1977年/アメリカ/監督:スティーブン・スピルバーグ/出演:リチャード・ドレイファス、テリー・ガー、フランソワ・トリュフォー、メリンダ・ディロン、ボブ・バラバン、ケイリー・ガフィー/第50回アカデミー撮影・特別業績賞受賞
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私はスティーブン・スピルバーグ監督の映画が苦手です。
気に入った映画は何度も観てしまう性質ですが、スピルバーグ監督の作品は一度きりでそれ以降観たくならないものが多いです(製作総指揮として絡んでたりするのは別)。
じゃあ観るなよってお思いですよね。
いや違うんですよ、例えば「AFIアメリカ映画100年シリーズ」のように、「名画ランキング」と名のつくものには何かしらランクインしてるんですよスピルバーグ監督作は。
有名ドコロのレビューは一通り残して行こうとしているもので、避けて通れないんですよね。大昔に観たけど全然覚えてないんで観ないワケには行かないし…。
ああ~今回も退屈だった。
何やったら最後の方早送りした(こら!)。
【未知との遭遇】です。
映画【未知との遭遇】のあらすじザックリ
突拍子も無さ過ぎてズンドコドン
この映画面白いですか?
私は全然面白くないです。
もしかしたら何かもの凄い頑張って掘り下げて考察とかしたら面白いのかも知れないけどそこまでしなくちゃ面白く思えない映画ってのもどうよって感じなので初見の印象そのまんま。
おもろな~…。
いきなり砂漠に行方不明だった戦闘機やら客船が現れたり、すんごい光度の発光体が飛び回ったり、無邪気な3歳の少年が連れ去られたり、脈絡とまとまりが無さ過ぎて困ったちゃん。
主人公はUFOに魅せられた(この設定もよく分からん)電気技師ロイ・ニアリー(リチャード・ドレイファス)。
ロイは宇宙人が地球人との交信の場所に選んだワイオミング州のデビルスタワーのイメージが(それとは気付かずに)頭から離れず、ゴミとか土とか庭木とかを集めて具現化し始めます。
それも家の中に。
ロイが、って言うか、スピルバーグが何をしたかったのか全然分かんない。
「宇宙人」の描き方を変えたスピルバーグ
【タイタニック】のジェームズ・キャメロン監督が、2018年のスピルバーグ監督との対談でこんなこと言ってましたけどね。
キャメロン監督は『未知との遭遇』以前は宇宙人がモンスターとして扱われることが多かったと指摘し、スピルバーグ監督が「宇宙人の描き方を変えた」と話す。
出典:exciteニュース
………。
いや…。
「モンスター」ではないかも知れないけど、得体の知れない分不気味と言うか…、決して友好的なワケではないし、これまでと大差ないですよねえ?
不気味なリトルグレイたちに囲まれて(見方によっては「囚われて」)宇宙船に乗り込んだロイも、今頃は人体実験でバラバラにされてるかも知れないし…。
スピルバーグ監督は【未知との遭遇】の5年後に、改めて友好的な宇宙人を描いた映画【E.T.】を作ってるんで、自分でもホントは「【未知との遭遇】は失敗やったわあ~」とか思ってんちゃうの?
ふふっ。
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続編立ち消えの映画【未知との遭遇】の感想一言
【未知との遭遇】の何が怖いってあなた、スピルバーグ監督は続編の構想を抱いていたそうですよ?
実現しなかったってことはホラやっぱり!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。