【ミザリー】キャシー・ベイツとジェームズ・カーン

【ミザリー】あらすじと観た感想。メンヘラとヤンデレの合併症はガチで怖い

【ミザリー】キャシー・ベイツとジェームズ・カーン

1990年/アメリカ/監督:ロブ・ライナー/出演:ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツ、ローレン・バコール、リチャード・ファーンズワース、フランシス・スターンハーゲン/第63回アカデミー主演女優賞受賞

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

【ミザリー】キャシー・ベイツ
©Misery/ミザリーより引用

初めて【ミザリー】を観た時は、人気小説家のポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)を監禁して意のままに操ろうとするアニー・ウィルクス(キャシー・ベイツ)がただただ怖かったです。

大怪我をして半寝たきり状態のポールの視点で描かれているため上の画像のように仰望 ぎょうぼうの映像が多いですし(下から仰ぎ見ると人間の顔って怖くなる)、それでなくても架空のキャラクター(並びにそれを生み出した作者)にここまで入れあげるなんて立派な狂人。

当時はまだ“ストーカー”という言葉は定着していなかったように思いますが、「もし私が将来有名人になってこんなイカれたファンにつきまとわれたらどうしよう…」とか要らぬ心配までしてしまうほど怖かったです。

 

月日は流れ、ゴリラ(夫)を隣に従えて再視聴してみると驚きの発見がありましたのでここに書き記しておきたいと思います(レビューちゃうんかい)。

 

 

 

映画【ミザリー】のあらすじザックリ

ロマンス小説「ミザリー・シリーズ」の作者ポール・シェルダンは、最終作を書き上げた帰路で自動車事故に遭い重傷を負ってしまう。彼を助けたのは作品のナンバーワンのファンと称する中年女性アニーだった。看病といいつつポールを拘束・監禁するアニーは、次第にその狂気の片鱗を見せ始める。

 

 

足ハンマーが有名だけど注目すべきは“メンヘラ”“ヤンデレ”

映画【ミザリー】の原作はスティーブン・キングの同名小説。

タイトルの“Misery”は「悲惨・哀れ」を意味する英単語であると同時に、物語の主人公ポール・シェルダンが執筆した人気ロマンス小説シリーズのタイトルでもあります。

 

雪山にこもって「ミザリーシリーズ」の最新作を書き上げたポールは、下山途中に単独自動車事故に遭って意識を失ってしまいます。

そんな彼を救ったのが近所の農場に住む小太りの中年女性アニー・ウィルクスでした。

【ミザリー】アニー
©Misery/ミザリーより引用

看護婦であるアニーはポールを自宅に連れ帰り、献身的に介護をします。そして目覚めたポールにこう言います。

アニー
あなたが作品を執筆する時はいつも近くのコテージにこもることは知っていたわ。

…だから実を言うと事故の時も後ろからあなたをつけていたの。

 

私はあなたの一番のファンなのよ。

【ミザリー】アニーとポール
©Misery/ミザリーより引用

いったんは「ああこんな女性に助けてもらえてよかった…」と胸を撫で下ろすポールでしたが、アニーは次第に“メンヘラ”かつ“ヤンデレ”であるその本性を表すのでした。

メンヘラとは

「心に何かしらの問題を抱えている人」というような意味合いで用いられている通俗的な表現(インターネットスラング)。メンタルヘルス(精神衛生)を略して「メンヘル」と呼び、さらに英語の接尾辞 -er を加えて「メンヘルな人」という意味を加えた言い方と解釈される。

出典:weblio辞書

ヤンデレとは

キャラクターの形容語の1つ。「病んでる」と「デレ」の合成語であり、広義には、精神的に病んだ状態にありつつ他のキャラクターに愛情を表現する様子を指す。その一方、狭義では好意を持ったキャラクター(「デレ」)が、その好意が強すぎるあまり、精神的に病んだ状態になることを指す。

出典:Weblio辞書

メンヘラは自分一人で完結する疾患(?)であるのに対し、ヤンデレは(好意を寄せる)相手がいなければ成り立たないのが特徴。

ややこしいことにアニーはこのどちらも併発していると思われます。

 

【ミザリー】と言えば、歪んだ愛情を注ぐポールを監禁したい一心でアニーがハンマーを振りかぶりポールの足を叩きつぶそうとする場面が有名ですが(実際私もこの場面が強烈に記憶に残っていました)、今回の再視聴ではまったく違う部分に発見があった…というか共感してしまったので自分でも本当に驚いています。

【ミザリー】足を叩き潰そうとするアニー
©Misery/ミザリーより引用

 

“メンヘラ”“ヤンデレ”の素質がある人はこう考える

はからずも私が共感してしまったシーンはポールがハンマーで足を叩き割られるよりももっと前。

【ミザリー】ジェームズ・カーン
©Misery/ミザリーより引用

アニーはポールに小説を書かせるために机とタイプライターと高級用紙を用意します。ところが、なんとかアニーをもう一度町に行かせてその隙に家探 やさがししたいポールは、この用紙ではタイプの文字が滲むから別の用紙と交換して欲しいと頼むのです。

アニー
…一番高い紙買ってきたんやけど…。

 

それじゃあかんの?

ポール
そやねん。

ごめんやけどもう一回町に行ってきてくれへん?

アニー
一番高かったのに…。

 

……うん。

わかった。

待ってて。

そう言ってしぶしぶ出かけようとするアニーでしたが、部屋を出る前にこんな捨て台詞を吐いて行きます。

新たな発見があったのはこの場面。

アニー
アニー
じゃあ行ってくるけどさあ!

 

でもさあ!

 

毎日毎日飯作って体拭いて身の回りの世話して一生懸命やってるのにさあ!

 

あなたはそうやって自分の要求ばっかり言ってきてさあ!

 

その前に感謝の言葉のひとつでもかけてくれたらどうなんよ!

この時、私とゴリラ(夫)はごく自然に同じセリフを呟いていました。

夫
お前みたい。
私みたい。
朱縫shuhou
朱縫shuhou

!!

 

 

映画【ミザリー】の感想一言

朱縫shuhou
朱縫shuhou
「私メンヘラヤンデレ系の資質あるんかな…」と不安になった夜でした…。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【ミザリー】キャシー・ベイツとジェームズ・カーン
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