【カヴァルケード】

映画【カヴァルケード(大帝国行進曲)】あらすじと観た感想

【カヴァルケード】

1933年/アメリカ/監督:フランク・ロイド/出演:ダイアナ・ウィンヤード、クライヴ・ブルック、フランク・ロートン、ウルスラ・ジーンズ/第6回アカデミー作品・監督・室内装置賞受賞

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

平和だったマリヨット家
©Cavalcade/カヴァルケード(大帝国行進曲)より引用

なかなか手に入らず探して探してやっと観賞できた映画でしたが、全然おもろなかったです。

もう言いきってしまいますけど。

 

道理でどこを探しても見つからないはずやわ。おもんないからか。まあそんなこともあるわいな人生。

 

第6回アカデミー最優秀作品賞受賞映画、【カヴァルケード(大帝国行進曲)】です。

 

 

映画【カヴァルケード(大帝国行進曲)】のあらすじザックリ

1899年、20世紀の直前の大晦日の夜から、1932年大晦日の夜までを大英帝国(イギリス)とともに「カヴァルケード」(「大行進」)していく、ロンドンのある家族の物語。各時代の世相や事件、流行がロバートと妻ジェーンのマリヨット家の歩みに重ねあわされる。

 

 

イギリス上流階級のマリヨット家の30年に密着した作品

歴史のうねりの中である家族の幸福と悲劇を

妻であり母である女性の目を通し描かれた物語である。

出典:【カヴァルケード(大帝国行進曲)】字幕

映画冒頭の字幕です、ええ。

「妻であり母である女性が主人公」
朱縫shuhou

…ほうほう、共感共感。

共感できそうな人物がどんな風に活躍する映画なのかとワクワクしながら観てましたらば、この妻であり母である主人公ジェーン・マリヨット(ダイアナ・ウィンヤード)は、単に最後まで生き残っただけであって、それほど物語の軸になる人物ではありませんでした。

と言うかそもそも【カヴァルケード(大帝国行進曲)】に「軸になる人物」は皆無です。

群像劇のように複数の物語が効果的に描かれているわけでもなく、淡々と1899年大晦日から1932年の大晦日までの33年間が描かれます。

 

ロマンスとかドラマもそりゃあるにはあるんですけど…それぞれの事件がバラバラバラバラとあちらこちらでくすぶってる感じ。

 

歴史的事件が盛り込まれている

1900年からの32年間に起こった歴史的事件(ヴィクトリア女王の崩御ボーア戦争第一次世界大戦勃発など)を絡めながら物語が展開していくのですが、私に理解できたのは第一次世界大戦とタイタニック号の沈没のみ。

マリヨット家の長男エドワードが豪華客船で新婚旅行中、新妻とデッキで愛を語り合った後映し出される「TITANIC」の文字を見た時だけ、意味が分かってちょっと嬉しかったです。

【カヴァルケード】
©Cavalcade/カヴァルケード(大帝国行進曲)より引用

 

 

カメラに向かって一言

1899年の大晦日にはイタズラ盛りの2人の子供がいて騒々しかったマリヨット家。しかし33年後の大晦日には、夫婦二人きりとなっていました。

長男エドワードは新婚旅行の時の客船沈没事故により死去、次男ジョーイ(フランク・ロートン)は第一次世界大戦で戦死してしまうのです。

 

ジョーイの恋人で歌手のファニー(ウルスラ・ジーンズ)が歌う哀しげな歌にのせて、ラストは年老いたマリヨット夫妻がなんと、カメラに向かって語りかけてきます。

語りかけるマリヨット夫妻
©Cavalcade/カヴァルケード(大帝国行進曲)より引用

うわびっくりした。【アニー・ホール】ウディ・アレンに話しかけられた時くらいびっくりした。オトンめっちゃガンくれてるし。

 

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映画【カヴァルケード(大帝国行進曲)】の感想一言

朱縫shuhou

あかんなこの映画。

無学で不識な私には理解できない作品でした。悪しからず。

 

>> 翌年(第7回)のアカデミー最優秀作品賞はこれ!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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