【鳥】映画レビュー:「所詮鳥やん」いや鳥めっちゃ怖いよ?

To share

 
20秒で読める概要とあらすじ

1963年/アメリカ/監督:アルフレッド・ヒッチコック/出演:ロッド・テイラー、ジェシカ・タンディ、スザンヌ・プレシェット、ティッピ・ヘドレン

サンフランシスコのペットショップで「愛の鳥」を探すミッチと出会ったメラニー。自分に失礼な態度を取ったミッチの鼻をあかしてやろうと「愛の鳥」を手に入れ、カリフォルニアのミッチの実家までこっそり届けに行く。

※このブログはスタンダードにネタバレしてます!未視聴の方はご注意ください!

タイトル

©The Bird/鳥より引用

このブログの映画カテゴリーにホラーがないたった1つの理由を読んでいただければご理解いただけると思いますが、「世界中の映画を鑑賞したい」はずなのにホラー映画は怖すぎて観ることができない可哀想な私…

「かの有名なアルフレッド・ヒッチコック監督の映画も観てみたいなあ~。でも怖いなあ~。

…ちょっと待って。

あれやったら怖くないんちゃう?

だって相手幽霊とかちゃうもん、鳥やもん

はい、

安易に観てしまいましたが

鳥、めっちゃ怖いです。

【鳥】です。

(鳥鳥しつこい。でも【鳥】なのです)

てか【鳥】はホラーちゃいます。サスペンスです。私にとってはホラーですけど。

「サスペンス映画の神様」アルフレッド・ヒッチコック

映画に興味がない人でも名前くらいは聞いたことがあるでしょう。

サスペンス・スリラー映画界で「神」と称されるイギリスの映画監督・映画プロデューサー、アルフレッド・ヒッチコック。

【レベッカ】【ダイヤルMを廻せ!】や本作【鳥】で超有名です。

自らの作品に出演することでも知られています。
参考 「アルフレッド・ヒッチコックのカメオ出演一覧」

ちなみに【鳥】では冒頭で主人公のメラニー(ティッピ・ヘドレン)がペットショップに入る時に犬を連れて出ていくおっさんがそうです。

【鳥】主演のティッピ・ヘドレンへのセクハラ問題

この記事を書くにあたって「そういえばメラニー役の綺麗な女優さんの【鳥】のあとの出演映画って知らないなー」と調べてみると、【鳥】の次の【マーニー】主演以後、ほぼ休業状態だったようです。

原因はなんとヒッチコックのセクハラ。

ホンマに男の人ってジジイになっても若くて綺麗な女の人が好きよねー。

麗しのティッピ・ヘドレン

©The Bird/鳥より引用

なんかもー絵に描いたような黒い世界やなあ…映画1本作れそうですよね。

…と思ったら映画になってました!

その名も【ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女】

よし、入手しよう。

たかが鳥されど鳥

タイトルから鳥が絡んだパニックサスペンス映画なのは想像がつきますよね。
でも、「え?所詮鳥っしょ?」ってなるあなたの気持ちも分かります。

私もそうでした。

【鳥】のタイトルが「ツキノワグマ」とか「ベンガルトラ」とかやったら逆にこんなにゾワゾワしません。

【ジョーズ】とか【アナコンダ】とか、普通にタイトル見ただけで怖そうです。

でも【鳥】なのです。

ちゅんちゅん。

くどいですが、相手なんですよ。

ぴよぴよ。

合成のチャチさはもう仕方ない

ペットショップで出会ったミッチとメラニー

©The Bird/鳥より引用

メラニーはミッチ(ロッド・テイラー)を驚かすためにミッチの自宅がある小さな田舎町までやってきます。

そこで湖の対岸にあるミッチの自宅へ行くためにボートに乗っていると、突然1羽のカモメがメラニーめがけて飛んできます。

「あーびっくりした」ではすみません。
額から流血し何か不気味なものを感じるメラニー。

そして次は友人となったアニー(スザンヌ・プレシェット)の家で話をしていると玄関で物音が聞こえ、扉を開けるとそこにドアに激突したカモメの死骸が…。

もー不気味極まりないです。

最終的には鳥(カモメだけでなくカラスも雀も…)の大群が町全体に襲いかかってきますが、50年以上前の映画なので映像のチャチさはもう仕方ないです。

これでも当時は画期的な技術だったはずです。

しかし鳥の大群に至近距離でバサバサされるともう合成のチャチさなんて気になりません。

気が付けば鳥相手に手に汗握っている

うっとうしさは夏場に草むらに入った時のやぶ蚊の大群のそれと似ていますが、いかんせん鳥にはくちばしと爪があります。

バサバサつつかれるたびに人間が血に染まっていくんです。

そしてついに鳥によって死人が出るまでに…

『つつかれ死』…?

絶対嫌や!!!

はっ!

鳥相手やと油断してたら手握りしめてるわ。

あいつらヤバイ。

鳥だらけの自宅前

©The Bird/鳥より引用

「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」の悪役部門ノミネートの実力

話しは変わりますがアメリカン・フィルム・インスティチュートという機関がアメリカ映画100年を記念して、1998年から「AFIアメリカ映画100年シリーズ」という企画を始めました。

その中に「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」というランキングがありまして、ちなみにヒーロー部門の1位が【アラバマ物語】のアティカス・フィンチ(グレゴリー・ペック)、悪役部門の1位が【羊たちの沈黙】のハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)で、1位以下のランキングも納得のいく非常に面白い内容となっているのですが、
なんとこのランキングに【鳥】からノミネートされている方がいらっしゃいます。

「ヒッチコック」ちゃいますよ、

「鳥」です。

……

……まあ「悪役ランキング」に「サメ」(【ジョーズ】のね)が入ってたりするんで分からんでもないんですが、

いや「鳥」て!!

ちょっとおもろいけど。

投票した人の笑いのセンスに敬服。

それともネタじゃなくて本気やったんかな。

てか「鳥」て…

「鳥」はノミネートのみで惜しくもランキングされていません!

参考 アメリカン・フィルム・インスティチュート(American Film Institute, AFI)= 「映画芸術の遺産を保護し前進させること」を目的とする機関

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【鳥】を観たくなったら

To share