【大陸横断超特急】ジーン・ワイルダー

映画【大陸横断超特急】あらすじと観た感想。ジーン・ワイルダー台無し

1976年/アメリカ/監督:アーサー・ヒラー/出演:ジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、リチャード・プライヤー、パトリック・マクグーハン、ネッド・ビーティ、クリフトン・ジェームズ、レイ・ウォルストン、スキャットマン・クローザース

注※このサイトは映画のネタバレしようがしまいが気にせず好きなこと書いてます!未視聴の方はご注意ください!

【大陸横断超特急】ジーン・ワイルダー
©Silver Streak/大陸横断超特急より引用

好きなんですよジーン・ワイルダー

どっかの記事にも書きましたけど、この人を現代の日本の俳優に例えるなら大泉洋です。

どこら辺が大泉洋なのかと言いますと、芸人(コメディアン)でもなんでもないくせにめちゃくちゃ面白いってとこ。

ジーン・ワイルダーも普通の俳優なんですよ。職業=俳優。演技も上手ですし個性もあります。舞台も踏んでます。

 

彼(ら)はそれに加えて無駄に(「無駄に」て)おもろい

 

ジーン・ワイルダー出演作で一番好きなのは【ブレージングサドル】ですかね。コメディアンのゼロ・モステルと共演した【プロデューサーズ】も腹抱えて笑いました。

映画デビュー作の【俺たちに明日はない】からすでに存在感放っていた人です。

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私的にジーン・ワイルダー出演作ですべってる映画はなかったんです。

本日の映画を観るまでは。

 

ジーン・ワイルダーをまったく活かせてないしょうもない映画、【大陸横断超特急】です。

 

映画【大陸横断超特急】のあらすじザックリ

ロサンゼルス発シカゴ行きの豪華旅客列車シルバー・ストリーク号に乗り込んだ出版業者ジョージ・コールドウェルは、ヒリーという女性と知り合い一夜を共にした時、窓の外に頭部を撃たれた乗客が落下する場面を目撃する。翌日、ジョージは落下した乗客の客室を訪れるが、そこにいた見知らぬ男に列車から放り出されてしまう。

ジーン・ワイルダーを無駄に使っている贅沢な映画

ロサンゼルスからシカゴまでを2日半かけて横断する客室列車シルバー・ストリーク号。

飛行機が苦手な出版社勤務のバツイチ男、ジョージ・コールドウェル(ジーン・ワイルダー)は、この列車の隣の客室に泊まっていた秘書の女性ヒリー(ジル・クレイバーグ)とねんごろになり、嘘のような恋に落ちます。

【大陸横断超特急】ジーン・ワイルダー
©Silver Streak/大陸横断超特急より引用

客室のベッドでヒリーを口説いていたまさにその時(口説いていたのか誘惑されていたのかは微妙なところ)、ヒリーの肩越しに見える列車の窓に突然、脳天を撃ち抜かれ流血したおっさんが逆さ向けにごろんと姿を現します。

二度見した時にはすでにおっさんの姿はなかったものの、額に弾痕があったおっさんは明らかに死んでいたはず。

走行中のシルバー・ストリーク号の中で殺人事件が起こったのです。

【大陸横断超特急】ジーン・ワイルダー
©Silver Streak/大陸横断超特急より引用

しかも殺されたおっさんはヒリーのボス、シュライナー教授(ステファン・ギーラシュ)であったことがのちに判明。

 

シュライナー教授の秘密を知るヒリーも何者かに狙われていると直感したジョージは、彼女を守るために犯人捜しに乗り出します。

唯一笑えたエピソード

キワキワのとこはさすがに吹き替えでしょうけど、ジーン・ワイルダーもらしくなく・・・・・まあまあのアクションってみたりするんですけどねえ。

【大陸横断超特急】ジーン・ワイルダー
©Silver Streak/大陸横断超特急より引用

まあ~おもろないんですよこれが。

アクションがどうとかもっと体張れやとか、そういうことじゃないんですよね。単に面白くないんです。キャストも脚本もテンポも良くない。

 

唯一笑ったこと覚えてるのは中盤に一回だけ。

 

たったひとりで犯人捜しを進める中で、ジョージはコソ泥のグローヴァー(リチャード・プライヤー)という協力者を得ます。

犯人たちの策略により、ジョージは殺人事件の犯人に仕立て上げられ列車から突き落とされてしまいます。シルバー・ストリーク号に追いつこうにも“ジョージ・コールドウェル”の姿のままでは検問を抜けることもできません。

そこでグローヴァーがひらめいた怪しい変装。

【大陸横断超特急】ジーン・ワイルダー
©Silver Streak/大陸横断超特急より引用

顔面に靴墨塗って黒人に化ける。

“靴墨塗って黒人に扮する”と言えば、あれですよ。映画好きのあなたならお分かりですよね?

そうです、アル・ジョルスンです。

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心の中で「アル・ジョルスンやん!」ってツッコミながら観ていたと同じタイミングで、顔を真っ黒に塗られたジョージに対してグローヴァーが「お前まるでアル・ジョルスンやな!」ってツッコんでくれまして、ここで唯一笑いましたかね。

【大陸横断超特急】ジーン・ワイルダー
©Silver Streak/大陸横断超特急より引用

唯一ね。

映画【大陸横断超特急】の感想一言

朱縫shuhou

朱縫shuhou

ジーン・ワイルダーの映画をご覧になったことがない方、最初に【大陸横断超特急】を観るのだけは止めたほうがいいですよ。
【大陸横断超特急】のジーン・ワイルダーを「これがジーン・ワイルダー!」と刷り込んでしまうととってももったいないですから。
 
差し当たって冒頭に私が挙げた作品の中からお選びになれば間違いないと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

そんなあなたが大好きです。

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朱縫shuhou 天衣無縫に映画をつづっている人

朱縫shuhou

「天衣無縫」と「温故知新」を信条として、主に古い洋画を好む映画好き。様々な映画を観たいのにホラーだけは怖くて観られない可哀相な初老。

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