【何時間?痛かった?】顕微授精の胚移植の体験を包み隠さず書いてみた

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こんにちわ、朱縫shuhouです。

私には二人の娘がいます。

二人とも不妊治療の末に高齢出産で授かりました。

子供なんて欲しいと思った時に自然とできるものだと信じていたのに、ある日夫とは自然妊娠が望めないと知りました。

突然自分には縁がないものだと思っていた不妊治療をすることになり、なにもかも投げうって逃げだしてしまいたかったです。

何かしていなければ落ち着かず、ワラにもすがる気持ちで暇さえあればネットで情報を搔き集めていました。

様々な実体験を読んでは元気をもらったり落ち込んだり…

そして今、

どうにかこうにか二人の子供を授かった私の記事がまたあの時の私と同じように不妊で悩む誰かの役に立てばいいなと。
不妊治療を経て無事妊娠できた頃のことを思い出して書いてみようと思います。

採卵された卵子に顕微授精が施される

今回は顕微授精体験談の第2章、事前に採取した卵子の中に直接精子を入れて受精させ、できた受精卵を再び体内に戻す「胚移植」のお話です。

 

「【丸1日?痛みは?】顕微授精の採卵日の体験を包み隠さず書いてみた」 の記事で採卵された私の卵子は、その日のうちに病院で顕微授精を施されます。ピペットなる器具で精子を1匹吸い上げて、顕微鏡下で卵子に刺して精子を注入するそうです。
そして一週間ほどかけて受精卵を成長させ、もっともいい状態の受精卵を体内に戻します。

通常は月に一個の排卵ですが、体外受精の場合採卵前に排卵誘発剤(痛いやつ)を毎日注射して一度にたくさんの卵が取れています。

でもその中でもちゃんと授精して成長する確率は様々なようです。

私の場合は採卵当日11個の卵が取れたと聞いて、「11個ありゃどれか当たるやろ!やった!」喜んでいました。

しかしその後…

●11個のうち3個は未成熟卵子 → 残7個
●顕微授精を施すも2個は未授精 → 残5個
●3個は良好胚に成長できず → 残2個

みるみるうちに卵子は減っていき、最終的に子宮に戻せる「良好胚」の状態にまで成長したのはたったの2個でした。

この確率がいいのか悪いのかよくわかりませんが、当時はどんなけ旦那と相性悪いねんと思ったもんです、ええ。

そもそも顕微授精に踏み切るに至った過程とその時に悩んだことはこちらの記事にまとめてあります。

37歳で第一子を、38歳で第二子を顕微授精で授かった朱縫shuhouが、不妊治療中に考えていた4つのこと。1.離婚 2.障害児の可能性 3.いつ止めるか 4.子供との未来

顕微授精の過程のひとつひとつについてできるだけ具体的に書いてみようと思ったきっかけや採卵日の体験談はこちらの記事にまとめてあります。

不妊治療が必要だとわかった時ネットで情報を搔き集め元気をもらったり落ち込んだりしました…そしてどうにか二人の子供を授かった私の記事が不妊で悩む誰かの役に立てばいいなと思います。

たった2つの受精卵を頼りに…胚移植スケジュール

病院から卵子の成長のメールがくるたびに元気も勢いもなくしていく私…

朱縫shuhou
あかん2個しか残ってへん…

2個ともあかんかったら採卵でさらに50万円かかるし、ホンマに離婚しよう…

そう決意し挑んだ胚移植のスケジュールはこんな感じでした。

1.13時頃入院
2.胚移植
3.1時間ほど病院で安静
4.15時頃退院

活字だけで見るとすげーな。

ほんの2~3時間の出来事です。

でも一生にそう何度もないくらい内容の濃い2~3時間です。

できるだけ具体的に!顕微授精胚移植ドキュメント

またしても一人で病院へ

採卵時は朝食も食べず(絶食でした)朝一番に精子をお腹に入れてあたためながら病院へ行きました。
しかし胚移植は昼からで手ぶらです。

なんとなく気楽。

採卵日は同じ病室に別のご夫婦がいらしたのですが胚移植の時は本当にひとりぼっちでした。

これもまた気楽。

下着もすべて取って術衣だけに着替えます。

採卵の時と同じように靴下は履いておいてもいいですよと言われたので、冷え症でもなんでもないですが下半身がスース―するので気休めに履いてました
慣れたもんです。

いざ手術室へ

看護師さんが部屋まで迎えにきてくれてベッドに仰向けのまま手術室に向かいます。

元気な状態で寝転んで運ばれるってあまりないシチュエーションですよね。
なんだか落ち着かないし、看護師さんも転がしてるとはいえベッドも重いでしょうに、「歩きましょうか?」と言いたいのをぐっとこらえました。

病室に入り、胚培養士さんから卵の状態と移植個数などの説明を受けていると医師が入ってこられました。

医師
 はい朱縫さんねー、お待たせしましたー。

はじめるよー。 

…うーん。

相変わらずノリ軽い。

私の治療をしてくれた医師は普段からこんな感じで、男性なのですがオネエっぽくてニコニコしていて安心してお任せすることができました。

余談ですが、つらい不妊治療の継続には医師との相性も不可欠だと思うので、長期に渡ったりする場合には(病院の立地など条件がクリアできれば)セカンドオピニオンなども考えるようにしてみてください。

私は本当にこの医師に治療してもらってよかったと思っています。

私の胚移植はこうでした

地味に困ったのは「おしっこを我慢しておいてください」と言われたこと。
膀胱に尿が溜まっている方が子宮がまっすぐになって受精卵を戻しやすくなるからだそうです。

ベッドを倒されて超音波の器具をお腹に当てて膀胱内の尿量を確認します。

今まで3度胚移植をしましたが、どれも自分的には限界まで我慢しているつもりだったのに尿量が足りなくて生理食塩水を足される事態に…。

あんなもん一発OK出るくらい自力でおしっこ溜められる人おんのかいな…。

そして足りない場合は尿道に管を通されてちゅーっと生理食塩水とやらを直接膀胱に入れられるんですけど、当然ながら入るたびにどんどん尿意をもよおして、我慢するのが大変でした。

手術台で出てもーたらどないしよみたいな。

それが移植が終わるまで続くんです。

痛くもつらくもないけど地味に大変でした。

そして膀胱がパンパンになると、膣から細い管を子宮に入れて、超音波を当ててモニターで子宮も見ながら、子宮内膜の壁が分厚くて赤ちゃんのええベッドになりそうなところにそおーっと受精卵を置くそうです。

胚移植は麻酔なしなのでずっと起きて様子を見ていることになります。

医師が管を入れてモニターを見ながらお腹と子宮をグリグリしてます。

医師
 ちょっと待ってねー朱縫さんねー、

いい場所探してるからねー 

ほほおー。

どーでもええけどおしっこ行きたい。

いやどーでもええことないやろ。

医師
よしっ!

卵ちょうだい!

スタッフ
はい、

朱縫さんの受精卵、1つです。

「ここやっ!」と言わんばかりに医師が胚培養士さんに受精卵を持ってくるように指示します。二人で何やら確認してます。

私の大事な卵ちゃん…

そしてまた医師がモゾモゾ…

なんだか大事な局面なのは分かったので私も思わず息を殺し動きを止めます…

医師
  はいオッケー! 

おお。

まるで映画のカットのように。

手術室に入ってほんの5分くらいの出来事です。

膀胱に溜めた生理食塩水を抜いてもらって病室へ戻り、1時間は安静と言われ仮眠を取って夕方には自宅に帰っていました。

まとめ

胚移植はおしっこ我慢するのが地味に大変だっただけでした。確か移植後に着床を助ける注射をしたような気がしますが痛かった記憶もないです。

胚移植後、2日置きくらいに2~3回、また着床を助ける注射をしに病院へ行きます。

顕微授精の感想としては、最良の受精卵を、子宮の中でも一番ふわふわの場所に移植して、着床のサポートまでしてもらって、これでも妊娠できんかったらもーあかんなって感じです。

私の場合、タイミング法あかんなー → 人工授精あかんな― → 体外受精にしてみようかー、と一般的なステップを踏まなくて逆に良かったのかも知れません。

もういきなり最上級なんで。

顕微授精はもー。

これであかんかったらもー何やってもあかんのんで。

諦めはつきますよね。

胚移植後は「普段通りに生活してください」と言われます。

果たしてリラックスして過ごせたのかどうか…。

自分の心理状態が着床にどう影響を及ぼしたのか…。

着床判定についてはまた記述します。

あと一息で赤ちゃんに会えます!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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