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【マイ・フェア・レディ】口悪いオードリー・ヘプバーンのミュージカル映画

競馬場でレディにふるまうイライザ ミュージカル
映画の概要と注意事項

1964年/アメリカ/監督:ジョージ・キューカー/出演:オードリー・ヘプバーン、レックス・ハリソン、スタンリー・ホロウェイ、ウルフリッド・ハイド=ホワイト、グラディス・クーパー/第37回アカデミー作品・監督・主演男優・編曲・録音・撮影・美術・衣裳デザイン賞受賞

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

オードリー・ヘプバーン

©My Fair Lady/マイ・フェア・レディより引用

オードリー・ヘプバーンのファンってちょいちょい偏執的な人がいませんか?

特に女性に多いような気がします。

私、人生で3人くらい会ったことがあります。

中でも中学の時の同級生にオードリーオタクみたいな女の子がいて、ブロマイドとかポストカードとかめっちゃ集めてたり、ビデオも全部持ってたり、晩年のオードリー・ヘプバーンの慈善活動を熱く語ったり、それはもう熱狂的だったのをよく覚えてます。

 

当時全然興味がなかった私は「へえーそうなんやー」って白けてましたけど、

やっぱりオードリー・ヘプバーンはすごい人でした。

 

ただかわいいだけのお人形さんではないオードリー・ヘプバーンの演技力も見せつけたミュージカル映画、【マイ・フェア・レディ】です。

 

ちなみに本作で披露されるオードリー・ヘプバーンの歌声はほぼ吹替です。

 

 

映画【マイ・フェア・レディ】のあらすじザックリ

言語学専門のヒギンズ教授は粗野で下品な言葉遣いの花売り娘イライザをレディに仕立て上げられるかどうかをめぐってピカリング大佐と賭けをすることになる。コツをつかみみるみるうちにレディらしい発音と所作を身に付けたイライザはやがて王族と間違われるほどになる。

 

 

花売り娘イライザの品のなさ最高

後半のどこぞの国の王族かと見紛うほどレディ然として振る舞うオードリー・ヘプバーンももちろん素敵ですけどね。

【ローマの休日】の王女アン観ちゃうとね…。あっちは本物の王女なんで…。

 

それよりも【マイ・フェア・レディ】でのオードリー・ヘプバーンの魅力は 下品で粗野な花売り娘を演じてる時に大爆発 やと思ってます。

 

金銭的に貧しいだけじゃなくて心も貧しい

花売り娘のイライザ・ドゥーリトルに扮したオードリー・ヘプバーンは「これがあのオードリー?!」と目を疑うほどの変貌ぶり。

特殊メイクでもしてるんでしょうか、よろよろと猫背でボロを着て花を売り歩く姿はまるで老女のようです。

下品な言葉で花売り娘を演じるオードリー・ヘプバーン

©My Fair Lady/マイ・フェア・レディより引用

オードリー・ヘプバーンのイメージからかけ離れているのは見た目だけではありません。
心も貧しいイライザは、降り出した雨を避けて前を見ずに全力疾走して自分から人に激突しておいて、

イライザ
どこ見て歩いとんじゃこら!

と一喝。

 

お~い。

”銀幕の妖精”オードリー・ヘプバ~ン。

どこや~。

 

金持ちの酔狂のターゲットに

そんなイライザを見ていた紳士が一人…。

言語学者のヒギンズ教授(レックス・ハリソン)は友人のピカリング大佐(ウィルフリッド・ハイド=ホワイト)と、イライザをイッチョ前のレディにすることができるかどうかを賭けにします。最終目的は『誰にも疑われることなく舞踏会に参加できること』

 

イライザ
習ったるから教えんかい。

でも1ペンスしか払わへんからな!

「言葉遣い教えてあげよう」というヒギンズ教授にもこの態度…。

あの容姿から繰り出されるこのガラの悪い言葉が新鮮でおもろくて、私はレディになってからのイライザよりこっちのイライザの方がちょっと好きです。

練習中のイライザ

©My Fair Lady/マイ・フェア・レディより引用

 

 

うん、教養はあとにしようか

苦労はしますが一度コツをつかむとみるみる訛りを克服していくイライザ。

舞踏会の前哨戦として紳士淑女が集まる競馬場へ出かけてみます。美しい外見と振る舞いはよかったのですが、会話の内容はやっぱりトンチンカン。

 

…うん、よし。いっぺん帰ろ。教養はちょっと、な。ぼちぼちな。

 

レディだろうが花売りだろうが変わらないこと

見事に舞踏会でも誰にも怪しまれることもないほどにレディとして成長したイライザは、別れが近くなって初めて自分がヒギンズ教授に惹かれていることに気付きます。

 

でも当のヒギンズ教授は自分がレディになっても喜んでも褒めてもくれない…。

どんな大勢の高貴な人達に認められようとも、褒められようとも、レディだろうが花売りだろうが「女性」と見て欲しいのは一人だけ。

ヒギンズ教授の元に戻るイライザ

©My Fair Lady/マイ・フェア・レディより引用

頑張って言葉遣いを治したのも、美しく着飾り所作を学んだのも、すべてはたった一人に喜んで欲しいから。

 

 

映画【マイ・フェア・レディ】の感想一言

朱縫shuhou
コメディタッチに描かれる本編からラストは甘く切ない乙女心まで。

そりゃオードリー・ヘプバーン作品の熱狂的ファンも生み出すわ。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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