映画【白雪姫】ディズニー社初の長編アニメ!姫の年齢と王子の性癖に驚愕!

1937年/アメリカ/監督:デイヴィッド・ハンド、ウィルフレッド・ジャクソン、ラリー・モリー、パース・ピアース、ベン・シャープスティーン、ウィリアム・コトレル/声の出演:アドリアナ・カセロッティ

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

下働きさせられる白雪姫
©Snow White and the Seven Dwarfs/白雪姫より引用

高校の時すんごいディズニーファンの友達がいて、DVD(当時VHSだったかな?)とかも全部揃えてたり、字幕なしでディズニー映画が観たいがために必死こいて英語を勉強して外国語系の大学行ったりしてましたけど、この映画を観ると私はいつもその彼女の言葉を思い出します。

朱縫shuhou
白雪姫はウォルト・ディズニーが最も理想とする女性の姿なんだよ!
朱縫shuhou

へえ~…ウォルト・ディズニーってロリコ~ン…

(傷つくかも知れないので口には出してない)

まあ分かりますけどね。

ウォルト・ディズニーだけでなく、ディズニーの【白雪姫】世のすべての男性の理想像なのかも。

 

掃除も料理も洗濯も裁縫もできて、物腰柔和でコロコロとよく笑い、万人に優しく接する。なんか体つきもプニプニして柔らかそうやし。

そんでやっぱり肌が白いのがいいよね。髪と頬と唇のバランスもいい。

「青い空」には「白い雲」やし、「白い肌」には「黒い髪、赤い頬」よね。

ビューティービューティー!
©Snow White and the Seven Dwarfs/白雪姫より引用

ええなあ。もう色黒の時点で勝てる気がせんもんなあ。

 

 

 

ディズニーアニメ映画【白雪姫】のあらすじザックリ

黒檀のような黒い髪と美しく赤い薔薇のような頬、それに雪のような白い肌の白雪姫は、毎日継母である女王にまるで召使いのように扱われていました。ある日魔法の鏡に「世界で一番美しいのは白雪姫」と言われ怒り狂った女王は、狩人に白雪姫を殺すように命じます。

 

 

世界発のカラー長編アニメーション映画

偉い人達

おいおいウォルトよ~、

誰が1時間半もアニメ観るね~ん。

当時ハリウッド映画界からこのように嘲笑されていたウォルト・ディズニー社は、この映画の成功によって世界一のアニメーション・スタジオとなり、その後も続々とヒット作を作り出して行きます。

 

今に受け継がれる「飛び出す絵本」のような始まり方

映画が始まるとまず一冊の絵本が映し出されます。表紙がめくられ、ナレーションの声と共に一枚、また一枚と絵本がめくられる…。

私は買ってきた絵本をワクワクしながらめくった子供時代を思い出すこの演出が大好きです。ディズニー映画(特に童話を原作とすることが多かった頃)は、必ずと言っていいほど冒頭はこの演出から始まります。

絵本を読んでいるように始まる
©Snow White and the Seven Dwarfs/白雪姫より引用

 

なめらかな動きと聞き取りやすい音楽

そしてディズニー映画といえば登場人物のあのなめらかな動き!

すでにこの頃から今とあんまり変わってません。1937年の映画ですよ?!

 

今でこそ日本のアニメーション技術は世界に誇ることができますが、1937年って言ったら…なに放送してたんやろ?

ちょっと調べたら『鉄腕アトム』が1963年、しかも白黒…。カラー映像の『マジンガーZ』でも1972年から放送開始でした。しかも動きはカクカク…。

そう考えると益々この【白雪姫】には参りましたと白旗を振るより他ありませんよね。

仕事を終えて帰ってくる小人達
©Snow White and the Seven Dwarfs/白雪姫より引用

さらには小人達が歌う“ハイ・ホー”を始めとする耳に残る挿入歌の数々。

ディズニー映画の挿入歌といえば、今でも【アラジン】の“ホール・ニュー・ワールド”や、【アナと雪の女王】の“レット・イット・ゴー”など、大ヒットも稀ではありません。

 

ひと目で味方か悪役か分かる魅力的な登場人物

大人でも十分楽しめるとは言え、基本的には子供向けなんで、登場人物の特徴はやや誇張されています。

女王なんか大人が観たってこえーって。うちの娘なんか小人達の家の窓からのぞき込む魔女姿の女王観て号泣したよ。

 

ここだけはもうちょっと…

もうちょっと控えめでお願いします…。子供観られないよ~。

りんごをどーぞー
©Snow White and the Seven Dwarfs/白雪姫より引用

 

 

グリム童話の残虐性について考察するの流行ったよね

初版は2001年かあ…。

『本当は恐ろしいグリム童話』って本が出版されて、めっちゃ流行ったんですよね。みんなで読んでは「怖いわあ~」「あの話ホンマはどういう意味やったか知ってる~?」なんて言い合ったもんです。

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まあ特に映画本編には関係ないんですけど、この本の中で私が衝撃を受けた部分をちょっとだけご紹介します。

とりあえずビビった事実の一つがこれ。

白雪姫は 7歳(原作の設定)

マジで!?

7歳であの色気!?

「白雪姫が理想の女性」というウォルト・ディズニー氏に対して瞬時に「ロリコン…?」と思った私の直感は間違ってなかった。

…しかし7歳の幼女(でもない?少女?)に殺したいほど嫉妬する女王の狭量さと哀れさよ。

死体にキスをする王子
©Snow White and the Seven Dwarfs/白雪姫より引用

この衝撃の事実を踏まえた上でさらに、棺に眠るこの7歳の少女の遺体に心惹かれキスまでしちゃう王子様は、ロリコン&死体愛好家のスーパーコンボであるらしい!

 

…あんまり知りたくなかった情報よね。てこうやってサイトでバラまいてるけどさ。

うん、忘れて忘れて。王子様はロリコンでも変態でもなく、純粋にガラスの棺の白雪姫が美しすぎて思わずキスしちゃったんですよ!

死んでたって知らんかったんかも!

そうや!きっと知らんかったんや!

 

 

映画【白雪姫】の感想一言

朱縫shuhou

白雪姫ってディズニープリンセスの中ではわりと地味な方ですよね。

一番人気はやっぱりシンデレラらしいですよ~。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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死ぬまでに観たい映画1001本

1902年公開の【月世界旅行】から2010年公開の【ブラック・スワン】まで。
一世紀以上に渡り製作されてきた世界中の無数の映画をたったの1001本に選りすぐり、一生に一度は観ておくべき不朽の名作としてまとめた無謀なリスト。

眺めているだけでもテンションが上がってしまう映画好きにはたまらないタイトルがぎっしり。あなたは何本観てますか?

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