1990年/アメリカ/監督:クリス・コロンバス/出演:マコーレー・カルキン、ジョー・ペシ、ダニエル・スターン、ジョン・ハード、キャサリン・オハラ、デヴィン・ラトレイ、ゲリー・バンマン
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【ホーム・アローン2】、【ホーム・アローン3】、【ホーム・アローン4】、【ホーム・アローン5】と、シリーズが5作品も作られた大ヒット映画。【ロッキー】か!
1976年/アメリカ/監督:ジョン・G・アヴィルドセン/出演:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バート・ヤング、バージェス・メレディス、カール・ウェザース、トニー・バートン/第49回アカデミー作品・監督・編集賞受賞[…]
【ホーム・アローン3】以降は観たこともありませんけど。絶対おもんないっしょ。
でも【ホーム・アローン】の初見の衝撃といったらなかったね。
あんなに可愛いくて小憎たらしいマコーレー・カルキン君がたった1人で泥棒に立ち向かうですと?!
いやあ楽しい映画だった。
マコーレー・カルキンのその後の人生を破滅させたと言っても過言ではない罪な映画、【ホーム・アローン】です。
マコーレー・カルキン主演映画【ホーム・アローン】のあらすじザックリ
家族旅行に行き損ねた8歳の末っ子ケビン
大家族のマカリスター一家は、大勢の親戚一同を引き連れて(子供だけでも11人!)パリまでクリスマス旅行へ出掛けることに。

しかし出発当日の朝、一家全員が寝坊!
他にも悪い偶然がいくつも重なり、1人屋根裏部屋で寝ていた末っ子のケビン(マコーレー・カルキン)がいないことに誰も気付かないまま、一家は慌ただしく家を飛び出しそのまま飛行機に搭乗してしまうのでした。
機内でくつろぐマカリスター一族御一行様。
一方こちらはケビンが1人でお留守番するはめになったマカリスター邸周辺。
クリスマスで浮かれポンチと化した世の人々をあざ笑うかのように、ハリー(ジョー・ペシ)とマーヴ(ダニエル・スターン)という不審な2人組がうろついています。

2人の正体はケチな泥棒。
仲が良いんだか悪いんだかよく分からない彼らの作戦は、警察官に扮して各家庭を堂々と訪問しクリスマスの予定を聴取、その後あらかじめ留守が分かっている家に空き巣に入るというもの。
これって何となくよく出来た戦法なような気がするけど、ケビンがおもちゃやビデオを駆使して考案した「バトル・プラン」の想定通りに撃退されてくれる様が頭悪すぎて笑えます。
いくらケビンが頭の良い子供だからって、8歳の知略に負けるってどうよ?

一歩間違えば死ぬ目に遭うからねこの人達。バカだよこの寒いのに。
大阪のおばはんと化すオカン
【ホーム・アローン】を記事にするにあたって私が特筆したいのは、ケビンのオカン、ケイト・マカリスター(キャサリン・オハラ)の使用前使用後の変貌ぶり。
最初は割と「よくできたオカン」然としてたはずなんだけどね。
まずすでに空を飛んでしまってる飛行機の機内で子供を1匹忘れていることにようやく気付いた時の放心状態がよ。

気の毒だけど笑ってしまうからそのリアクション止めなさい。
そしてパリに到着してしまってからは「とりあえずどうしようもないから一旦ホテルで休みなさい」という夫の制止も聞かず、空港のロビーで帰りの便のキャンセル待ち。
クリスマスという時期も悪く一向にキャンセルが出る気配もないと分かるや金や宝石を積んで道行く人から航空券を買い取ろうとし、それも叶わず八方ふさがりとなるや今度は行列をなす空港の受付にイチャモンをつける。

8歳の子供が一人で留守番してるのよ!
(知らんがな)
私は60時間も寝てないのよ!
(知らんがな)
なんとかしてよ!!!
(できるかいな)
受付の立場だったとしたらたまったもんじゃありませんけど、なりふり構わず一刻も早く子供のもとへ行こうとするオカンの勇姿はやはりまばゆい。

映画【ホーム・アローン】の感想一言
私だって子供のためなら100時間くらい寝なくても平気です。
それ以前に家に子供忘れて出かけたりしませんけど。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。















