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【クリスマス・キャロル(1938)】あらすじと観た感想

クリスマス・キャロル1938 文芸
©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用
映画の概要と注意事項

1938年/アメリカ/監督:エドウィン・L・マリン/出演:レジナンド・オーエン、レジナンド・オーウェン、ジーン・ロックハート、テリー・キルバム、キャスリーン・ロックハート、バリー・マッケイ 

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

クリスマス・キャロルタイトル

©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用

朱縫shuhou
映画化された中で一番古い「クリスマス・キャロル」を観てみたい!

と思って鑑賞した映画、

だったはずなんですけど…。

さらにこの3年前に【スクルージ(1935)】って言う映画が作られていたみたいです。しかし探しても探しても入手できず…。

 

まあ原作小説の初版が1843年とかなんで、どっちにしても100年以上経ってから映像化されてるわけで、その間に他にも現存しないようなフィルムが作られていてもおかしくはない…か?

 

映画化作品を時系列で全部まとめてみようとか一瞬だけ脳裏をよぎりましたが、リメイクだったりオマージュだったりディズニーだったり、果てしなく関連作が作られ続けている名著ですのであっさり諦めました!

 

数ある映画化作品の中でもかなり原作に忠実に製作されたものであることは間違いない、【クリスマス・キャロル(1938)】です!

 

 

映画【クリスマス・キャロル(1938)】のあらすじザックリ

イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの同名小説の映画化作品。「スクルージ&マーリー商会」を営む老人スクルージは、守銭奴で思いやりに欠け、町の誰からも嫌われ遠ざけられていた。ある年のクリスマス・イヴの夜、スクルージの元に死んだはずの友人マーリーと3人の精霊が現れる。

 

 

強欲じじいスクルージ

ティム
パパのところへ行きたいけど、スクルージさんが子供嫌いやからイヤやねん…

そう言って心優しい足の不自由な子供にまで避けられる嫌われ者の老人スクルージ(レジナルド・オーウェン)。

「スクルージ&マーリー商会」を経営していて暮らしは裕福だけど心は貧しく、甥っ子のフレッド(バリー・マッケイ)や薄給で働いてくれる事務員のボブ・クラチット(ジーン・ロックハート)にすら暖かい微笑みひとつ与えようとしません。

スクルージとボブ

©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用

それどころかスクルージは、子供達と一緒に遊んでいたボブが投げた雪玉が当たったことに腹を立て、クリスマス・イヴにボブを解雇してしまいます。

前述のティムを始め、たくさんの子宝に恵まれて慎ましくも幸せに暮らしていたボブを…。

 

さらに結婚の報告に来た甥っ子フレッドも、寄付金を募りに来た男性も、ことごとく怒鳴り散らして追い返す始末。

 

クリスマス・イヴに現れた精霊たち

クリスマス・イヴの真夜中、かつて共同経営者だったマーリー(レオ・G・キャロル)の霊がスクルージの元に現れます。

マーリーの霊

©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用

マーリー
お前やばいぞそのままやったら。

俺みたいに死んだ後に鎖でつながれて後悔する羽目になる。

今やったら間に合うから悔い改めるんや。生き方を変えるんや。

 

今から3人の精霊がここへやってくる。

ええか、悔い改めるんやぞ。

マーリーが言った通り、そのあと順番に3人の精霊がやってきます。

「他人への感謝の光でまぶしすぎる(自分で言ってる)過去のクリスマスの精霊(アン・ラザフォード)、柊の冠みたいなのかぶってギリシャ神話のゼウスのような風貌をしているのは現在のクリスマスの精霊(ライオネル・ブラハム)、そして人生はすべて「死」に向かって進んでいるからなのか完全に死神にしか見えない未来のクリスマスの精霊。

3人の精霊

©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用

 

死んだ後も未来永劫ずっと嫌われ者…嫌かも

3人の精霊たちはそれぞれ過去・現在・未来のクリスマスでのスクルージ自身や幸せそうな人々の姿を見せてあげます。

そしてスクルージがもっとも衝撃を受けたのは未来のクリスマスの精霊が見せた「スクルージ自身の葬式」

スクルージの葬式には誰一人弔問客も訪れず、「やっと逝ったな強欲じじい」と陰口をたたく者さえいます。花のひとつも手向けられていない寂れた自分の墓を見て気も狂わんばかりに動揺するスクルージ!

 

目を覚ますとそこは元いた自分の部屋のベッドの中。

スクルージは慌ててベッドを飛び出し、特大の七面鳥を買って甥っ子フレッドと事務員ボブの家へと向かうのでした。

 

病院に担ぎ込まれるレベルの変貌っぷり

過去・現在・未来と旅してきたスクルージは、一夜にしてまるで別人のようになっちゃいます。

顔もおかしいスクルージ

©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用

うんホントに。

例えば現実に親戚のおじいちゃんとかおばあちゃんがある日突然こんなに変わってしまったら、私やったら119番します。

 

短い映画(69分!)なんで、尺の関係なんですかね、クリスマスにスクルージが目覚めてからの展開が異様に早い!

このテンポだと変貌したスクルージをあっさり受け入れるフレッドやボブが異常。

ボブの嫁
スクルージさん頭がおかしくなったのね!

どうしようあなた!子供達が危ないわ!

頭怒れたんじゃねーのじじい

©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用

ボブの嫁はんや私の反応が正常。

一同
この世のすべての人々に

メリー・クリスマス!

メリー・クリスマス!

©A CHRISTMAS CAROL/クリスマス・キャロルより引用

いやちょっとあなたたち、早く病院連れて行ってあげた方がいいかもよ?

早い方がいいってば。

昨日の晩変な妄想してたみたいやし。

 

 

映画【クリスマス・キャロル(1938)】の感想一言

朱縫shuhou
ロンドンの街の子供たちや無邪気な大人、果ては教会の神父様までが、雪で凍ってつるつるになった路面をスケートさながらに滑って遊ぶ場面が微笑ましい

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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