ジョーズから見た美味しそうな人間

1975年/アメリカ/監督:スティーブン・スピルバーグ/出演:ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー、マーレイ・ハミルトン/第48回アカデミー作曲・音響・編集賞受賞

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

 

おっさん3人でサメ退治
©Jaws/ジョーズより引用

先日保育園の先生が、サメ(といってもデフォルメされててだいぶ可愛い)が飛び出してくる絵本をめくる時に、

先生

デーデンッ♪…

デーデンッ♪…

と「【ジョーズ】のテーマ」で盛り上げたら、うちの子供を含めた幼児全員号泣したそうです。

 

公開から50年近く経った現在でも、ムクムクと腹の底から恐怖感を湧き上がらせすぐさまこの場を逃げ出したくなるような負の感情を煽り立てる名曲の威力は絶大。

しかし本編よりテーマ曲の方が有名になってしまって一人歩きしてますよね完全に。

【ジョーズ】です。

 

 

 

映画【ジョーズ】のあらすじザックリ

シーズンともなれば海水浴客であふれるアミティ島の海岸に若い女性の死体が打ち上げられた。鮫の襲撃だと認識した島の警察署長ブロディはビーチを遊泳禁止にしようとするが、観光客による島の利益を優先する市長達によって阻まれ、第2の犠牲者を生んでしまう。

 

 

【ジョーズ】ってどんなストーリーか知ってますか?

ホントそう。

テーマ曲とホオジロザメの凶暴性(ホンマはそんなに人間を襲うこともないみたい)ばっかりが有名になっちゃって、【ジョーズ】自体をちゃんと観たことない人って実は多いのかも。

良いことなんだか悪いことなんだか。

 

ただ単に「人間がサメに喰われる映画やろ?」って思ってませんか?

面白いよ。

 

25年間殺人が起こってないほど平和な海に囲まれた田舎町アミティの海岸に、女性の遺体が上がったことから物語は始まります。

「やっぱり喰われてるやんけ」って?

いやまあそうなんですけども。

 

キャラもストーリーもちゃんと立ってる

連絡を受けて遺体を見に来たのは、最近赴任したばかりのブロディ警察署長(ロイ・シャイダー)。

もともとはニューヨーク市警の刑事でしたが、毎日殺人や犯罪が横行する大都会に嫌気がさし、カナヅチのくせに海に囲まれた平和なアミティ島へ転任してきたはずでした。

 

ブロディ署長は、検死の結果女性の死因が「サメの襲撃」と判断されたことを受け、ビーチを遊泳禁止にしようとしますが、市長を始め町の有力者たちに阻まれます。

偉い人達

遊泳禁止?

アホか自分。

 

これから海水浴シーズンで1年で一番町が潤う時やっちゅーのに。

渦ができたか、船のスクリューに巻き込まれたんやって。サメなんかおれへんおれへん。

市長を始めとする町の権力者たち
©Jaws/ジョーズより引用

こういった感じの「権力者」とかってホント、スティーブン・スピルバーグ監督が好きそうなキャラクターですよね。無条件に悪い奴。他の映画でも同じようなの観てる気がするわ。デジャヴ。

 

成す術もないブロディ署長の元に、海洋協会のサメの専門家フーパー(リチャード・ドレイファス)がやってきます。

フーパーが海洋協会から派遣されてくる
©Jaws/ジョーズより引用

最新機器を駆使して研究室で海洋研究をしているフーパー、プラス、昔ながらの船と手法でサメと戦ってきたサメ退治のスペシャリスト、クイント(ロバート・ショウ)を金で雇い、海嫌いのブロディ署長はおっかなびっくりサメ退治のため大海原へ漕ぎ出すのです。

 

後半は男の意地とロマンが詰まってる

【ジョーズ】といえばビーチに突如スイスイと泳ぐサメの角(あれ何て言うの?あの背中の▲の出っ張り)が現れて、

誰ぞ

キャーーッ!!

サメよーー!!

って誰かが叫んで群衆がパニックになるって印象ですけど、後半はガラリと様相が変わります。

 

戦争を経験したクイントが「サメに喰われかけたぜ体験談」を語ったり、フーパーが頑丈な檻や致命傷を与える毒薬を披露したり、海嫌いのブロディ署長が決死の覚悟で巨大サメに挑む姿が描かれるなど、勇気ある3人のおっさんVSサメの格闘がクローズアップされるんです。

そのボート大丈夫か?大海原へ3人で。
©Jaws/ジョーズより引用

この辺りは【老人と海】を彷彿とさせます。

あれ相手カジキやけどさ。

「巨大魚に小舟で挑む人間」という構図の原点は【老人と海】にあるような。

 

 

つぶらな瞳は見えない方が良かったかも

ところでこの全部で5人も人間喰っちゃうジョーズ君、初登場の場面ではもちろん姿は見えず、水中で足をかまれた人間が水上でもがく姿が不気味に映し出される訳です。

次に出てくるのはもっとも有名な背中の▲を水上に突き出してビーチを遊泳する場面。ジョーズ君は▲だけで人々をパニックに陥れます。

 

続いてボートで浮かぶ青年を襲った時には、足にかぶりつこうと大きな口を開けて近付いてくる影となって現れます。

食らいつこうとしてるジョーズ君
©Jaws/ジョーズより引用

ぎえーっ!!!

後ろっ後ろっ!足喰われるっ! 

朱縫shuhou
朱縫shuhou

そして最終戦でついにその全貌が明らかとなります。

サメの専門家であるフーパーやクイントによると「8mはある」とのこと。

ぎゃー!

8メートルて~!!

メガロドン~!

でけー!

丸飲みされるーっ!

朱縫shuhou
朱縫shuhou
©Jaws/ジョーズより引用

…って

あれ?

なんか見えてしまうと結構可愛くない?

意外とつぶらな瞳とか?

グレーの部分なんかもうペンキ感すごい。

 

ちょっとここはあれかも。背中の▲だけかもしくは行っても影くらいで終わっといた方が良かったかも。

参考 メガロドン=推測13~20mの巨体を持つ史上最強・最大の肉食サメ。150万年前に絶滅したと考えられている。

 

顎だよ顎~

ちなみに、「JAWS」はサメって意味じゃないの知ってました?昔ずっと「JAWS」は「SHARK」の別名やと思てましたよ私…。

実はただの「顎(jaw)」の複数系

ホオジロザメの上下の顎にニョキニョキと生えてる鋭い牙に主眼を置いたタイトルなんですな。

 

 

映画【ジョーズ】の感想一言

朱縫shuhou
朱縫shuhou

続編の【ジョーズ2】では3年後のアミティにまたもや巨大サメが現れます。

…どんなけサメが出やすい海なんや…。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

ジョーズから見た美味しそうな人間
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