1991年/アメリカ/監督:バリー・ソネンフェルド/出演:ラウル・ジュリア、アンジェリカ・ヒューストン、クリスティーナ・リッチ、ジミー・ワークマン、クリストファー・ロイド
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

ある日TSUTAYAの「新入荷」の棚を眺めながらぶらぶらしているとなんと!
あったのです【アダムス・ファミリー】が!!!
【アダムス・ファミリー2】の記事にも書いたのですが、ずっと探してたんですこれ!
続編だけ持ってて一作目を持っていないというコレクター気質の私的にはすごくムズムズする状況でしたが、DVD化は半ば諦めていたのでめっちゃ嬉しかったです。
ふわ~面白かったっ!
映画【アダムス・ファミリー】のあらすじザックリ
モーティシアが羨まし…美しすぎる
アダムス家の当主ゴメズ・アダムス(ラウル・ジュリア)の妻、モーティシア・アダムスを演じるアンジェリカ・ヒューストン。
【アダムス・ファミリー】は【スリーピー・ホロウ】でジョニー・デップとも共演し今やすっかり有名になったクリスティーナ・リッチが冷め切った長女ウエンズデーを演じていることでたびたび注目されたりしますが、私は断然アンジェリカ・ヒューストンの方がツボです。

漆黒の長い髪に長い爪に長いドレス、不自然に白い肌に真っ赤な唇…
不気味なんですけど妖艶でめっちゃ美しいですよね。

そして個人的にもう一つ羨ましいのが、結婚には至らなかったものの17年間ジャック・ニコルソンとパートナー関係であったこと。
私のジャックと。(←めっちゃ好き)
「アンジェリカ・ヒューストンとジャック・ニコルソン」と検索するといっぱい画像が出てきます。
それはもうお似合いで、ますます羨ましいのです。
浮気も許す。
DVもちょっとくらい許す。殴り返すけど。
ああジャック、素敵。
いいなあ~。

何言うてるかよう分からんけど不幸せそうで何よりです
この物語の醍醐味のひとつは変な一家のそれぞれのキャラクターですが、中でもアダムス夫妻の掛け合いがおもろいです。
モーティシアが目覚めた瞬間寝顔を眺めていたゴメズが一言。
目覚めるなりメイクばっちりのモーティシアが答えます。
不幸のどん底よ?
・
・
・
…うん。
え…っと…
大丈夫?
だからそのフランス語はなんなん
ちょいちょい小ネタぶっこんでくるのがゴメズとモーティシアの会話。
二人で急に途中からフランス語(らしき言語)で言葉遊びを始めてイチャこいたりしはるんですけど、「おいフランス語が出ちゃってるぞ(仏語)」「まあ私ったら(仏語)」みたいな掛け合いしてじゃれあったりして、
それは一体なんなん?

原作の漫画に見られる設定なんですかね?
映画しか観ていない身としては笑うポイントがよくわからんので口惜しいばかりです。
手首から下だけのモンスター(?)「ハンド」大活躍
「【アダムス・ファミリー】と言えばあれ」ってくらい有名なのはきっとハンド君でしょう。(ゴメズがこう呼ぶので敢えて「君」)

ハンド君は【アダムス・ファミリー2】よりも【アダムス・ファミリー】の方が大活躍します。
●ゴメズとチェスをする
●(フェスターに化けた)ゴードンを脅かす
●ゴルフボールを持ってピンになる
●企業に就職しオフィスの郵便係をこなす
●モーティシアの危機をゴメズに知らせる
なんて便利な手でしょう。
1991年当時にこの映像技術もすごい。ちゃんと手だけで動いてるように見えます。
ちなみにこのハンド君、実は高名なマジシャンであるクリストファー・ハート氏の右手。
日々観客に魔法をかけるため鍛錬を積んでいるマジシャンの手が正体とあっては、華麗でしなやかな動きにも納得。
おかしいと思ったら○○だったゴードン
あ、気が付いたら全然レビューになってなかった。
いつものことか。
アダムス家はお金持ちです。(だしぬけ)
大黒柱のゴメズは昼間っから家にいてゴルフを楽しんだりモーティシアとイチャついたりしてて仕事してる様子は全くないので資産家か何かなんでしょうか。
顧問弁護士がついてるのできっと資産運用とか土地ころがしとか税金対策とかしてやり繰りしてるんでしょうね。
その莫大な資産を借金まみれの顧問弁護士タリー(ダン・ヘダヤ)が盗もうと画策します。

一筋縄ではいかないアダムス家をどう攻略したものかと考えていた時、高利貸しのアビゲイル(エリザベス・ウィルソン)の息子ゴードン(クリストファー・ロイド)がアダムス家の行方不明の兄フェスターにそっくりなことに気づき、アビゲイルと共謀してフェスターに化けたゴードンをアダムス家に潜り込ませ財産の在りかを探らせます。

ゴメズと息ぴったりのそっくりさん??
屋敷に滞在するうちにアダムス家の家族と打ち解けてしまうゴードン。
ゴードンの無事を祝うパーティではゴメズと共に兄弟息ぴったりの曲芸じみたダンスを披露します。

…ん?
息ぴったりすぎる…
もしかしたらどっかで本物と入れ替わったんかな?
・
・
と、思ってたら実は、ゴードンはバミューダ海域で記憶を失ってアビゲイルの養子になっていたフェスター本人だったってオチでした。

かくして顧問弁護士たちに天罰を下し、本物のフェスターも戻り、モーティシアは新しい命を授かり、今日もアダムス家は平和に先祖の墓を暴いてはしゃぐのでした。
映画【アダムス・ファミリー】の感想一言
てゆーかフェスター、あなたは一体どこで行方不明になっとんねん。
家族に迷惑かけないように。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。