映画【アラフォー女子のベイビー・プラン】あらすじと観た感想

2010年/アメリカ/監督:ジョシュ・ゴードン、ウィル・スペック/出演:ジェイソン・ベイトマン、ジェニファー・アニストン、トーマス・ロビンソン、パトリック・ウィルソン、ジュリエット・ルイス、ジェフ・ゴールドブラム

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

焦って妊娠しようとする女子
©The Switch/アラフォー女子のベイビー・プランより引用

邦題にイラつくパターンの映画です。

【アラフォー女子のベイビー・プラン】て!

絶対中年のおっさんが考えたやろコレ。

 

原題は「切り替える・取り換える・交換する」って意味の【The Swich】。

絶大な人気を誇った海外ドラマ【フレンズ】のレイチェル役で有名なジェニファー・アニストンが妊娠を焦るアラフォー女子として出演してます。

しかし海外ドラマを観ない私の中でジェニファー・アニストンはレイチェルよりもむしろ「ブラピの元嫁」。

 

アンジェリーナ・ジョリーも2016年に同じ称号を手にしましたが、彼女は「ブラピの元嫁」の肩書以外にも代表作や慈善活動でも有名なんで「ブラピの元嫁」というよりはそのまんま「アンジェリーナ・ジョリー」。

 

ジェニファー・アニストンはいつまで経っても「レイチェル」か…「ブラピの元嫁」。個人的見解

 

綺麗な人だけどね。

「ブラピの元嫁」。

 

 

 

映画【アラフォー女子のベイビープラン】のあらすじザックリ

密かに想いを寄せる親友のキャシーが精子提供を受けて子供を作ると言い出したことに動揺を隠せないウォーリー。精子提供を受けるその日、キャシーが開催した“妊娠パーティ”に参加したウォーリーは酩酊状態となり、容器に入れられていた精子を自分のものと入れ替えてしまう。

 

 

映画【アラフォー女子のベイビープラン】の主人公は?

邦題がおかしい上に私も冒頭でジェニファー・アニストンに触れてしまったんでアレなんですけど、本作の主人公はジェニファー・アニストン扮するキャシーではありません。

そのキャシーに密かに想いを寄せる親友のウォーリー(ジェイソン・ベイトマン)です。

ジェイソン・ベイトマン
©The Switch/アラフォー女子のベイビー・プランより引用

どうやら昔付き合ってて、6年前に別れて以来の親友みたい。

お似合いやからより戻せばええのに、子供が欲しいキャシーの選択肢に「ウォーリーとの復縁」はないようで、行動力が服着て歩いてるようなキャシーは精子提供を受けることに決めます。

 

人工授精の方法についてはキャシーの親友デビー(ジュリエット・ルイス)が“妊娠パーティー”(人工授精当日に景気付けにキャシーが開いたパーティー)でウォーリーに説明してます。

デビー
このでっかいスポイトでキャシーに提供者の精子を注入するワケ!

パーティーで出会った精子提供者ローランド(パトリック・ウィルソン)がイケメンであったこともウォーリーをイラつかせ、デビーにもらったクスリと酒でベッロベロになったウォーリーは、トイレに置いてあった「ローランド」と名前の書かれた精子入りの容器の中身を自分の精子と入れ替えちゃいます。

精子で遊ぶウォーリー
©The Switch/アラフォー女子のベイビー・プランより引用

ふっふ。

もう下品で最高。

 

妊娠→出産→乳児期は重要ではない

キャシーは無事妊娠。

人工授精どころか体外受精の最上級・顕微授精まで行っちゃった私としてはこんなにあっさり妊娠できるなんて羨ましい限りでしたが、この映画においてはここら辺は重要ではなく、妊娠と同時に親元に引っ越したキャシーが再びウォーリーの前に姿を現したのはなんと7年後

産まれた子供セバスチャン(トーマス・ロビンソン)も、いきなり6歳になっちゃってます。

ウォーリーとセバスチャン
©The Switch/アラフォー女子のベイビー・プランより引用

 

 

映画【アラフォー女子のベイビープラン】のなぜか泣けるポイント

出会ったばかりのセバスチャンにただならぬ「何か」を感じるウォーリー。

ウォーリーとセバスチャン
©The Switch/アラフォー女子のベイビー・プランより引用

セバスチャンが考えてることが手に取るように理解できることを不審に思ったウォーリーが必死に記憶の糸を辿った結果、7年前の“妊娠パーティー”での愚行が明らかになります。

失うのか分かってもらえるのかー…ウォーリーは真実を告げようとしますがその頃キャシーは本来の精子提供者であったローランドと付き合っていて中々実現しません。

朱縫shuhou

ありがちなストーリーやね~…

ちょっと退屈してきた~。

と私が少々ダレてきたところで、ウォーリーが過去の真実とキャシーへの愛を告白。

愛を告白するウォーリー
©The Switch/アラフォー女子のベイビー・プランより引用

さっきまでダレていたというのに、なぜかここで泣けます。

ジェイソン・ベイトマンの演技力ですかね?

もうだいぶん前からオチなんて見えてるのに、泣けてくるんです。

 

この少し前のウォーリーとセバスチャンの写真立てのエピソードも素敵だったし、邦題の「アラフォー女子」であるキャシーに着目するのではなく、精神病んでる不器用な男ウォーリーと彼に瓜二つのセバスチャンの物語だと思った方が良い映画に感じられると思います。

 

無駄に豪華な同性の親友たち

主人公カップルにちょいちょい絡んでええ味出してくれるのは、キャシーの親友のデビー役のジュリエット・ルイスと、ウォーリーの上司兼親友のレナード役ジェフ・ゴールドブラム

ジェフ・ゴールドブラム
©The Switch/アラフォー女子のベイビー・プランより引用

どっちも無駄に存在感ありすぎ。

デビーはウォーリーに面と向かってしょっちゅう「目の前から消えてくれ」とか酷いこと言われてるし、レナードなんて情緒不安定なウォーリーに朝の3時や4時に愚痴聞かされるためだけに叩き起こされたりしてるのに、友達でいてくれてます。

よっぽど他に友達がおられんか、ウォーリーに魅力があるんやな。

 

二人の恋路を見守る彼らとの掛け合いも楽しみましょう。

 

 

映画【アラフォー女子のベイビープラン】の感想一言

朱縫shuhou

セバスチャンが成長した時、父親がトイレで射精してコッソリ入れ替えた精子から自分が生まれたことを知ったら、どんな風に思うんでしょうね……。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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