【ミニヴァー夫人】映画レビュー:浪費家のオカンと新婚夫婦と戦争

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20秒で読める概要とあらすじ

1942年/アメリカ/監督:ウィリアム・ワイラー/出演:グリア・ガースン、ウォルター・ピジョン、テレサ・ライト、デイム・メイ・ウィッティ、リチャード・ネイ/第15回アカデミー賞作品・監督・主演女優・助演女優・脚色賞受賞

人々がおしゃれを楽しみ庭木の剪定に忙しくしていた1939年のロンドン。高価な帽子を衝動買いしてご満悦の美しいミニヴァー夫人は、顔馴染みの駅長から新種のバラに「ミニヴァー・ローズ」と名付けたいと告げられる。しかしそんな平和な村にも戦争の影が忍び寄っていた。

※このブログはスタンダードにネタバレしてます!未視聴の方はご注意ください!

空襲の轟音に怯えるミニヴァー一家

©Mrs. Miniver/ミニヴァー夫人より引用

後学(?)ためにも歴代アカデミー賞作品賞を受賞した映画ぐらいはすべて鑑賞しておきたい、ってな感じで思い立ってから、モノクロだろうがサイレントだろうが入手困難だろうが何とかして受賞作を鑑賞し続け、ようやくほぼコンプリート、あとはレビューを書いていくだけの状態となりましたが…。

米アカデミー賞作品賞受賞映画といえば、第1回受賞作である【つばさ】を始め、ほぼ100年程も前に製作されたにもかかわらずそれなりに楽しんで観ることができる映画が多い中、「なんでこれが受賞したんや…」という疑問しか残らない数少ない作品のひとつにこの【ミニヴァー夫人】があります。

どうしよ何にも記憶に残ってへん。

どんなレビュー書いたらええか分からへん。

ミニヴァー夫人ばっかりでもないし群像劇でもないし戦争映画でもないし…

ロンドンの街でルンルルーンとご機嫌にお買い物をする景気の良さそうな女性が一人…。

女性
あたしって浪費するのが生き甲斐なのよね~

夫に相談もなく高価な帽子を衝動買いする経済観念の狂ったちょっとオツムの弱そうなこの女性がまさかの「ミニヴァー夫人(グリア・ガースン)」。

ミニヴァー・ローズを愛でるミニヴァー夫人

©Mrs. Miniver/ミニヴァー夫人より引用

意気揚々と自宅へ帰ると夫のクレム(ウォルター・ピジョン)までが分不相応な高級車を衝動買いしていて、夫婦で会話することには、

女性
たまには浪費して息抜きしないとねっ
クレム
そうだよね、

浪費っていいよね!

え?

アホ夫婦の話?

バラ育てる爺さんが名前を付けたら戦争が始まって長男がお嬢様と恋に落ちるが空軍に志願しドイツ兵が逃げてきて品評会で頑固な奥方の心が解ける

あ、ストーリー全部小見出し↑に詰め込んどきました。

よかったら参考にしてください。

息子ヴィンとキャロルのダンスを見つめるミニヴァー夫妻

©Mrs. Miniver/ミニヴァー夫人より引用

対抗馬が弱かっただけ?

冗談はさておき、ホントにどこに軸を置いてレビューを書いたらええかも分からんくらいに私的には困った映画でした。

あの名画【カサブランカ】にもやっぱり少なからずそういう向きはありますけど、戦争プロパガンダ映画って「戦時中」に観るのとこうやって「戦後(しかも数十年後)に観るのとで制作側と観客との間にすごい温度差があって、後世の人間には分かりにくい部分がどうしてもあるような気がします。

参考 プロパガンダ=あらゆる宣伝や広告、広報活動、政治活動を含む特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為

さらに【ミニヴァー夫人】に関して、アカデミー賞作品賞を獲れたのは実は対抗馬が弱かっただけちゃうんか?と意地悪なことを思いついてしまった私は、この年の他のノミネート作品を調べてみました。

結果は以下のとおり。

【潜水艦轟沈す】
【嵐の青春】
【偉大なるアンバーソン家の人々】
【The Pied Piper】
【打撃王】
【心の旅路】
【希望の降る街】
【Wake Island】
【ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ】

出典:Wikipedia

うわ見事に全部知らん。聞いたこともない。

ほらやっぱり!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【ミニヴァー夫人】を観たくなったら

朱縫shuhou
【ミニヴァー夫人】はアカデミー賞作品賞を獲得しています。

歴代アカデミー賞作品賞受賞映画が見やすく一覧になっている記事はこちらからどうぞお~。


「名作映画(洋画)は絶対おすすめ!歴代アカデミー賞作品賞受賞映画一覧」を見てみる。

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