1984年/アメリカ/監督:マーティン・ブレスト/出演:エディ・マーフィ、ジャッジ・ラインホルド、ジョン・アシュトン、リサ・アイルバッハー、ロニー・コックス、スティーヴン・バーコフ、ジェームズ・ルッソ
注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!
バナナ(3本)を車のマフラーに突っ込んだまま発進しようとしたらどうなるか知ってます?
バフン!バフン!バフン!ってなってバナナを取り除かない限り発進させることはできません。無理矢理運転したりしたらエンコするんで注意してくださいね。
いえ、実際にバナナを突っ込んで立証してみたワケではありません。
アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)がやってんの見てただけです。
何か分からんけどこのバナナのシーンめっちゃ覚えてたわ。
映画【ビバリーヒルズ・コップ】のあらすじザックリ
テーマ曲「Axel F」がヤバイ映画
数年前、とあるネット記事を読んでびっくらこいたことがあります。
記事の内容は、10代の若者が“シュワちゃん”を知らないと言うもの。アメリカだったか日本だったかは忘れた。
その記事を読んだ当時はまだ【ターミネーター:ニューフェイト】も公開されていませんでしたから、“シュワちゃん”ことアーノルド・シュワルツェネッガーの代名詞である「ターミネーターシリーズ」が再び脚光を浴びるよりもずっと前のことではありますが、シュワちゃんやシルヴェスター・スタローンの映画を観て育った世代としては目玉が飛び出すくらいびっくらこいたものです。
1984年/アメリカ/監督:ジェームズ・キャメロン/出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気[…]
1991年/アメリカ/監督:ジェームズ・キャメロン/出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリック、ジョー・モートン、マイケル・ビーン/第64回アカデミー音響編集・録音・メ[…]
まあ10代の若者っつったら私からすれば子供と言ってもおかしくない年代ですから、うちのオカンの大好きな西郷輝彦を娘の私が知らなかったのと同じような感覚ですよねきっと。
どうしてこんな話をしているのかと言いますと、久しぶりに自宅で【ビバリーヒルズ・コップ】を鑑賞しながら、もしかしたら80年代にそのマシンガントークでハリウッドを席巻していたエディ・マーフィも、彼の最大の当たり役である“アクセル・フォーリー”も、シュワちゃんやスライと同じように知らない世代が増えているのかなあ~なんて感傷的な気分になったからであります。
ご存知ですか?エディ・マーフィ。
アメリカのバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」出身のコメディアンです。
ニック・ノルティとコンビを組んだ【48時間】で映画デビューしてからと言うもの、「ビバリーヒルズ・コップシリーズ」や【星の王子 ニューヨークへ行く】など、出る映画出る映画軒並み大ヒットするスター俳優だったんですよ?
近年パッとしないもんね。
ビヨンセと共演した2006年の【ドリームガールズ】以来エディ・マーフィの映画観てないわ。余計なお世話だけど【ドリームガールズ】の時のエディは、演技は評価されてるけど(ゴールデングローブ賞獲ってる)往年のファンにはあまり受けなかったと思う。
当時はテーマ曲の「Axel F」聴いただけでテンション上がったもんです。
♪テーテーテーテテッテッテッ テーテーテーテテッテッテッ テテテテテーテテーテーテー(絶対伝わらないのに書いてみる)。
ガラリと変わる目つき…緩急が良い
ある晩、腕は立つけど面倒事ばかり起こすデトロイト市警刑事アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)が自宅に帰ると、悪ガキ仲間だったマイキー(ジェームズ・ルッソ)が待っていました。再会を喜び盛大に祝杯をあげる2人でしたが、ハイテンションで出ドコロのよく分からない無記名債権の束を持っていたマイキーは、その晩何者かに殺されてしまいます。
事件の捜査を担当させてもらえないと知ったアクセルは休暇を取り、マイキーが暮らしていたビバリーヒルズへ単身乗り込み捜査を開始。
マイキーの死は単なるチンピラの小競り合いではなくプロ組織による見せしめだったことを突き止めたアクセルは、地元ビバリーヒルズの刑事らも抱き込んで組織に挑むわけです。
さっきまでケタケタ笑っていたのにひとたび犯罪の匂いがするや鋭く輝くアクセルの眼光がカッコいい。
アクセルだけじゃなく、アクセルのよき理解者となるビバリーヒルズ警察のタガート巡査部長(ジョン・アシュトン)とビリー・ローズウッド刑事(ジャッジ・ラインホルド)のコンビもただのお笑い担当で終わらずちゃんと見せ場が用意されていて、ジェットコースターみたいに緩急を楽しむことができる映画です。
最終決戦における「なぜか敵のマシンガンは全然味方に当たらないのに味方の拳銃の一発だけは敵に命中する不思議」はハリウッド(特にポリス・アクション)ではそう珍しいことでもないのでスルーしておきましょう。
映画【ビバリーヒルズ・コップ】の感想一言
【ビバリーヒルズ・コップ】は【ビバリーヒルズ・コップ2】、【ビバリーヒルズ・コップ3】と、3作目まで製作されています。
今回再視聴したのはシリーズでもっとも興行収入の高かった1作目だけなんですけど、何となく2作目の方が面白かった記憶があります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そんなあなたが大好きです。