2016年/アメリカ/監督:ティム・バートン/出演:エヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、クリス・オダウド、アリソン・ジャニー、ルパート・エヴェレット、テレンス・スタンプ、エラ・パーネル、ジュディ・デンチ、サミュエル・L・ジャクソン
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2011年の小説「ハヤブサが守る家」を原作としたティム・バートン監督による酷いファンタジー映画。
ナニコレ?
映画【ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち】のあらすじザックリ
インブリン?異能者?ホローガスト?基本設定で脱落
時間を操って同じ1日繰り返す「ループ」を作り出すことができる「インブリン」のミス・ペレグリン(エヴァ・グリーン)。
彼女が世話をする「異能者」と呼ばれるこどもたちは、全員何かしらの特殊能力を持っている。
そしてインブリンや異能者を狙う怪物が「ホローガスト」。
とにかく目新しい設定が詰め込まれ過ぎててもうダメ。
小説だったら読み込めるんでしょうけど2時間の映画にこれらすべてを詰め込むのは不可能でしょうに。
いちいちこの世界の設定を登場人物に言わせていたらどうしてもセリフが説明的で間延びしたものになっちゃって、流れが寸断されるんですよね。
「スター・ウォーズ」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズみたいに、その独自の世界観で長く続くものであればこういった設定もありでしょうが、2時間の映画にこれらすべてを詰め込むのは不可能でしょうに(同じこと言うたった)。
恐らく原作者は「X-メン」シリーズにインスパイアでもされてるんじゃないの?
せっかく序盤は敵である「ホローガスト」が不気味な感じで描かれているのに、そのホローガストがクライマックスで無力なこどもたちにコテンパンにやられる場面なんてまるでコントですわ。
ミス・ペレグリンのループのこどもたちだけで力を合わせてホローガストをやっつけられるくらいなら、これまでにも他のループで同じことが起こっていてもいいはず。
今まで誰も成し得なかったことを急にやり遂げるこどもたち。
でもミス・ペレグリンだって見えないホローガストをボウガンでやっつけてたやん。
その気になったらジェイクがいなくても退治できてたよ。
せっかく序盤は敵である「ホローガスト」が不気味な感じで描かれているのに(また同じこと言うたった)、終盤ご都合主義の勧善懲悪ものに成り下がってしまってもう救いようもない。
唯一カッコよかったのはミス・ペレグリンがハヤブサに変身する場面かなあ。
ティム・バートンのカメオ出演
【ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち】には珍しくティム・バートンがカメオ出演してましたね。
一瞬でもすぐに分かる安定のモジャモジャ頭。
映画【ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち】の感想一言
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