【ウエスト・サイド物語】

【ウエスト・サイド物語】現代版ロミオとジュリエットのあらすじと観た感想

【ウエスト・サイド物語】

1961年/アメリカ/監督:ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ/出演:ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ジョージ・チャキリス、リタ・モレノ、ラス・タンブリン/第34回アカデミー作品・監督・助演男優・助演女優・脚色・撮影・編集・美術・衣裳デザイン・録音賞受賞

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

バルコニーで愛を語る
©West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

私、ダウンタウンが大好きなんですけどね?

「下町」ちゃいますよ、芸人の。尼崎の。松ちゃん浜ちゃんの。

 

もうそれこそ何十年も前になりますけど、新春のお笑い特番かなんかで、ダウンタウンがインドの国技「カバディ」をやってみるって企画がありまして。このカバディってのがまあ、ドッジボールみたいに敵味方に分かれて攻防するスポーツでして、攻撃する際には「カバディカバディカバディ…」ってずっと言ってないとダメなんですよ。

このルールだけでもまあまあ笑えると言うのに、さらに松ちゃんが「カバディカバディカバディ…」って言いながら【ウエスト・サイド物語】の真似して指を打ち鳴らしながらステップを踏んでいたのが余りにも破壊力抜群だったため、これほどの名画に対して恐れ多くも私は、冒頭のダンスシーンで絶対吹き出してしまうという悪夢に未だにさいなまれておる訳ですよ。

朱縫shuhou
ガッデム松ちゃん!

それでなくても【ウエストサイド物語】は、ちょっと気を抜くとケンカの最中に突然踊り出したりする場面で思わず笑ってしまうことが多々あると言うのに…。ぶつぶつ…。

 

 

 

映画【ウエスト・サイド物語】のあらすじザックリ

リフをリーダーとするポーランド系アメリカ人で構成されたジェット団と、ベルナルドをリーダーとするプエルトリコ系アメリカ人で構成されたシャーク団の2つの不良グループは敵対関係にあったが、ジェット団の元リーダーのトニーとベルナルドの妹のマリアが恋に落ちてしまう。

 

 

同名ミュージカルを映画化した現代版「ロミオとジュリエット」

現代版「ロミオとジュリエット」

こう書くとレオナルド・ディカプリオクレア・デインズ主演の【ロミオ+ジュリエット】を連想する人の方が多いんでしょうね。あと宝塚歌劇とか…。

©West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

不良少年グループ「ジェット団」(最近「不良」って言葉聞かないね?)の元リーダーと敵対する「シャーク団」の現リーダーの妹の、禁断の愛と2つのグループの抗争を描いたミュージカル映画です。

英語では「Jets ジェッツ」「Sharks シャークス」て言ってるところが日本語字幕では「ジェット」と「シャーク」ってなってるのがダサかわいい。イキがってても所詮チビッ子ギャング団みたいな感じがして、この単語が出てくるたびにほのぼのしてしまいます。本人達はいたって本気なんだけど。

 

冷静に観てると何度か訪れる「面白くなってしまう瞬間」

「ジェット」と「シャーク」の記述にしてもそうなんですけど、【ウエスト・サイド物語】にはいくつか問題があります。最初に断っておきますが、これは100%「私に限った問題」ですのでご承知おきください。

仲間に銃を向けるマリア
©West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

私的に何が問題なのかと言いますと、【ウエスト・サイド物語】はしょっぱなから踊り詰めなんです、全員真顔で。

これはあかん。

いや「真顔があかん」って言われても、役者さんが舞台で(映画で)表情を崩す訳にも行かないんだけどさあ。

 

名作であることとか冒頭のダウンタウンの「カバディ」とか抜きにして、ちょっと笑ってしまう瞬間は普通に何度かやってくるんです。

だって現実には「熱血」や「団結」を嫌うはずの不良少年たちが、綺麗に整列してええ声で歌いながら華麗に舞うんですよ?

©West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

ダンス会場で参加者全員が大声張り上げて突然踊り出す「マンボ」とかもう最高すぎて、不良少年少女の集まりだなんて飛んでもない、一流ダンサーを揃えたスーパーエンターテインメント軍団にしか見えないもん。

助手

そらそれで間違いないんやからしょうがないやろ!

「コイツらは悪ガキや」って思いながら観んかいな!

朱縫shuhou

それが無理やねんて!

どうしてもおもろいねんて!

誰か何とかして!

 

シャーク団のベルナルドはフェロモン出過ぎ

真剣そのもののダンスが凄すぎて逆にどうしても笑ってしまう以外にも問題があります。

物語の中心にいるのはロミオに当たるトニー(リチャード・ベイマー)とジュリエットに当たるマリア(ナタリー・ウッド)という恋人同士なのですが、私はもうシャーク団のリーダー、ベルナルド(ジョージ・チャキリス)のフェロモンに何もかも持っていかれてしまって全然ダメです。1人だけぶっ飛んでかっこいい。2人の恋の行方はそっちのけ。

ベルナルドにやられたのは私だけではないようで、ベルナルド役のジョージ・チャキリスは【ウエスト・サイド物語】でアカデミー賞とゴールデングローブ賞、両方の助演男優賞を獲得してます。

ジョージ・チャキリス
©West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

トニーとマリアがいかに恋の歌とダンスで観客を魅了しようとも、その頃私が頭の中で考えていることはただひとつ。

朱縫shuhou
早くベルナルド出て来~い。

 

 

映画【ウエスト・サイド物語】の感想一言

朱縫shuhou

今更弁解みたいであれなんですけど、本当は【ウエスト・サイド物語】は全然笑う映画じゃありません。

これまでフレッド・アステアジーン・ケリーが作り上げてきた“ミュージカル映画と言えばドリーミーでファンタジー”というイメージを覆した革命的名画です。

 

 

>> 翌年(第35回)のアカデミー最優秀作品賞はこれ!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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