歴代アカデミー最優秀作品賞ランキングBEST90

【キング・コング(1933)】あらすじと初代コングを観た感想

エンパイア・ステート・ビルに登るコング アドベンチャー

 

映画の概要と注意事項

1933年/アメリカ/監督:メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シェードザック/出演:フェイ・レイ、ロバート・アームストロング、ブルース・キャボット、フランク・ライヒャー

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

元祖・絶叫クイーン、フェイ・レイ

©King Kong/キング・コングより引用

ちまたでは【サイコ(1960)】ジャネット・リーが「絶叫クイーン」なんて呼ばれてますけどね、

いやいや、

【キング・コング(1933)】フェイ・レイはあんなもんじゃないから。

 

もお~お叫ぶ叫ぶ!

セリフのほとんどが絶叫。

 

目を見開いて絶叫する演技、もしくはショックの余り卒倒する演技しかしてない。

元祖・絶叫クイーン」はフェイ・レイでお願いします。

 

 

映画【キング・コング(1933)】のあらすじザックリ

映画監督のカール・デナムは、最新作の撮影のため主演女優アン・ダロウとともに地図に載っていない孤島「髑髏島」に向かう。無事髑髏島に辿り着いた一行だったが、その夜アンが原住民にさらわれてしまう。原住民はアンを島に住む「コング」への生贄にしようとしていた。

 

 

ストップモーション・アニメ技術によるモンスター映画

続編やリメイクものってオリジナルを絶対超えられないと思ってる派です。

面白いんですよ?【キング・コング(1976)】【キング・コング(2005)】も。(【キング・コング:髑髏島の巨神】だけはまだ観られてないけど)

映画『キングコング:髑髏島の巨神』特別映像(Kong is King)【HD】2017年3月25日公開

面白いんです。

キング・コング1933タイトル

©King Kong/キング・コングより引用

1933年版なんて、CGはもちろんないし、特撮技術もしょっぼしょぼで、ストップモーション・アニメ初期のコングの動きなんてカックカク

ロングショットのコングに握られてるフェイ・レイは絶対人形

画面のどっからどこまでが合成なのかばっちり分かっちゃうし、コングがいる島の原住民の松明たいまつの煙で画面が覆われちゃったりもする。

 

でもやっぱりオリジナルの【キング・コング(1933)】が一番面白いんです、私的には。

逆にこのカックカクのストップモーション・アニメが新鮮で逆に笑えるしね。(笑うんかい)

参考 ストップモーション・アニメ=静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法。

 

リアルに映し出される「人間」

体当たりの危険な撮影もいとわず、秘密主義で知られる映画監督カール・デナム(ロバート・アームストロング)は、伝説的生物「コング」の撮影のため、主演女優のアン・ダロウ(フェイ・レイ)とともに前人未到の孤島「髑髏どくろ島」にやってきます。

髑髏島を目指すデナム

©King Kong/キング・コングより引用

髑髏島に辿り着いたデナムは、船の乗組員達をぞろぞろと引き連れて原住民がなにやらまつりごとをしているさなかに上陸。その姿略奪者のごとし。

デナムは怪物達の楽園に容赦なく足を踏み入れ、平和に暮らしていた怪物達を無条件に攻撃し、金になると分かれば都会に連れ帰り見世物にして儲けようとします。

 

リメイク版ではまるでコングに人の心があって、人とコングが心を通わせているかのように描かれたりするんですけど、それって全然リアリティなくないですか?

「コングが美女に恋をする」ってんでなんとなく美化されがちですが、それって動物的本能で子孫繁栄に有効な雌を見つけただけの話。

大体人間にしたって、こんな怪物目の前にして、「可哀想」とか「彼にも心が」とか、思うと思います?

5メートルもあるゴリラを実際見たら恐怖に支配されてそんな動物愛護の精神なんて吹っ飛びますって。

 

【キング・コング(1933)】の登場人物の行動が「人間」としてごくごく当たり前なんですよ。

 

出てくる怪物はキング・コングだけではない

ところで、【キング・コング(1933)】に出てくる怪物ってキング・コングだけじゃないの、知ってました?

他にもいっぱい怪獣(恐竜?)が出てきます。

ティラノサウルスっぽいのとかプテラノドンっぽいのとかブラキオサウルスっぽいのとか。人気ドコロ目白押し。

ティラノっぽいのVSコング

©King Kong/キング・コングより引用

それらの怪獣達が人間を襲ってきますが、生贄として差し出されたアンだけはコングが身を挺して守ってくれます。(これも自分の雌を守ってるだけの動物的本能でしょ)

このようなコングの行動によって、

誰ぞ
美女
なんて優しい怪物なの…!

と次第にアンに慈愛の心が芽生えてくるのがリメイク作品だったりするんですけど、

いやないない!

絶対ないよそんなん。そんな菩薩みたいな美女おるか。

ホンマにこんな怪物に捕まったらひたすら「ギャー!!」ですよ。

ここでも、フェイ・レイのリアクションが絶対正しいと思いますね私は。

アンとジャック

©King Kong/キング・コングより引用

 

できたてのエンパイア・ステート・ビル

クライマックスでコングがアンを握ってよじ登るエンパイア・ステート・ビルは、1931年に完成したニューヨークの超高層ビル。

【キング・コング(1933)】の公開は1933年なんで、チラリと映り込むまだピッカピカのビルの映像にちょっと感激するし歴史を感じますよね。

ニューヨークに連れてこられたコング

©King Kong/キング・コングより引用

 

 

映画【キング・コング(1933)】の感想一言

この時代の映画の特徴と言うかなんと言うか、結構エピローグが雑なのは普通だったみたいですね。

結末よりも過程の方が重要だったんでしょう、後日談みたいのはなくて当たり前だし、事件が解決すると実にあっさりと物語は幕を閉じる傾向があります。

 

【キング・コング(1933)】も然り。

「絶対安全や!」と言ってニューヨークまで連れてきたコングに逃げられ、鉄道は破壊されるわ死人や怪我人はでるわ、それなのに自分では為す術もなく戦闘機まで出動させて大騒ぎになったというのに、死んだコングを見たデナムは冷静に一言。

誰ぞ
デナム

美女が野獣を倒したのだ

(キリッ)

は?

朱縫shuhou
朱縫shuhou

なんのこっちゃ!

反省とか詫びの一言でもないんかい!

雑ですねえ~。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【キング・コング(1933)】を観たくなったら

全部観た?不朽の名作映画を脳裏に刻もう

コメディ・ヒューマンドラマ・ラブストーリー・SF・アクション・洋画・邦画…国も時代もジャンルも超えた不朽の名作映画1001本の一覧。

あなたが映画好きならきっと、眺めているだけでもワクワクしてくるはず。

アドベンチャー
関連記事とスポンサーリンク



シェアありがとうございます
「天衣無縫に映画をつづる」をフォロー
天衣無縫に映画をつづっている人
朱縫shuhou

「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

更新情報を延々つぶやいているツイッターフォローをお待ちしています。

「天衣無縫に映画をつづる」をフォロー
天衣無縫に映画をつづる
トップへ戻る