1989年/アメリカ/監督:エイミー・ヘッカーリング/出演:ジョン・トラボルタ、カーズティ・アレイ、ブルース・ウィリス(声)、ジョージ・シーガル、オリンピア・デュカキス
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

おめめクリクリのきゃわゆい赤ちゃんが野太いおっさんの声(ブルース・ウィリス)でしゃべる様がキュートすぎると話題になった映画。
その割には赤ちゃんがしゃべるシーンは意外と少ない…。もうちょっとしゃべってもよかったかも。
まあえっか、【サタデーナイト・フィーバー】や【パルプ・フィクション】で一世を風靡したジョン・トラボルタのイクメンぶりも観られますから。
1977年/アメリカ/監督:ジョン・バダム/出演:ジョン・トラボルタ、カレン・リン・ゴーニイ、バリー・ミラー、ジョセフ・カリ、ポール・ベイブ、ドナ・ペスコウ、マーティン・シェイカー注※このサイトは映画のネタバレしようがしまい[…]
1994年/アメリカ/監督:クエンティン・タランティーノ/出演:ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス、ヴィング・レイムス、ティム・ロス、ハーヴェイ・カイテル、クエンティン・タランティーノ[…]
【ベイビー・トーク】です。
映画【ベイビー・トーク】のあらすじザックリ
映画【ベイビー・トーク】はオープニングが超露骨
33歳・バリキャリのモリー(カースティ・アレイ)は取引先の社長アルバート(ジョージ・シーガル)と絶賛不倫中。

「妻とは別れる」を信じてしまう典型的な不倫体質の女性で、こーゆータイプは「(妻との)離婚」と「(愛人との)結婚」をチラつかせると絶対別れられないのを知ってるアルバートにいいようにもてあそばれてます。
大体子供ができたって認知もできひんくせに容赦なく体内射精するアルバートに愛なんて欠片もないでしょうに。

モリーの体内に放たれた精子達は


とワーキャー言いながら卵子を目指します。このB級SFみたな受精の映像は露骨でめっちゃ好きですけどね。
「精子の時点から意思がある」って発想が、面白いを通り越して意味不明。
産気づいた妊婦にその運転はあり得ません
妊娠が分かった途端に新しい愛人を作ったアルバートに別れを告げられるモリー。意地になったモリーは精子提供を受けたことにしてシングルマザーの道を選びます。
(すでにお腹の胎児には意思があり、なにやらブツブツ独り言つぶやいてます)
街なかで突然産気づいたモリーが慌てて乗り込んだタクシーを運転していたのは、子供好きの青年ジェームズ(ジョン・トラボルタ)。

病院へ超特急で送ってくれるのはいいけど運転粗すぎ。
コメディなんでこんなとこに文句言ってもしゃあないんですけど、産気づいた時にこんな運転されたらマジコロス。
いや殺せない、こっちが死ぬ。
てか出てまうから。
実際私は陣痛が来て夫の運転で病院に向かう時、ちょっと車が揺れただけで
もっと静かに走ってよ!!!
と阿修羅のごとく怒り狂ったもんです。
ついでにあの時の痛みも思い出して震えあがりました。
いやほんと、壮絶なんですって陣痛ってさあ…。
優しくして~。
なぜか大人の声でしゃべる赤ちゃん達
赤ちゃんが産まれた時に発した第一声は笑いましたね。


そうかも!そうやろなあ!
羊水の海はさぞかし気持ちいいんやろうなあ!
素敵なアテレコですよね。
産まれた赤ちゃんはマイキーと名付けられ、ここから【ベイビー・トーク】の本領を発揮して面白おかしくおっさんの声でしゃべり倒してくれます。
井戸端会議と運転はサブい
ネンネの頃のおしゃべりは

そっかあ~…
うんうん、こんなこと考えてたのかも知れへんなあ~…。
と微笑ましく観られるものが多かったんですけど、少し成長してからの赤ちゃん達の井戸端会議の場面とレッカーされた車を運転する場面は正直 狙いすぎてスベってます。

そしてラストはマイキーがジェームズに向かって「ぱぱ!」と言って終わる訳ですが、こうしてマイキーが成長しておしゃべりできるようになっていくと、今までしゃべっていたブルース・ウィリスの声の人格は一体どうなるの?消えてしまうの?
という、
無茶な設定への浅い疑問が残る楽しい映画のご紹介でした。
映画【ベイビー・トーク】の感想一言
やっぱりオープニングで精子が卵子に向かって競泳してる映像がシュールで一番おもろかったなあ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。