【プロジェクトA】

映画【プロジェクトA】あらすじとジャッキー・チェンの時計台スタントを観た感想

1983年/香港/監督:ジャッキー・チェン/出演:ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、ディック・ウェイ、イザベラ・ウォン、ラウ・ハクスン、クワン・ホイサン、タイ・ポー

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

【プロジェクトA】
©Project A/プロジェクトAより引用

1970年代後半の「なんやら拳」シリーズ(【スネークモンキー 蛇拳】【ドランクモンキー 酔拳】など)のヒットでスターとなったジャッキー・チェンの代表作。若きジャッキー・チェンはすでに本作で監督・脚本・主演・武術指導の四役をこなす異才ぶりを発揮しています。

 

ストーリーはごく単純。友人であり先輩でもあるサモ・ハン・キンポー、同じく後輩のユン・ピョウとともに、“正義の男”ジャッキー・チェンが“悪い奴”をコテンパンにやっつける。

キレの良い拳法、体を張ったアクション、ジャッキー・チェンとサモ・ハン・キンポーとユン・ピョウの絶妙な掛け合いから、頭にこびりついて離れない主題歌「東方的威風」まで、本作を観た人は必ずと言っていいほど影響を受けて真似してましたね。「お前サモハンやれな」とか言ってね。「なんで俺がサモハンやねん!」言うて。

久しぶりに観て三日くらい経つけど未だに“ジャッキー”が抜けませんもん。

 

【プロジェクトA】です!

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映画【プロジェクトA】のあらすじザックリ

イギリス植民統治下の香港。海賊を取り締まるはずの水上警察はヘマばかりしていたため陸上警察へ吸収統合され、イギリス海軍の提督までも海賊たちに捕まってしまう。水上警察と陸上警察の精鋭チームは人質の救出と海賊の全員逮捕を目的とした「A計画」(プロジェクトA)を発動させる。

水上警察・陸上警察の精鋭(+コソ泥)が香港を舞台に大暴れ

舞台は19世紀末のイギリス統治下の香港。鈍くさい水上警察は、我が物顔で香港の海を横行する海賊を捕らえることができずにいました。

ある日、水上警察のドラゴン隊長(ジャッキー・チェン)が部下たちとともに酒場へ行くと、ジャガー警部(ユン・ピョウ)率いる陸上警察の面々に出くわします。もともと反りの合わない水上警察と陸上警察は、些細なきっかけから大乱闘に発展。

水上警察は陸上警察に吸収合併されてしまいます。

【プロジェクトA】
©Project A/プロジェクトAより引用

水上警察が居ない香港の海を彼らに代わって守ることになったのはイギリス海軍。

しかしイギリス海軍提督は香港に辿り着く前に海賊ロウ(ディック・ウェイ)一味に捕まってしまいます。

【プロジェクトA】
©Project A/プロジェクトAより引用

提督ほか大勢の人質を取られた海上警察司令官は、ロウの要求を飲んで身代金を払おうとしますが、それを聞いていたドラゴンは激怒。

ドラゴン

警察が海賊のふところを潤してどないすんねん!

ドラゴンの熱い説得に突き動かされた司令官は、ドラゴンを人質奪還チーム「プロジェクトA」のリーダーに任命します。

ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ三人の掛け合い

【プロジェクトA】の見どころのひとつは同じ京劇学校で修行を積んだ仲間であるジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー(ドラゴンの旧知のコソ泥フェイ役)、ユン・ピョウの息のあったアクションとコミカルな掛け合い。この三人が絡むと信じられないくらいテンポが良くなります。

【プロジェクトA】
©Project A/プロジェクトAより引用

ジャッキー・チェンが自転車にまたがり街中を逃げ回るシーンも有名ですが、やっぱり序盤の酒場での大乱闘シーン(ユン・ピョウと絡む)や海賊のアジトに潜入するシーン(サモ・ハン・キンポーとユン・ピョウと絡む)のように、一人より二人、二人より三人そろった方がそれぞれの個性が際立ってより面白い。

【プロジェクトA】
©Project A/プロジェクトAより引用

ラスボスのロウ親分なんか絨毯にぐるぐる巻きにされてその中に手りゅう弾ポイって投げ込まれるというよく考えたら無茶苦茶むごい殺され方するってのに、こんな仕打ちもこの三人にかかれば力を合わせて香港の海の平和を取り戻すための通過点でしかないのです。

悪い奴なんだからどんな殺し方したってええってか。

コントみたいにか。

う~ん爽快!

ジャッキー・チェンが時計台から落下するシーンはハロルド・ロイドの【要心無用】のオマージュ

とはいえ最大の魅力はやっぱりジャッキー・チェンのアクション。

中でも【プロジェクトA】といえば時計台の針にぶら下がって落下するシーンですよ。

【プロジェクトA】
©Project A/プロジェクトAより引用

高すぎもせず低すぎもしない絶妙なこの高度。

そしてジャッキー・チェンのこの表情

【プロジェクトA】
©Project A/プロジェクトAより引用

たまりまへんわ。

この場面は“世界三大喜劇王”のひとり、ハロルド・ロイドのサイレント映画【要心無用】のオマージュです。

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ジャッキー・チェンの映画恒例の「エンディングNGテイク集」を観れば分かりますけど、この場面、何度か撮り直してるんですよね。落ち方が違うのがありますから。

ノースタントで命を賭けてアクションに挑んでくれるジャッキー・チェンならではのリアリティとスリルは、まさに彼の真骨頂です。

映画【プロジェクトA】の感想一言

朱縫shuhou

朱縫shuhou

【プロジェクトA】を再視聴してて思ったんですけど、私、“ジャッキー・チェンの声”って知らないかも知れません。
だってジャッキーの映画だけは絶対吹き替えで観るもん。
ジャッキーの声は石丸博也で、サモハンの声は水島裕(「スター・ウォーズシリーズ」のルーク・スカイウォーカーの吹き替えもこの人)やもん。
絶対やもん。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

朱縫shuhou 天衣無縫に映画をつづっている人

朱縫shuhou

「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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