【ウエスト・サイド物語】映画レビュー:「マンボ」他名曲の数々

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20秒で読める概要とあらすじ

1961年/アメリカ/監督:ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ/出演:ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ジョージ・チャキリス、リタ・モレノ、ラス・タンブリン/第34回アカデミー賞作品・監督・助演男優・助演女優・脚色・撮影・編集・美術・衣裳デザイン・録音賞受賞

リフをリーダーとするポーランド系アメリカ人で構成されたジェット団とベルナルドをリーダーとするプエルトリコ系アメリカ人で構成されたシャーク団の2つの不良グループは敵対関係にあったが、ジェット団の元リーダーのトニーとベルナルドの妹のマリアが恋に落ちてしまう。

※このブログはスタンダードにネタバレしてます!未視聴の方はご注意ください!

バルコニーで愛を語る

🄫West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

ダウンタウン大好きなんですけどね?

「下町」ちゃいますよ、芸人の。尼崎の。松ちゃん浜ちゃんの。

もうそれこそ20年くらい前、新春のお笑い特番かなんかでダウンタウンがインドの国技「カバディ」をやってみるって企画がありまして。

このカバディってのがまあドッジボールみたいなコートで敵味方に分かれて攻防するスポーツでして、攻撃する時に「カバディカバディカバディ…」ってずっと言っとかなあかんのですよ、なんかね。

もーその時点でめっちゃおもろいんですけど、松ちゃんが攻撃する時に「カバディカバディカバディ…」って言いながら【ウエスト・サイド物語】の真似して指を打ち鳴らしながらステップを踏んでいたのが余りにも破壊力抜群だったので、
こんな名画に対して恐れ多くも冒頭のダンスシーンで絶対吹き出してしまうという悪夢に未だに苛[さいな]まれておる訳ですよ。

松ちゃんめ~!おもろすぎる~!

…それがなくても【ウエストサイド物語】はちょっと気ぃ抜くと突然喧嘩の最中に踊り出したりする場面で笑ろてまうことが多々あんのに…。

現代版「ロミオとジュリエット」

こう書くとレオナルド・ディカプリオクレア・デインズ主演の【ロミオ+ジュリエット】を連想する人の方が多いんでしょうね~。

あと宝塚歌劇とか…。

踊るジェット団

🄫West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

不良少年グループ「ジェット団」(最近「不良」って言葉聞かないね?)の元リーダーと、敵対する「シャーク団」の現リーダーの妹の禁断の愛とグループの抗争を描いたミュージカル映画です。

役者は「ジェッツ」「シャークス」て言ってんのに、字幕では「ジェット団」と「シャーク団」ってなってて、なんかちょっとこのネーミングがダサくてかわいいですよね。

粋がってても所詮チビッ子ギャング団みたいな感じがしてほのぼのしてしまいます。

…本人達はいたって本気ですが。

この子達のオカンくらいの年齢になった私が今改めて観てみるといい意味で幼稚に感じられます。

冷静に観てると何度か訪れる「おもろなってまう瞬間」

【ウエスト・サイド物語】はしょっぱなから躍り詰めです。

しかも全員真顔。

これはあかん。

名作とかダウンタウンとか抜きにして、ちょっと笑ろてまう瞬間は普通に何度かやってきます。

だって現実には「熱血」とか「団結」とかを嫌うはずの不良少年たちが

綺麗に整列してええ声で歌いながら華麗に舞うんですよ?

チンピラの喧嘩というよりはボンボンのお遊戯みたい…。

決闘の場面

🄫West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

ダンス会場で参加者全員が大声張り上げて突然踊り出す「マンボ」とかもう最高です。

余談ですがちょっと前に流行ったフラッシュモブを最初に見た時私はこの【ウエスト・サイド物語】を思い出しました。
まさか、フラッシュモブ創始者は【ウエスト・サイド物語】をリスペクトしとんですかね?

シャーク団のリーダー、ベルナルドがフェロモン出過ぎ

物語の中心はもちろんトニー(リチャード・ベイマー)とマリア(ナタリー・ウッド)という恋人同士なのですが、私はもうベルナルドジョージ・チャキリスのフェロモンに全部持ってかれてしまって全然ダメです。

1人だけぶっ飛んでかっこいいんです。

ベルナルドにやられたのは私だけではないようで、ベルナルド役のジョージ・チャキリスは【ウエスト・サイド物語】でアカデミー賞とゴールデングローブ賞両方の助演男優賞を獲得してます。

ジョージ・チャキリス

🄫West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

トニーとマリアがいかに恋の歌とダンスで観客を魅了しようとも私が考えていることはただ1つ。

朱縫shuhou
早くベルナルド出てこんかなあ~…

マリア(=ジュリエット)が生き残っちゃう

本家「ロミオとジュリエット」のラストは誰もが知るとおりロミオもジュリエットも死んじゃう訳ですが、【ウエスト・サイド物語】ではマリアだけが生き残ってトニーを殺したチビッ子ギャング達に大啖呵切ります。

「銃や刃物とちゃう!みんながトニーを殺したんや!全員殺して私も死んだろか!」

大啖呵を切るマリア

🄫West Side Story/ウエスト・サイド物語より引用

この辺りが最終的に死ぬより他に選択肢がなかった中世の悲恋を描いた「ロミオとジュリエット」よりも現代っぽくて妙に納得してしまいます。

互いのリーダーを失い女性のマリアに啖呵を切られ何も残らない虚しい争いをしていたことに気付いたチビッ子ギャング団の不良少年達は茫然自失のまま1人、また1人とどこへともなく立ち去っていくのでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【ウエスト・サイド物語】を観たくなったら

朱縫shuhou
【ウエスト・サイド物語】はアカデミー賞作品賞を獲得しています。

歴代アカデミー賞作品賞受賞映画が見やすく一覧になっている記事はこちらからどうぞお~。


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