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【フィールド・オブ・ドリームス】あらすじと野球バカを観た感想

農場のど真ん中に野球場! ヒューマン

 

映画の概要と注意事項

1989年/アメリカ/監督:フィル・アルデン・ロビンソン/出演:ケビン・コスナー、エイミー・マディガン、ギャビー・ホフマン、レイ・リオッタ、バート・ランカスター、ジェームズ・アール・ジョーンズ

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

謎の声を聞いたレイ

©Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームスより引用

お前が作ればやってくるIf you build it, he will come.ですよ。

知ってます?謎の声ですわ。めっちゃ真似したもんです。

 

野球好きによる野球好きのための野球をやりたくて仕方ない人達を描いた野球愛が溢れる名作なんですけど、やっぱり野球が盛んな国(アメリカや日本)での評価ばかりが高かったみたいです。

まあね~…。

ええ映画やと思いますけどこんだけ野球に終始したらねえ~…。

「『父と息子のキャッチボール』が尊い」って概念がない国ではウケないでしょうねえ~…。

 

反対に日本のように古くから野球文化が根付いている国では、別に野球好きでも何でもない私でも、やっぱりラストのキャッチボールには号泣してしまうほどの引力を持った映画、【フィールド・オブ・ドリームス】です。

 

 

映画【フィールド・オブ・ドリームス】のあらすじザックリ

ある日の夕方、アイオワ州の田舎町で農場を営むレイ・キンセラがトウモロコシ畑を歩いていると、謎の声が聞こえてくる。その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持のもと、何かに取り憑かれたようにトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を造り上げる。

 

 

謎の声に導かれるレイ・キンセラ

ある晩農場の真ん中で不思議な声を聞くレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)。

お前が作ればやってくるIf you build it, he will come.

レイとアニー

©Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームスより引用

冒頭で(結構重要であるはずの)レイの過去がダララララ~っと早口に語られた後、物語は唐突に始まります。レイは開始数分でこの謎の声を聞くんです。

このスピード感良い。

レイの過去はサラッと流されるんですけど、ちゃんと印象には残る。

 

レイの父親は息子との確執を残したままこの世を去っている。

 

ここ重要。

 

野球オタクが考え出した現実味のない無茶苦茶なファンタジー映画

レイが大事な農場をぶっ壊して野球場を作ってからも謎の声は聞こえ続け、農場の多くを失ったことで家計は火の車となってもなおレイは謎の声に導かれるままに行動を起こします。

テレンス・マンと野球を見るレイ

©Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームスより引用

冷静によくよく考えたら変なお話です。

野球場を作っただけで死んだ大リーガーがやってきて野球をする。

ペンを置いたはずの作家兼活動家がトウモロコシ畑に消えていく。

後悔を残したまま医者になった元大リーガーが夢を叶える。

見える人しか見えないはずの「幽霊の試合」を見るために大勢の人がやってくる。

 

登場人物関係者全員に共通するのはただ野球を愛していることだけ。

 

なんか笑えてきた。ホンマに変な話やな…。

でも絶対ラストは泣けちゃうんですよ、なんなんですかねこの映画。

 

名優バート・ランカスターの遺作

ちなみに元大リーガーで医者と言う異色の経歴の持ち主ムーンライト・グラハムを演じたバート・ランカスターはこの映画を最後にこの世を去っています。享年80。

バート・ランカスター

©Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームスより引用

【フィールド・オブ・ドリームス】での彼は夢を叶えてトウモロコシ畑に消えて行くので、奇しくもおあつらえ向きの最高の遺作となった訳です。

しかし80歳前後でこれほど魅惑のウィンクができる人もそういるまいよ。

 

 

作中の実話の部分について

【フィールド・オブ・ドリームス】はまるごとフィクションのファンタジー映画ではありません。いくつか実話を扱っている部分があります。

まずレイが作った野球場に最初に現れるジョー・ジャクソンと、翌日にやってくる8人、そして彼らがかかわった「ブラックソックス事件」はノンフィクションです。

ブラックソックス事件Black Sox Scandal)は、1919年、MLBのワールドシリーズで発生した八百長事件。 1919年のワールドシリーズで優勢を予想されていたシカゴ・ホワイトソックスがシンシナティ・レッズに3勝5敗と敗退(当時のワールドシリーズは9試合制)、結局レッズが同年のシリーズを制することになった。シリーズ前から噂されていた賭博がらみの八百長疑惑が真実味を帯び、地方新聞の暴露記事がきっかけとなって事件が発覚。最終的にホワイトソックスの主力8選手が賄賂を受け取ってわざと試合に負けた容疑で刑事告訴された。

出典:Wikipedia

この時、賄賂を受け取ったとして球界を追放されたジョー・ジャクソンを含む「悲運の8人」が野球場に現れているんです。

生前八百長試合を否定し続けていた彼らが、そっと野球場に足を踏み入れ嬉しそうに野球に興じる姿が心に染みますね。

 

シューレス(靴無し)・ジョー・ジャクソン

シューレス・ジョー

©Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームスより引用

芸人じゃないですよ~。

そのシューレスジョー(芸人)の元ネタの実在の大リーガー。

足に合わない小さなスパイクしか持っていなかったジャクソンは、靴擦れから足によくマメが出来たため、ある試合でスパイクを脱ぎ捨てて裸足でプレーした。

出典:Wikipedia

この逸話によって愛称がシューレス(靴無し)・ジョー」となったんだそうです。

 

最初に観た時、演じたレイ・リオッタの「超常現象感」がすごくて驚いた記憶があります。

ホントに幽霊みたいなんです。

「幽霊」って一言でも言い表せないんですけど、確かにそこにいて、会話もできて触れることもできて、やってることは神秘的な事とは無縁の「野球」だというのに、森羅万象卓越した超常的な存在感があります。

バットに触れるシューレス・ジョー

©Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームスより引用

誰ぞ
シューレス・ジョー
ここは天国かい?

と真顔でレイに訊ねる場面も好きです。

「野球ができるぜバンザ~イ!」って飛びあがって喜ぶより、どれほど再び野球ができる日を心待ちにしていたのか痛いほど伝わってきます。

 

 

映画【フィールド・オブ・ドリームス】の感想一言

朱縫shuhou
朱縫shuhou

もしかしたら誰にでも自分自身の「謎の声」は聞こえているのかも知れませんね

それを現実に自分を突き動かす原動力として受け止めているかいないかの違いでしょうか

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【フィールド・オブ・ドリームス】を観たくなったら

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「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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