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【ヘイトフル・エイト】つまらないじゃないの!どしたのタランティーノ!

ミステリー・サスペンス
©The Hateful Eight/ヘイトフル・エイトより引用
映画の概要と注意事項

2015年/アメリカ/監督:クエンティン・タランティーノ/出演:サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン/第88回アカデミー作曲賞受賞

注※このブログは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

山小屋での8人

©The Hateful Eight/ヘイトフル・エイトより引用

クエンティン・タランティーノ(以下、タラちゃん)がメガホンを取った8作目の映画。

作品内にこっそりマニアックな謎かけをぶっこんできたりするタラちゃんにしては分かりやすく、タイトルに「8(エイト)」が入っとります。

 

タラちゃん監督作は一時期ハマってすべて観ましたが、正直この映画は【ジャッキー・ブラウン】の次につまらなかったです。

だからあ~。当たりはずれが激しいんだってタラちゃんはあ~。

もっと、【レザボア・ドッグス】【パルプ・フィクション】なんかは、初見の時「何この映画!」ってすごい衝撃がありましたけどね。ちょっとタラちゃんメソッドに飽きているのかも知れません。

 

ちなみに一番好きなのは【トゥルー・ロマンス】(脚本ですけど。タラちゃん色が濃い)。

 

【ヘイトフル・エイト】です。

 

 

映画【ヘイトフル・エイト】のあらすじザックリ

南北戦争終結から数年。レッドロックの町への道で立ち往生してしまった黒人の賞金稼ぎで元北軍少佐のマーキス・ウォーレンは、通りかかった駅馬車に乗せてもらう。駅馬車にはすでに「首吊り人」と呼ばれる賞金稼ぎジョン・ルースと、1万ドルの賞金首デイジー・ドメルグが乗車していた。

 

 

曲者ばかりが集まった雪深い山小屋での密室劇

一面雪景色の山中を走る駅馬車の中に賞金稼ぎが二人。

 

一人は白人で生きたまま賞金首を連行することで知られる「首吊り人」のジョン・ルース(カート・ラッセル)。

ジョンはデイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)という1万ドルの賞金首と手錠で繋がっています。

ジョン・ルース

©The Hateful Eight/ヘイトフル・エイトより引用

もう一人の黒人は3つの賞金首の遺体を運ぶ南北戦争時の元北軍騎兵隊少佐マーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)。

マーキス・ウォーレン

©The Hateful Eight/ヘイトフル・エイトより引用

現在乗客は三人と御者が一人。馬車の屋根に死体が3つ。

 

さらにその道中、彼らは同じレッドロックという町を目指し吹雪で立ち往生しているクリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンズ)を拾うハメになります。

 

ホントに序盤のこの辺り。

静かな道中で乗客たちが交わす会話はタラちゃん独特の「意味のない会話」なんだと思って適当に観てたらしっぺ返しくらうんでご注意。

結構意味あります。

普通の映画みたいです。普通の映画てなんやねん。

 

リンカーンの手紙は結局偽物だったの?

マーキスが肌身離さず大事に持っているのは「リンカーンからの手紙」

南北戦争時北軍騎兵隊として戦ったマーキスはリンカーンから感謝され、欠かさず文通する仲になったんだそうな。

 

ジョンはその手紙を見せてもらってはまるで経典のごとく有難がりますが、実はこの手紙はマーキスの自作自演であったことを後に本人があかします。

南北戦争に勝利したとは言え白人社会を黒人が渡っていくにはこんな造説も必要なのだと。

デイジーとマーキスの間に立つクリス

©The Hateful Eight/ヘイトフル・エイトより引用

中盤で完璧に種明かしされているにも関わらず意味深にラストまで絡んでくるこの手紙。

朱縫shuhou
作り話だった、で…

いいんだよねえ…?

もしかして何か見逃しているような、その裏の裏をかいて実は正真正銘リンカーンからの手紙だったってオチが隠されているかのような、なんだかモヤモヤした気分にさせられるんだってば。

 

もしかしてこのリンカーンからの手紙が、「意味のない会話」に代わるタラちゃんの新メソッド、「意味のない小道具」なのかしら…?

 

 

ギャング女ドメルグを演じたジェニファー・ジェイソン・リーがすごい

しょっぱなから目の周りにパンダみたいなアザをつけて首吊り人・ジョンを口汚く罵る姿にほとんどの観客は釘付けになったんじゃないでしょうか?

【ヘイトフル・エイト】の中でもっとも存在感を示したのがデイジー・ドメルグを演じたジェニファー・ジェイソン・リーでしょう。

血だらけでも高笑いするジェニファー・ジェイソン・リー

©The Hateful Eight/ヘイトフル・エイトより引用

いらんこと言ってジョンに殴られては大声で叫んでますけど、その数分後にはケロっとしてる。

なんやったら自分の鼻血でさえも美味しそうに舌なめずり。

目の前で飛び散った弟の肉片が顔面に降りかかっても正気を保って高笑いする姿は狂気も恐怖も通り越して、もうコメディ。

 

しかしやっぱりパターンなんですよね。

デイジーの弟が現れてからの展開は読めてしまうと言いましょうか…。

朱縫shuhou
…ふう~。

今日も「タラちゃんの映画」観たわあ~。

って感想しか残らないと言いましょうか…。

 

こうなったらいっそ、残虐描写も「意味のない会話」も一切ない作品を撮ってみてくれたらどうやろう?

 

 

映画【ヘイトフル・エイト】の感想一言

朱縫shuhou
監督作が10本に達したらもう映画は撮らないと明言してるタラちゃん。

残りの2本に期待しましょう。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

【ヘイトフル・エイト】を観たくなったら

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「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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