歴代アカデミー最優秀作品賞ランキングBEST90

【シザーハンズ】哀しい感想。町並みはティム・バートンの世界観

ラブストーリー

 

映画の概要と注意事項

1990年/アメリカ/監督:ティム・バートン/出演:ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー、ダイアン・ウィースト、アラン・アーキン、ヴィンセント・プライス

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

古城に一人残るエドワード

©scissorhands/シザーハンズより引用

純真無垢で優しい心とハサミの両手を持つ人造人間と、彼を取り巻く小さな町の現代のおとぎ話。

 

鬼才ティム・バートン監督の最も哀しいラブストーリー、【シザーハンズ】です。

 

 

映画【シザーハンズ】のあらすじザックリ

寒い冬の夜。「雪はどうして降るの?」と孫娘に聞かれた祖母が話し始める。昔々、町外れの屋敷に孤独に暮らす老発明家が両手がハサミの人造人間を生み出した。しかし発明家は突然の発作で他界。一人残された人造人間エドワードは、化粧品のセールスの女性の好意で麓の町へやってくる。

 

 

哀しすぎるおとぎ話【シザーハンズ】

もしかしたら私は、【シザーハンズ】が嫌いなのかも知れません。

 

好きならもっと観てるはず…。

まだ2~3回しか観てません。

 

でも強烈な印象だけは残ってます。

 

哀しすぎる。

 

大好きな映画のはずなのに、観ると必ず滂沱ぼうだの涙を止められなくて、毎度毎度翌日まぶたがパンパンに腫れ上がるので、無意識に避けようとしてしまうのかも知れません。

 

泣きはらすと翌日まぶたがパンパンに腫れ上がる人はお休みの前日に鑑賞されることを強くお勧めします。

 

 

ジョニー・デップ、イロモノキャラ多過ぎ

ジョニー・デップの映画を観たのはこれが2作目でした。

初めて銀幕の彼に出会ったのは【ギルバート・グレイプ】

【ギルバート・グレイプ】では家族に問題を抱えて苦悩するセクシーな青年役だったので(もち素顔)、【シザーハンズ】でのエドワードには「えっ!同じ俳優?!」とビックリしたのを覚えています。

 

【シザーハンズ】でティム・バートン監督と出会ったことがジョニー・デップのその後の俳優人生にどれほど大きな影響を与えたかは、これだけ彼が有名になった今では周知の事実なのでここではそっとしておきまして。

 

ホントにジョニー・デップという人は、ただのイケメンではないですよね。

素顔で十分かっこいいし演技力もあるのに、今やジャック・スパロウに代表されるようなメーター振り切ったおかしなイロモノキャラ多すぎ。

 

【シザーハンズ】なんて素顔全然出てないし。

顔真っ白やし。

 

 

ティム・バートンの世界観を体現した町並み

舞台は鮮やかなパステルカラーの家々が立ち並ぶ郊外の小さな町。

町のはずれに(すぐ近くにあるのに)忘れられたように「幽霊屋敷」と呼ばれる高台の城があります。

 

切り立った崖の上にそびえ立つ真っ黒な城と、その麓から愛くるしいパステルカラーの町並みが続く風景は異様。

これぞティム・バートンの世界観。

ティム・バートンの世界観

©scissorhands/シザーハンズより引用

その「幽霊屋敷」には変わった発明家が住んでいて、発明家はその手のハサミで野菜をバカスカ切っちゃうブリキのマッシーンにクッキーの心臓を与え命を吹き込み、ついに人造人間エドワードが完成します。

 

父である発明家と生まれたてのエドワードの楽しい日々も束の間、発明家はエドワードの最後の機械の部分・ハサミの手を付け替える直前に突然死。

手をつける前に発明家は突然死

©scissorhands/シザーハンズより引用

「シザーハンズ・エドワード」の誕生です。

 

シザーハンズが生きる道

父である発明家を失ったエドワードはその後もひっそりと独りで幽霊屋敷で暮らしていましたが、ある日笑ってしまうくらい底抜けに優しい女性ペグ(ダイアン・ウィースト)と出会い、屋敷を出ることに。

ペグの家に厄介になりながら、笑顔の作り方も分からなかったエドワードは少しずつ、はにかみながらひきつりながら、少~しずつ笑顔を見せられるようになります。

 

ハサミの手を活かして植木を芸術品のように剪定し、もの珍しさも手伝って町の人気者になり、地元のTV番組にも出演しちゃったりして、充実した日々を送るエドワード。

町の人気者になるエドワード

©scissorhands/シザーハンズより引用

でも物語の結末を知ってしまうと、この時のエドワードが幸せそうであればあるほど、このまま平和に物語が進んでくれないものかと、この視聴から突然ラストがハッピーエンドに変わってやしないかと、期待せずにはいられなくなります。

 

 

その後の彼に救いがあってほしい

エドワードの運命が、

才能が、

恋が、

ぜんぶ哀しい。

 

誰かを愛する心は私達と何も変わりません。

ただ手がハサミであるだけで、両の手で愛する人を抱きしめることすら叶わないなんて。

 

救いはペグの娘のキム(ウィノナ・ライダー)がエドワードを理解し愛するようになってくれること。

 

エドワードが町中の人に追い詰められ逃げる場所がなくて元居たペグの家へこっそり帰った時、後ろからそっと、エドワードを驚かせないように、彼の怯えた心をすべて理解して、(大丈夫よ。あたしよ)と伝えるかのように、

……そーっと、

優しく肩に触れるキムの手が、めっちゃキュンキュンきます。

ウィノナ・ライダーとジョニー・デップ

©scissorhands/シザーハンズより引用

 

黒人のポリのオッサンのオットコ前な行動にもキューンときますけども。

 

 

映画【シザーハンズ】の感想一言

朱縫shuhou
朱縫shuhou

おとぎ話や童話って、人魚姫も悲恋だしグリムにも残酷な解釈があるし、アンハッピーエンドで教訓めいたものが多いものですけど、そんな中でも私にとって最も哀しいおとぎ話はこのシザーハンズです

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【シザーハンズ】を観たくなったら

シザーハンズ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,000(2019/02/05 22:09時点)
全部観た?不朽の名作映画を脳裏に刻もう

コメディ・ヒューマンドラマ・ラブストーリー・SF・アクション・洋画・邦画…国も時代もジャンルも超えた不朽の名作映画1001本の一覧。

あなたが映画好きならきっと、眺めているだけでもワクワクしてくるはず。

今年のクリスマスはどれ観よう?定番だらけの名作洋画

クリスマス映画ってたくさんあって、どれを観ようか迷いますよね。観る人の環境によってもマッチする映画は変わってきます。

子供と一緒に、恋人と一緒に、ド定番の名作映画など、用途別にまとめました。

ラブストーリー
関連記事とスポンサーリンク



シェアありがとうございます
「天衣無縫に映画をつづる」をフォロー
天衣無縫に映画をつづっている人
朱縫shuhou

「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

更新情報を延々つぶやいているツイッターフォローをお待ちしています。

「天衣無縫に映画をつづる」をフォロー
天衣無縫に映画をつづる
トップへ戻る