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【チャーリーとチョコレート工場】小人のウンパルンパがトラウマに

ウォンカのお菓子工場見学ツアー ファンタジー

2005年/イギリス、アメリカ、オーストラリア/監督:ティム・バートン/出演:フレディ・ハイモア、ジョニー・デップ、デイビッド・ケリー、ヘレナ・ボナム=カーター、ノア・テイラー、ミッシー・パイル、ディープ・ロイ

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

傾いてるバケット家

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

1964年の児童小説「チョコレート工場の秘密」を原作としたティム・バートン監督作品。

映画化は2度目で、1971年の【夢のチョコレート工場】は「死ぬまでに観たい映画1001本」にも選ばれてます。

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小生意気なクソガキが小人のウンパルンパの鉄槌を降り下されていく様子が実に爽快。

でも作中で最も嫌な奴なのはクソガキ共が脱落していく姿を見てニタニタ笑ってる工場長のウィリー・ウォンカ本人。完全に大人の皮を被ったいじめっ子。

片や超絶貧乏でも優しく暖かい心を持つチャーリーとその家族を見るとほっとします。

 

クリスマスが舞台の映画だったような気がしてたけど、雪降ってる場面があるだけで全然関係なかった…。

【チャーリーとチョコレート工場】です。

 

 

 

映画【チャーリーとチョコレート工場】のあらすじザックリ

世界中で大人気のウィリー・ウォンカ製のお菓子を製造する工場は完全非公開であり、謎に満ちていた。ウォンカはある日「チョコレートに入っている5枚の金色のチケットを引き当てた子供を工場に招待する」という告知を出し、貧しいが心の優しい少年チャーリーがその内の1枚を手に入れる。

 

 

ウィリー・ウォンカのお菓子工場

世界中で大人気のウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)の板チョコに、工場を見学できる“ゴールデン・チケット”が5枚だけ入ってるらしい…。

財力を駆使して板チョコを買い占めたり確率を計算してドンピシャの板チョコを狙ったり、羨ましい子供達が次々とゴールデン・チケットを引き当てる中、超絶貧乏のチャーリー・バケット(フレディ・ハイモア)は誕生日にたった1枚だけ買ってもらうのが精いっぱい。

貧乏な家で暮らすチャーリー一家

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

その1枚きりの板チョコはもちろんというか当然というか…はずれ。

 

でも昔ウォンカの工場で働いていたこともあるジョーおじいちゃん(デイビッド・ケリー)がなけなしのへそくりをはたいてくれて、もう1枚買えることに!

急いで板チョコを買いに走り開けてみるけどやっぱり…はずれ。

 

意気消沈のチャーリーがとぼとぼと歩いていると、偶然お金を拾いました。

そのお金で買った板チョコになんと、最後のゴールデン・チケットが!

最後のゴールデン・チケット

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

家族を大事にしている優しいチャーリーが家族のお金でなく拾ったお金でチケットを引き当てるのがなんだかシュールでいいよね。

そこはあんまり夢ないんや。

 

工場長のウィリー・ウォンカ

この時は何作目だったかな、【シザーハンズ】【エド・ウッド】【スリーピー・ホロウ】、の、次だから4作目かな?ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだ映画。

良いか悪いかは別として、すっかりティム・バートンが造り出す世界観になくてはならない俳優になりましたね。ジョニー・デップの端正な顔を面白くしてイロモノ扱いしてしまうのはティム・バートンくらいでしょうしね。

ジョニー・デップ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

ほんでなんなんな今回のこれは。

不健康な真っ白い顔にさらさらのおかっぱ頭、小粋にステッキ持ってシルクハット被ってる精神年齢の低そうな男性はなんなんな。変変。

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小人のウンパルンパが鉄槌を下すトラウマになりそうな動画4連発

ウィリー・ウォンカの上をいく お菓子な おかしなキャラクターが、工場で働く165人の小人ウンパルンパ(全員ディープ・ロイ)。

ディープ・ロイもティム・バートン映画の常連ですが、俳優だけでなくスタントマンという顔も持っていることは今初めて知りました。

ウンパルンパ、スタントするんや!

ウンパルンパ(ディープ・ロイ)

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

ウィリー・ウォンカの工場見学にやってきた5人の子供達のうち、ウィリーの意にそぐわなかったチャーリー以外の4人は次々と「脱落」していきます。

脱落に至る理由はひとりずつ違いますが、実際に鉄槌を下すのはウィリーではなくウンパルンパ。

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歌と踊りが大好きなウンパルンパ達が陽気に(真顔やけど)容赦なく子供達を排除していく場面はこの映画の見どころの一つなんで、とりあえず動画並べておきます。

トラウマ注意。

 

ウンパルンパ1曲目「オーガスタス・グループ」

 

ウンパルンパ2曲目「バイオレット・ボーレガード」

 

ウンパルンパ3曲目「べルーカ・ソルト」

 

ウンパルンパ4曲目「マイク・ティービー」

 

 

ウィリーが工場見学を企てた真意とチャーリーが選んだもの

4人が脱落し最後の1人となったチャーリーに、ウィリーはなんとこの工場を譲ると言い出します。

世界一のお菓子工場を。

 

ただしウィリーの条件は、工場と引き換えに「家族を捨てること」

 

【チャーリーとチョコレート工場】に出てくるウィリーの生い立ちに関するエピソードは、ティム・バートン版のみのオリジナル設定。

ウィリーの過去がたびたびフラッシュバックすることによって、ウィリーがどうしてこんなバカげた交換条件を提示したのかがよく分かります。

トラウマを克服するウィリー・ウォンカ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

家族を捨てることなんて出来なくて当たり前でしょうけど、一瞬もためらうことなく家族を選ぶチャーリーが頼もしく愛おしい。

大体この交換条件を飲めるような子供に工場は譲ったらあかんよね?

トラウマを持つウィリーにはそんな簡単なことも分からなくなってます。

 

見た目にはウィリーが大人でチャーリーが子供であるのはあきらかなのに、自分の気持ちが整理できなくてヤキモキしているウィリーとトラウマを克服するように諭すチャーリーはまるで立場が逆。

典型的なアダルトチルドレンであるウィリーにスポットを当てたことが功を奏しましたね。

 

 

【サイコ】【2001年宇宙の旅】他映画やバンドへのオマージュ

【チャーリーとチョコレート工場】には、ゴシックホラーと怪獣映画が大好きな変人ティム・バートン監督の様々な映画やバンドへのオマージュが込められています。

 

オマージュ①【ベン・ハー】

まずはチョコレートの川を渡る船。

チャーリーとチョコレート工場における【ベン・ハー】へのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

こちらは【ベン・ハー】でジュダ=ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)が漕いでたガレー船(奴隷船)のオマージュ。

ベン・ハーが乗せられたガレー船

🄫Ben-Hur/ベン・ハーより引用

気楽に乗っていらっしゃいますけど、本来は死ぬまで漕がなきゃならない代物よ?

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オマージュ②【鳥】

ティム・バートンはアルフレッド・ヒッチコックも大好きです。

歯列矯正してる高飛車少女べルーカ・ソルトがリスに襲われる場面はアルフレッド・ヒッチコック監督の【鳥】へのオマージュ。

チャーリーとチョコレート工場における【鳥】へのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

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オマージュ③【2001年宇宙の旅】

SFだって大好きですよティム・バートンは。

休憩中なのか物体転送機のテスト要員なのか、TV室に入るとひとりのウンパルンパがのんびりTVを観ています。彼が観てるのは明らかに【2001年宇宙の旅】

チャーリーとチョコレート工場における【2001年宇宙の旅】へのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

【2001年宇宙の旅】へのこだわりはしつこくて、このあとさらにウォンカバーと謎の石板モノリスに置き換えてみたりします。お茶目。

チャーリーとチョコレート工場における【2001年宇宙の旅】へのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

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オマージュ④【サタデー・ナイト・フィーバー】

ジョン・トラボルタの代名詞的映画【サタデー・ナイト・フィーバー】

チャーリーとチョコレート工場における【サタデー・ナイト・フィーバー】へのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

マイク・ティービーが転送機に吸い上げられる際、一瞬だけポーズを決めようとするけど、宙に浮いてるから全然できてない。

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オマージュ⑤【サイコ】

またもヒッチコック作品の登場、オマージュの中でも一番分かりやすいのではないでしょうか。だって【サイコ(1960)】のシャワーシーンそのまんま。

ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)ばりのサイコ野郎が、TVの中に閉じ込められたマイク・ティービーを滅多刺し。

チャーリーとチョコレート工場における【サイコ】へのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

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オマージュ⑥ビートルズとQueenとKISS

そしてマイク・ティービーを葬り去る時の曲自体がザ・ビートルズやQueenの楽曲に寄せたロックな感じに仕上がっています。

ビジュアルとしては、こちらはQueenの衣裳でKISSのジーン・シモンズの“ロック舌”を体現してるんですかね。(よく知らない)

チャーリーとチョコレート工場におけるクイーンへのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

ザ・ビートルズへのオマージュは分かりやすいけど。

チャーリーとチョコレート工場におけるザ・ビートルズへのオマージュ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

 

ティム・バートンのオマージュは芸術愛にあふれていてほっこりしますね。

 

 

映画【チャーリーとチョコレート工場】の感想というかツッコミ

誰ぞ
ナレーション

この先はチャーリーとウィリーはどうなったかって?

 

もちろん、

「とびきり甘い」人生を送りましたとさ。

ナレーションも兼ねてたウンパルンパ

©Charlie and the Chocolate Factory/チャーリーとチョコレート工場より引用

朱縫shuhou
朱縫shuhou
お前がしゃべっとったんかい!

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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朱縫shuhou

「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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