【わが谷は緑なりき】映画レビュー:炭鉱の町の大家族の物語

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20秒で読める概要とあらすじ

1941年/アメリカ/監督:ジョン・フォード/出演:ウォルター・ピジョン、モーリン・オハラ、ドナルド・クリスプ、ロディ・マクドウォール/第14回アカデミー賞作品・監督・助演男優・美術・撮影賞受賞

炭鉱の町ロンダの谷で暮らすモーガン一家は夫婦と6人の息子、1人娘の9人家族。末っ子のヒュー以外の男達は全員炭坑夫として毎日鉱山へ働きに出る。長男が結婚し、1人娘のアンハードが恋をし、ヒューは学校教育を受けることり、次第に家族はバラバラになっていく。

※このブログはスタンダードにネタバレしてます!未視聴の方はご注意ください!

壮大なロンダの谷

🄫How Green Was My Valley/わが谷は緑なりきより引用

正直に書きます。

年に何本かの割合で遭遇する退屈すぎて観るの止めた系の映画です。

途中まで観て寝落ちした後何年も放置していたDVDをこの記事を書くために再視聴いたしましたが、やっぱり退屈でした。

クラシック名画や静かな心理描写が特徴の伝記映画を好む私でもこの有様ですので最近の騒がしい3D映画なんかを見慣れている若い世代はもっと退屈なのでは…。

本作が作品賞を受賞した第14回アカデミー賞では他に【市民ケーン】【断崖】がノミネートされとりましたので、個人的には「あれ?これが獲ったの?」って感じです。

【わが谷は緑なりき】です。

とにかく暗い!どんどん暗くなっていく!

モノクロ映画であることも原因の1つかも知れません。

とにかく話も画面も暗い!

いやあ~しかしモノクロ映像であっても【お熱いのがお好き】とか【或る夜の出来事】といったコメディはやっぱり「暗く」は見えませんもん。モノクロ映像なりにカラフルに映りますもん。

やっぱりお話の内容とか作り方の問題なんやろな。

炭坑夫となるヒュー

🄫How Green Was My Valley/わが谷は緑なりきより引用

モノクロ映画って昼夜がよく分からんかったりしますけど、(「おう、今昼間やったんかい」とかなりません?)【わが谷は緑なりき】なんてもうそんな問題ではなくて。

昼の場面だろうが夜の場面だろうが黒いものが画面の上方に常に ズドーン って居座っている感じです。

【或る夜の出来事】/1934年/アメリカ/クラシック/スクリューボール・コメディというジャンルを産み出しあらゆる名画に影響を与えた映画のネタバレ・感想・思い出です。

「炭鉱の町」って設定も不景気の煽りも暗い!

そもそも舞台が炭鉱の谷なので鉱山からは始終モクモク黒煙が噴出していて、朝から晩まで町の空を雲が覆っているかのような印象です。その上中盤から景気も悪くなってきて、活き活きとしていた町の人々の心の中にまで暗雲が立ち込めてきます。

この辺りは狙い通りなのでしょうがあんまりにもどす黒くなりすぎてまいっちんぐ。

大家族の末路…?大家族になってて欲しかった

昔気質の厳格だけど頼りになる父と7人の子を産み育てる肝っ玉が据わった母、それに陽気な5人の兄と優しい姉に囲まれて正しく勇気のある少年に育っていくヒュー(ロディ・マクドウォール)という主人公は魅力的です。

大家族モーガン一家

🄫How Green Was My Valley/わが谷は緑なりきより引用

だからこそラストで彼には父母に負けない大家族を作っていて欲しかった。

「初老となり賑やかだった頃を偲びつつ谷を後にするヒュー」
ちゃんちゃん!

…で、

終わられてしまうとこれはこれは…。

ほんとに暗い気持ちのまま終わっちゃいますわな~勘弁して~。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【わが谷は緑なりき】を観たくなったら

朱縫shuhou
【わが谷は緑なりき】はアカデミー賞作品賞を獲得しています。

歴代アカデミー賞作品賞受賞映画が見やすく一覧になっている記事はこちらからどうぞお~。


「名作映画(洋画)は絶対おすすめ!歴代アカデミー賞作品賞受賞映画一覧」を見てみる。

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