【エリザベス】映画レビュー:「わたしは国家と結婚します」

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20秒で読める概要とあらすじ

1998年/イギリス/監督:シェカール・カプール/出演:ケイト・ブランシェット、ジョセフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、クリストファー・エクルストン、リチャード・アッテンボロー/第71回アカデミー賞メイクアップ賞受賞

25歳の若さで国政が不安定な時期のイングランド女王に即位したエリザベス。フランスやスペインとの政略結婚を勧められるも拒み、まだあどけなさの残る少女だったエリザベスが女王として「国家」と結婚し民のために生きると誓うまでを描いた物語。

※このブログはスタンダードにネタバレしてます!未視聴の方はご注意ください!

決意も新たに王座につくエリザベス

©Elizabeth/エリザベスより引用

女性が王となり国を束ねる…

男性のそれより遥かに面倒で厄介で様々な能力とカリスマが必要な地位に立つ運命を背負ったエリザベス1世。

その統治にいたるまでの序章【エリザベス】です。

まずは宗教について

冒頭から穏やかではないのです。

怖いのです。

火あぶりとかなんとかされちゃったりするのです。

震えあがるのです。

プロテスタント???カトリック???

魔女裁判以外で火あぶりといえば…

そうです宗教で揉めてます。

舞台はヘンリー8世がカトリックを捨て、新教である国教会を打ち立てたことで国内外に新旧の宗教抗争がくすぶる16世紀のイングランド。

出典:Wikipedia

「ヘンリー8世」ってのがエリザベス(ケイト・ブランシェット)の親父、「国教会」ってのがプロテスタントのこと(厳密に言うとちょっとちゃうらしいけど)らしく、

まあ自分の親父のせいで国が不安定になっているという…。

ちなみにこの厄介な父ちゃんヘンリー8世がどうしてローマ教皇庁と対立してまで「イングランド国教会」を立ち上げたのかは【わが命つきるとも】で描かれています。

国内がざわついてる上に他国からもいつ攻めこんだろか~と狙われていて、さらに攻めこんで来られても国を護る軍隊すら整備できない状態で、エリザベスは国を任されることになります。

エリザベスは父ちゃんと同じくプロテスタントであるがゆえ、対立するカトリックの国内貴族やローマ教皇から虎視眈々とその地位や果ては命まで狙われるのです。

しかし仏教でもそうですけど、同じ宗派で色々派閥があるってのはありゃ一体…。
増してや争うなんて…キリストも仏陀も「みんな仲良く」って言ってるのにね。

うむ。

私にしては結構舞台背景は理解できまし たっ!

おおなんかめっちゃアホっぽい感じ。

無邪気によく笑い恋をしていたエリザベス

即位する前のエリザベスはただのお姫様。

貴族ならではのわがままさくらいはあったでしょうが、侍女たちときゃっきゃと笑って、ごくごく普通のええとこのお嬢さんです。

宮廷に仕えるロバート・ダドリー(ジョセフ・ファインズ)と恋仲で、一目もはばからず日々いちゃこいておられます。

しかし異母姉のメアリー女王が病死したことにより25歳の若さで女王に即位することになります。

女王崩御の知らせに来る使いの者

©Elizabeth/エリザベスより引用

2017年現在大ブームの「ゲス」がこんなところにも

女王になってしばらくは自国の状況などまったく気にせず宴に明け暮れる毎日…。

スコットランドとの戦いにも敗れ、いよいよフランスかスペインとの政略結婚を強要されそうになりますがエリザベスは頑として受け入れません。

それはひとえに恋人ロバートへの愛のため…

しかし見かねた重臣はエリザベスについに真実を伝えます。

重臣
女王、ロバートには妻がいます

わおーっ!!

急展開に思う存分びっくりしましょう。

エリザベス自身もコントみたいに動きが止まってますんで。遠慮はいりません。

プライドはやはり半端なく高い

裏切られていたと知ってからのエリザベスはロバートにもう容赦なしめっちゃ怖い。話しもまともに聞いてくれません。ロバートが人前で赤っ恥かこうがお構いなし。

うるうるしちゃうロバート

ロバート卿半泣き ©Elizabeth/エリザベスより引用

信じた恋人に裏切られていたと知って絶望したエリザベスはこっからめっちゃ強いです。

父王の遺志を継ぎ国家と結婚すると誓い「女王」となる

【エリザベス】は二部作で、2007年に公開された【エリザベス:ゴールデン・エイジ】に続く格好になっています。

【エリザベス:ゴールデン・エイジ】/2007年/イギリス/伝記/スペイン無敵艦隊に立ち向かうイングランド女王エリザベス1世を描いた映画のネタバレ・感想・思い出です。

この【エリザベス】はまだまだ序章、飽くまでエリザベスが「女王」となるまでのお話です。

知らずに観ると「へっ?これで終わり?」ってなります。

…ていうか1998年の公開から【エリザベス:ゴールデン・エイジ】まで9年も間があいているので、その間私は「へっ?これで終わり?」ってなり続けていました

納得するまで9年かかったのも今は昔、今や2本ぶっ続けで鑑賞なんて贅沢もできちゃいます。

是非。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【エリザベス】を観たくなったら

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