【プリティ・ウーマン】

映画【プリティ・ウーマン】ジュリア・ロバーツ出世作のあらすじと感想

【プリティ・ウーマン】

1990年/アメリカ/監督:ゲイリー・マーシャル/出演:リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ、ローラ・サン・ジャコモ、ラルフ・ベラミー、ジェイソン・アレクサンダー

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

【プリティ・ウーマン】
©pretty woman/プリティ・ウーマンより引用

オードリー・ヘプバーン演じる田舎なまりの女性が言語学者の大先生のご指導・ご鞭撻のもと、みるみるレディに変貌していく元祖シンデレラ・ストーリー【マイ・フェア・レディ】の現代版。

今書いてて気づいたけど、どっちのヒロイン(オードリー・ヘプバーンとジュリア・ロバーツ)も、眉毛の特徴半端ないね。

 

【プリティ・ウーマン】です。

 

 

映画【プリティ・ウーマン】のあらすじザックリ

実業家のエドワード・ルイスは繁華街で売春婦のヴィヴィアンに声をかけられ、1晩300ドルで話し相手をしてくれるよう頼む。ペントハウスではしゃぎながらも「体は売っても唇へのキスはお断り」というヴィヴィアンに惹かれたエドは、6日間3000ドルで「契約」する。

 

 

ジュリア・ロバーツが生き生きとレディに変貌!

しかしこんな映画、絶対誰でも好きやん。

女性なんか特にそうやろ。

大ヒット間違いなしやん。

街角で出会った実業家エドワード(リチャード・ギア)にくっついて彼の高級ホテルのペントハウスにあがりこんだヴィヴィアンは、物怖じすることなく自然体全開!!

【プリティ・ウーマン】
©pretty woman/プリティ・ウーマンより引用
●お腹の出た超ミニワンピースにケバケバの化粧でフロント通過
●靴脱いで裸足で部屋の中ウロウロ
●書類たっぷりのテーブルに勝手に座る(椅子には膝立てて座る)
●夜中に床に寝そべってTV観てゲハゲハ笑う
●「お風呂で泳いでいい~?」スタスタ…(実際は音楽聞いて歌いだす)

ジュリア・ロバーツのでかい口の魅力も全開!!

それを大人びた表情で優しく微笑みながら見守るエドワードのカットがまた たまりまへん!!

 

分不相応な自分にも毅然と向き合える女性

普段はこんな自然体のヴィヴィアンですが、高級ブランド店で客扱いされず尻尾巻いて逃げ出すしかなかった時の惨めな姿には涙がでます。

【プリティ・ウーマン】
©pretty woman/プリティ・ウーマンより引用

その時はホテルの支配人(ヘクター・エリゾンド)が救いの手を差し伸べてくれますが、いじけてメソメソ忍び泣くのではなく、勝気故に悔しくて仕方がないとむせび泣く彼女の姿には彼でなくともそうさせる力があると思います。

頑張ってる人は助けてあげたくなりますよね。

 

何もかも手に入れた実業家には理解できないこと

思いがけず街で拾った娼婦のヴィヴィアンに徐々に惹かれていくエドワード。

しかし何でも金で手に入れてきた彼にはどうすれば本当の意味で彼女を手に入れることができるのかがわかりません。

エドワード
君のためにアパートと車を用意した。
エドワード
店で買い物する時は歓待するように言っておいた。

いつも自信に満ち溢れ何事にも揺るがないエドワードも、こう言って彼女に傍にいて欲しいと伝える時ばかりはみすぼらしく滑稽にみえます。

【プリティ・ウーマン】
©pretty woman/プリティ・ウーマンより引用

ヴィヴィアンはエドワードに禁じていた唇へのキスも許した。「愛してる」とも伝えた。

しかし当のご本人様は出会った時と何ら変わらない「条件」で、自分を傍に「囲おう」とする。

 

ヴィヴィアンは彼の元を去ります。

 

エドワードはいろいろ真似してみます。ヴィヴィアンの気持ちを少しでも解ろうと。

 

はだしで歩く。

ベランダの際に立つ。

 

そして最後のひと押し、最後まで良い味だしてるホテルの支配人の粋な計らいで、やっとエドワードはヴィヴィアンの求めるものを少しだけ理解します。

そこら辺の花屋で買ったちっちゃな花束と、剣に見立てた傘振りかざし、アホ満開でヴィヴィアンを迎えに来るエドワード。

エドワード
プリンセス・ヴィヴィアーン!
【プリティ・ウーマン】
©pretty woman/プリティ・ウーマンより引用
朱縫shuhou

あらへんあらへん!

現実にそんなこと絶対あらへんて!

て、頭の中でツッコミつつも、世界中の女子はここでもうフニャフニャですわ。

 

 

映画【プリティ・ウーマン】の感想とまとめ

現実にはあり得へんけど良いのです。

「まるで映画のような恋」なんて言いますように、現実にはおよそ起こりそうにない事が起こるのが映画な訳で、近所のオッサンオバハンの平凡な恋愛模様なんて誰も観たくないもんね。

 

かといって「いくらなんでも…」と失笑してしまうほど現実離れしてる内容ではなく、近すぎず遠すぎず、「もしかしたら自分にも起こり得るんちゃうか…?」と誰しもがふと期待してしまう良い塩梅の【プリティ・ウーマン】は、やっぱり名作だと思います。

【プリティ・ウーマン】
©pretty woman/プリティ・ウーマンより引用

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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