こんにちわ、朱縫shuhouです。
『死ぬまでに観たい映画1001本』という ごっつ分厚い書籍 をご存知ですか?
映画好きなら一度は聞いたことがあると思います。改訂新版が出ようものなら書店にもずらりと並びますし。
ハーバード大学大学院で哲学、ニューヨーク大学大学院で映画研究の学位を取得していらっしゃるスティーブン・ジェイ・シュナイダーという人がジャンル・公開年・制作国を問わず「死ぬまでに観といた方がええで~」と感じた黎明期から現在に至るまでの映画を、たったの1001本にギュギュッと選りすぐってくれた無茶な映画ガイドブック。
なんとこの『死ぬまでに観たい映画1001本』、新たに数作品が追加されては惜しくも敗れた(?)映画が削除され、きっちり1001本に絞られたまま毎年改訂新版が出てます。
残念ながら日本での発売は数年に一度で、2018年2月現在の最新版は「2015年版」みたいです。私が持ってる【ブラック・スワン】のナタリー・ポートマンの表紙バージョンが「2011年版」なので、来年あたりにはまた最新版が出るのかも?
この記事はその『死ぬまでに観たい映画1001本(2011年版)』に掲載されている映画のただのタイトル一覧です。それ以上でもそれ以下でもないです。
個人の価値観にもよるでしょうが\5000前後とまあまあ高価な書籍ですし、大枚はたいて購入するほどでもない人の参考になればいいなと思ってます。私がレビューを書いている映画には記事へのリンクを貼っています。
ついでに鑑賞した日付や評価・一言感想を書き込める一覧表も作って無料で配布しております。「1001本全部観てやるあ~!」という猛者がいらっしゃいましたらご活用ください。
20ページに及ぶ全リストのダウンロードはこちらの記事のリンクからどうぞ。
ところで私は残念ながら、この『死ぬまでに観たい映画1001本』をコンプリートすることは絶対にできません。
子育てで映画観てる時間がないってまた言い訳?
ちゃうちゃう。
めっちゃ古いとか日本未公開とかの映画もあるから入手できない?
ちゃうちゃう。(まあそんな作品もあるでしょうが)
「このブログの映画カテゴリーにホラーがないたった一つの理由」の記事に切々と書きましたが、私の「死んでも観たくない映画」の上位にバッチリ食い込んでいる【リング】が入っとるのですよこのリストには!!
極度の怖がりの私は名画と誉れ高い【時計じかけのオレンジ】すらも怖そうで観る勇気がでません…。それ以外にも【エルム街の悪夢】や【ブレアウィッチ・プロジェクト】や【國民の創生】など、結構ホラー系(エグイのも駄目)の映画がリストアップされています。
よって私はこの1001本の内、観ることが可能である映画を全部観られたとしても950本くらいだと思っています。
観る気になれば1001本全部観られるあなたが羨ましい…。
私は「色んな映画(洋画)を観てみたいけど何から観たらいいか分からない人」に歴史的名作映画から観てみることをおすすめしています。
特にアカデミー賞なんて、作品賞だけならたったの約90作しかないんで、入口としてはホントおすすめ。
でもアカデミー賞受賞映画ってやっぱり戦争だったり宗教だったり差別だったり、少々テーマが重いんですよね。続けてずっと観てると疲弊してきます。
【或る夜の出来事】、【我が家の楽園】、【アパートの鍵貸します】のように気楽に観られる楽しい映画もあるにはあるのですが、それもせいぜい「ハートフル・コメディ」止まり。
【ロッキー・ホラー・ショー】とか【ピンク・フラミンゴ】とか【マーズ・アタック!】とか【トロピック・サンダー/史上最低の作戦】とか、深く考えずにガハガハ笑える作品は絶対に受賞しません。
ところがどっこい、この『死ぬまでに観たい映画1001本』には、
なんと【ロッキー・ホラー・ショー】と【ピンク・フラミンゴ】がリストアップされております!すげー!
(買った時ホントにびっくりした。まことに遺憾ながら【マーズ・アタック!】と【トロピック・サンダー/史上最低の作戦】は入ってませんが。なぜに。死ぬまでに観て欲しい。)
さらに言うなら【トータル・リコール】や【バック・トゥ・ザ・フューチャー】など、オスカーは獲りにくいと言われるSFジャンルの映画もバンバン入ってます。
日本が世界に誇るアニメーション【AKIRA】だって入ってます。
個人的にタイトルだけ見てめっちゃ気になってるのはチェコスロバキアの映画【耳】。あと【かぼちゃ大当たり】とかね。どんな内容やねん。
中々興味深いでしょ?それでもジャンル・時代問わず世界中の映画を1001本に厳選することが途轍もなく無謀な試みであることには変わりないですけども。
今日観る映画に迷ったら、
アカデミー賞受賞作品の中から無難な歴史的名作を探してみたり、
『死ぬまでに観たい映画1001本』の中からチビっちゃうくらい恐っとろしいホラーや伝説的カルト映画を探してみたりして、「今日の1本」を選んでみましょう!
きっとお気に入りの映画が見つかるはずです。
見てるだけでもテンション上がる、めくるめく映画の世界へいってらっしゃいませ。
●公開年順
●1ページに200本記載(最終ページのみ201本)
●※印は日本未公開作品(原題表記)
●現在のレビュー数:78本/1001本