から読めるし。

レーチェルは最初からレプリカント丸出し

©Blade Runner/ブレードランナーより引用

てかレーチェルって束ねた髪をほどくと急にソバージュになるんですけど、これはどうしてなんでしょうね?

元はツヤッツヤのストレートじゃん、ビックリするよね?

 

お目付け役ガフの手癖

好きなのはデッカードのお目付け役的な役割を担ってる刑事のガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)。

ペガサス作ってんじゃねーよガフ

©Blade Runner/ブレードランナーより引用

メインキャラクターじゃないんですけど、なぜか一度観たら気になって仕方ないような存在感を醸し出していて、ちょっと暇を持て余すとこちょこちょと小物を作り始めるという個性まで輝かせてきます。

マッチ棒で人間作ったり何かの包み紙でペガサス作ったり…。

可愛すぎ。

 

どうして感情を持たせたのか?レプリカントの悲劇

芸術的観点以外で素晴らしいのはレプリカントの首領ロイ・バッティ(ルトガー・ハウアー)の最期。

それまではターミネーター(1作目の時のね)ばりにほぼ無感情で無慈悲で無敵で手段を選ばない「強敵」と言ったイメージでしたが、最期の場面で初めてむしろ彼らの方が被害者であることに気付かされます。

レプリカントが可哀想なんだわ

©Blade Runner/ブレードランナーより引用

そもそもタイレル社も、レプリカントに奴隷労働や危険な仕事しかさせないなら、どうして感情まで植え付けてしまったんでしょうね?

働いてもらうだけならただの「ロボット」で良かったでしょうに。

勝手に感情を植え付けて寿命(たった4年!)を設けてしまえば、そりゃ人間と同じように「楽しく長く生きたい」と思って当然ですよ。

 

今までデッカードを殺そうとしていた無敵のロイが、急に自分の死期を悟ってデッカードにしんみりと話しかけてくると言う、ともすれば拍子抜けしそうになる静かなラストは味わい深くてすごく好きです。

誰ぞ
誰ぞ

思い出もやがて消える

 

涙のように…雨のように…

このセリフも。

 

 

【AKIRA】のパクリ説について

巷ではよく、日本が世界に誇る大友克洋原作のSFアニメ映画【AKIRA】は【ブレードランナー】のパクリだなんて言われます。

AKIRAの世界観

©AKIRA/AKIRAより引用

しかし映画【AKIRA】は公開こそ1988年ですが、原作漫画が連載開始したのは1982年の12月なんですよね。

一方【ブレードランナー】の公開は1982年6月(日本公開は7月)。

 

うう~ん…。

 

まあ【AKIRA】の方が半年あとに世に出てはいるんですけど、1980年に発表された「童夢」からすでに似たような世界観は持ってたし、大友克洋の作風は(進化はしてるけど基本的には)全然変わらないんで、パクったとは言い切れませんよね。

【ブレードランナー】のリドリー・スコットにしても【AKIRA】の大友克洋にしても、卓越した何かを持ってるってだけの話し。

老化病のJF・セバスチャン

©Blade Runner/ブレードランナーより引用

老化病のJ・F・セバスチャン(ウィリアム・サンダーソン)(これでも25歳)なんて【AKIRA】のナンバーズにそっくりだけど、それはそれ。

ただ似てるだけ。

それぞれの世界観なんです。

【AKIRA】金田のバイクと名前がシブい!日本SFアニメ映画の最高峰
【AKIRA】/1988年/日本/アニメ/日本が誇る漫画文化「ジャパニメーション」を世界に広める先駆けとなった、天才漫画家大友克洋原作・監督によるSF映画のネタバレ・感想・評価・レビュー・思い出です。

しかしまあパクってるパクってないはともかくとしても、この2つの作品が同じ世界の同じ時間軸に存在していると言われても全然違和感はないわなあ。

デッカードがロサンゼルスでレプリカントを追ってる時、ネオ東京では金田たちが暴走してる、とかね。

 

 

映画【ブレードランナー(1982)】の感想一言

朱縫shuhou
朱縫shuhou

私はロイが隣室から壁を壊してデッカードに話しかけ、デッカードが壁の穴から発砲する場面で【天空の城ラピュタ】を思い出します

 

パクったんちゃう?!

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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