助成金も水の泡!顕微授精が失敗した時にしたたった1つのこと

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こんにちわ、朱縫shuhouです。

私には二人の娘がいます。

二人とも不妊治療の末に高齢出産で授かりました。

子供なんて欲しいと思った時に自然とできるものだと信じていたのに、ある日夫とは自然妊娠が望めないと知りました。

今まで信じていたことが崩れ去り、不妊治療をすることになり、なにもかも投げうって逃げだしてしまいたかったです。

何かしていなければ落ち着かず、ワラにもすがる気持ちで暇さえあればネットで情報を搔き集めていました。

様々な実体験を読んでは元気をもらったり落ち込んだり…

そして今、

どうにかこうにか二人の子供を授かった私の記事がまたあの時の私と同じように不妊で悩む誰かの役に立てばいいなと。
不妊治療を経て無事妊娠できた頃のことを思い出して書いてみようと思います。

そもそもなぜ顕微授精が必要だったか

私たち夫婦の不妊治療の原因は 男性不妊 です。
検査で判明してます。

自分には問題がないのに、つらい不妊治療に耐えるのは夫ではなく自分…
その時に考え葛藤した様々な内容はこちらの記事にまとめてあります。

37歳で第一子を、38歳で第二子を顕微授精で授かった朱縫shuhouが、不妊治療中に考えていた4つのこと。1.離婚 2.障害児の可能性 3.いつ止めるか 4.子供との未来

いざ不妊治療に臨んでみてビックリしました。

こんなにたくさんの行程を乗り越えて莫大なお金を支払わないと赤ちゃんに会えないなんて…

それも成功したとしてもとんでもなく低い確率…

大多数の夫婦が普通に夫婦生活を営んでいれば授かることができる赤ちゃんが、私には本当に遠く儚い存在に思えました。

顕微授精の行程を簡単にご紹介(うちの夫婦の場合)

私がお世話になった病院では、まずその病院が行っている不妊セミナーに参加することが一番に義務付けられていました。

その後10種類近くの書類の提出。
さらに実施前の血液検査や心電図検査、夫の精液検査などを経て、
やっと「治療」に移ることができます。

月に一度の排卵をめがけて、1ヶ月かけてたった一回の妊娠のチャンスに挑むのです。

① 採卵予定の2週間前から1日2回の点鼻薬を開始
(絶対忘れたらだめと何度も注意を受けてビビりました)
② 点鼻薬開始2日後から約1週間毎日筋肉注射
こっれっがっ痛い!打つ時はもちろん、私は帰ってしばらくすると腕がだるくて上がらなくなり車のハンドルを切ることすら困難なほどでした)
③ 採卵日は朝から施術、昼頃帰宅
(夫の精子も持参しました)
④ (病院で卵子と精子の顕微授精が行われます)
⑤ 採卵から4~5日後に受精卵を移植
⑥ 着床しやすくする注射を何度か打つ
⑦ 2週間後妊娠判定
(「2週間は普段通りに生活してください」と言われました)

①の点鼻薬を始める日が仮に1日だとすると、⑦の妊娠判定は翌月の3日頃の予定になります。

しかも⑥~⑦の2週間は特にすることもなく期待と不安で押しつぶされるような毎日を送らなければなりません。

つらい顕微授精を乗り越え、その結果は…

顕微授精の辛さについては記憶が薄れないうちにそのうちちゃんとブログに書き殴って今更ながら発散してやろうと思っていますが、とにかく本記事は顕微授精がダメだった時の話。

私は3度の顕微授精による胚移植を経験し、2回目と3回目は見事に着床・妊娠することができました。

問題は1回目。

妊娠なんて楽勝。

私のせいでもないのに。

私の卵子も子宮も健康なんだから。

今までは遊びたかった、仕事したかったで望んでなかっただけで、子供が欲しいと思っている今、授からないわけがない。

たくさんお金も払って、まだ36歳になったばっかりやし、大丈夫大丈夫♪

タカをくくっていた私。

胚移植後、

医師のアドバイス通り余裕の日々を過ごしていましたがある日、

トイレに行くと出血

その時呆然としながら水を流してとっさに思ったこと。

「50万が…

妊娠できず、その時に私がしたこと

お金のことも然り、
あの1ヶ月の苦労が、
労力が、
すべて文字通り「水の泡」となって流れていってしまったのです。(うまい!)

ちっちゃなちっちゃな私の卵ちゃんが、狭い暗い下水管に…

涙が出て止まりませんでした。

そして夫に悪態をつく。

朱縫shuhou
 もう一回胚移植する金なんかあるかあーっ!

おのれのせいじゃー離婚じゃーっ! 

と叫びながら寝室へ駆け込みベッドにもぐりこむ。

そこから、

なんと私、

あまりのショックの大きさに

ふて寝。

浮上するまで3日

こうして活字にするとおもしろおかしく真剣味もあったもんでもないですが、その時はもうこの世の終わりだと思いました。

死のうとは思わないまでも、死んでまうんちゃうか、みたいな。

家事も手につかず、お風呂にも入らず、食事もロクに摂れず、愛犬の散歩だけは朝晩行って、

その他はずっと日がな一日 ベッドでふて寝。

浮上するまで丸三日かかりました。

なんか…

ふて寝に疲れて這い出してきたんですよね、確か。

まとめ

「落ち込みすぎやろ」って感じですが、私にはどうすることもできませんでした。

どうしてもその3日間は浮上することができなかったんです。

でもそれはそれでよかったと思っています。

死ぬほど落ち込んだので、それ以上落ち込みようもなく、その後は開き直ってヤケクソ気味に不妊治療に臨みました。

「あかんかったらあかんかった時じゃーい!」
「もー破産でもなんでもしたれーい!」

そう思って挑みました!(ガッツポーズ)

結果その心の余裕(?)が奏功したのかどうか分かりませんが、その後の胚移植は2回とも1発成功。

3日間ふて寝するような事態になることはありませんでした。

「頑張らないと!」
「このくらいで落ち込んでいられない!」

と気負うよりは、いっぺん死ぬほど落ち込んで何もかも放棄してみたら、勝手に浮上できるのでは、

思ったお話でした。

投げだす人

それーい、放棄放棄~

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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